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《全文無料》【マリーンズ略史 92~05/-70- 1998年NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録】

(写真 1998年の助っ人、左からフリオ・フランコ、マーク・キャリオン、ジョー・クロフォード)


(70)1998年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録

 NPB記録となる18連敗を喫したシーズンは、他にも小さな記録をいくつか記録している。今回は1998年の記録集を。

 【1998(平成10)年 これまでの掲載出来事】

(8)《有料・冒頭試読》『18連敗「七夕の悪夢」もチーム力は向上気配』
(20)《全文無料》なぜ18連敗を喫したのか?
(22)《全文無料》ユニホーム応援が広がったのはロッテから
(33)《全文無料》黒木2冠と小坂の盗塁王騒動

 【1試合に4人の外国人選手が登場】※リーグ初

 1998年シーズンから外国人選手の登録、出場規定が変更となり、ベンチ入り出来るのは前年の3人から投打各2人の計4人となった。
 ロッテは4月11日の西武2回戦(千葉マリン)でスタメンに4番・フランコ、5番・キャリオン、先発・クロフォードの3選手が出場。7回からクロフォードに代わりデービソンがマウンドに上がり、1試合に4外国人が出場したリーグ初のケースとなった。なお、セ・リーグでは4月5日に阪神が4人を出場させている。

 【リーグ2番目の長時間試合】

 5月2日の西武5回戦(西武D)は午後1時1分に試合開始。7-7で延長に突入し、10回裏に西武にサヨナラ負けを喫したが、試合が終了したのは午後6時13分だった。試合時間は5時間12分だったが、リーグ記録の1969年10月10日の近鉄-ロッテ戦(ダブルヘッダーの第1試合)の5時間15分に次ぐ、リーグ2番目の長時間試合となった。

《現在》NPB最長試合は1992年9月11日の阪神対ヤクルトの6時間26分(延長15回)。リーグ最長は2013年9月4日の日本ハムーソフトバンク戦の6時間1分(延長12回)。

 【イニング5投手起用】※NPBタイ記録

 6月9日の近鉄7回戦(千葉マリン)の8回表、3-1とリードした場面で2番手として竹清剛治、3番手として園川一美、4番手として小島弘務、5番手として藤田宗一、6番手として吉田篤史と5投手が登板した。1イニングで5投手の登板は、過去8度(リーグ7度)記録されているNPBタイ記録。球団としては1991年5月10日の日本ハム6回戦(東京D)の7回裏に白武 平沼、今野、永野、阿井と起用して以来2度目。

《現在》以降数球団が記録しているが、現在も5投手が最多記録。

 【日本新の18連敗】※NPB新記録

 6月13日のオリックス12回戦(千葉マリン)から、7月8日のオリックス14回戦(神戸)の19試合で1分を挟んで18連敗を記録。これまでのNPB記録は1936年の大東京、1970年のヤクルトの16連敗。リーグ記録は1955年の大映、1969年の南海、1978年のロッテの15連敗だった。

※18連敗の詳細は『(20)なぜ18連敗を喫したのか?(1998年)』から。
https://note.com/orions_marines/n/nb5edd5fb65ec

 【両チーム併殺打、立川3併殺打】※NPB、リーグタイ記録

 18連敗目をストップした7月9日のオリックス14回戦(神戸)で2つの併殺打記録が生まれた。ロッテは5併殺打、オリックス2併殺打を記録し、両チーム合わせて7併殺打のリーグ5度目のタイ記録を記録した。
 また、8番に入った立川隆史は3回、5回、6回と3打席で併殺打。1試合3併殺打はNPB27度目、リーグ13度目のタイ記録。

《現在》以降、NPBでは8度、リーグでは3度記録されている。

 【イニング4者連続二塁打】※NPB、リーグタイ記録

 7月28日のダイエー16回戦の6回、3番・フランコ→4番・→5番→6番・福浦と打者4人が連続二塁打を放ったが、イニング4者連続二塁打は、1960年の近鉄、1963年の大毎(2番・田宮→3番・葛城→4番・榎本→5番・山内)に並ぶリーグタイ記録、球団史上2度目の記録。4打数としては、1984年の南海(1犠打1四球を挟む)、1991年の日本ハム(1犠打を挟む)がある。4打数連続二塁打の日本記録は1983年の広島が記録。4者連続としてはNPBタイ記録。

《現在》1986年に広島が5者連続二塁打を記録し日本記録は更新されたが現在もリーグ記録。1999年以降5球団(打数は6球団)が記録。球団記録としては、2003年9月30日にも4番・堀→5番・フェルナンデス→6番・佐藤→7番・サブローでも記録している。

 【二転、三転・・・七転ゲーム】※NPB初

 8月14日の近鉄18回戦(大阪D)が延長11回の末、NPB史上初の珍事となる形勢が7度入れ替わる「形勢七転」ゲームとなった。

ロッテ 121 100 201 12 = 11
近 鉄 303 000 020 10 =  9
(1)1回表…1-0とロッテが先制
(2)1回裏…1-3と近鉄が逆転
(3)3回表…4-3とロッテが逆転
(4)3回裏…6-4と近鉄が逆転
(5)7回表…7-6とロッテが逆転
(6)8回裏…7-8と近鉄が逆転
(7)10回表…11-9とロッテが勝ち越し

《現在》以降、1999年4月29日の日本ハム-ダイエー戦、2004年9月23日の横浜-巨人戦、そして2023年8月6日の楽天-ロッテ戦と4度記録されているが、ロッテは2度記録。

(次回)⇒《有料・冒頭試読》『(71)日本一支えた左強打捕手・橋本将


----- マリーンズ略史 92~05 INDEX ------

 【年度別出来事編】

【~1991(平成3)年】
(1)《全文無料》『千葉移転前夜』
  (25)《全文無料》 オリオンズ~マリーンズ ファンクラブ略史
【1992(平成4)年】
(2)《全文無料》『千葉移転元年 4月ダッシュも最下位に沈む』
  (42)《全文無料》移転直後の快進撃
  (57)《全文無料》5試合で4完封
【1993(平成5)年】
(3)《有料・冒頭試読》『最下位脱出も大差の5位に低迷』
  (54)《全文無料》1993年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【1994(平成6)年】
(4)《有料・冒頭試読》『八木沢監督休養、2年連続5位に終わる』
  (60)《全文無料》1994年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
1995(平成7)年
(5)《有料・冒頭試読》『球団改革断行、千葉移転後初のAクラス』
  (21)《全文無料》風しん蔓延で主力が消えた14日間
  (45)《全文無料》胴上げ阻止、神戸3連戦
  (68)《全文無料》1995年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【1996(平成8)年】
(6)《有料・冒頭試読》『投手充実も、得点力不足否めず5位低迷』
【1997(平成9)年】
(7)《有料・冒頭試読》『中盤反攻も迫力不足否めず最下位に沈む』
【1998(平成10)年】
(8)《有料・冒頭試読》『18連敗「七夕の悪夢」もチーム力は向上気配』
  (20)《全文無料》なぜ18連敗を喫したのか?
  (22)《全文無料》ユニホーム応援が広がったのはロッテから
  (33)《全文無料》黒木2冠と小坂の盗塁王騒動
  (70)《全文無料》1998年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【1999(平成11)年】
(9)《有料・冒頭試読》18年ぶり「七夕首位」も、連敗喫して4位低迷』
  (18)《有料・冒頭試読》熱く育てた山本監督の5シーズン (1999年~)
  (28)《全文無料》18年ぶり首位「七夕の歓喜」狂騒曲
  (38)《全文無料》前半快進撃支えた「ボーリック神話」(1999年)
  (73)《全文無料》1999年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2000(平成12)年】
(10)《有料・冒頭試読》『4月出遅れ5割届かず5位低迷』
  (52)《全文無料》乱打戦で連夜の日本タイ記録
【2001(平成13)年】
(11)《有料・冒頭試読》『世代交代、福浦首位打者、小林雅パ記録もエース後半離脱』
【2002(平成14)年】
(12)《有料・冒頭試読》『開幕11連敗が響き借金5の4位に終わる』
  (39)《全文無料》あわや、開幕連敗記録に王手
【2003(平成15)年】
(13)《有料・冒頭試読》『終盤に先発安定、9月快進撃も4位で山本監督辞任』
  (47)《全文無料》2003年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2004(平成16)年】
(14)《有料・冒頭試読》『ボビー復帰、新制度プレーオフ進出に0.5ゲーム差』
  (17)《有料・冒頭試読》「ボビーマジック」とは何だったのか(2004年)
  (19)《有料・冒頭試読》巻き込まれた、球界再編騒動
  (65)《全文無料》2004年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
【2005(平成17)年】
(15)《有料・冒頭試読》『プレーオフで逆転優勝、阪神破り31年ぶり日本一』
(16)《全文無料》(付録)『ポストシーズン詳細、二軍合わせて6冠王者成』
  (49)《全文無料》45年ぶりの12連勝(2005年)
  (62)《全文無料》2005年 NPB記録/リーグ記録/球団記録/珍記録
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 【選手編/投 手】

(23)《有料・冒頭試読》チーム支えたエースの苦悶・黒木知宏(1995~2007年在籍)
(26)《有料・冒頭試読》ルーキーからフル回転左腕・藤田宗一(1998年~2007年在籍)
(27)《有料・冒頭試読》低迷期支えたエース、復帰後はリリーフで日本一・小宮山悟(1990年~1999年、2004年~2009年在籍)
(30)《有料・冒頭試読》抑えの切り札への道・小林雅英(1999年~2007年在籍)
(32)《有料・冒頭試読》マリーンズ初タイトル剛腕エース・伊良部秀輝(1988年~1996年在籍)
(35)《有料・冒頭試読》強気なマウンド、マリーンズ初代クローザー・河本育之(1992年~1999年在籍)
(37)《有料・冒頭試読》マリーンズ初の最優秀救援投手から手術へ…・成本年秀(1993年~2000年在籍)
(40)《有料・冒頭試読》7年目のブレーク「サンデー晋吾」(1994年~2013年在籍)
(43)《有料・冒頭試読》先発の柱サブマリン・渡辺俊介 (2001年~2013年在籍)
(44)《有料・冒頭試読》中継ぎ切り札から先発の柱へ・小林宏之(1997年~2010年在籍)
(47)《有料・冒頭試読》絶対的エースの信頼・清水直行 (2000年~2009年在籍)
(50)《有料・冒頭試読》球団創設年以来55年ぶりの快挙・久保康友(2005年~2008年在籍)

 【選手編/打 者】

(24)《有料・冒頭試読》二軍成長記・福浦和也(1994~2019在籍)
(29)《有料・冒頭試読》打線を支え愛された背番号6・初芝清(1989年~2005年在籍)
(31)《有料・冒頭試読》オリオンズ最後の戦士・堀幸一(1989年~2009年在籍)
(34)《有料・冒頭試読》マリーンズ初の新人王、盗塁王・小坂誠(1997年~2005年在籍)
(36)《有料・冒頭試読》「14打席連続出塁」の大記録樹立・南渕時高(1990年~1997年在籍)
(41)《有料・冒頭試読》裏から支えたバイプレーヤー・諸積兼司(1994年~2006年在籍)
(48)《有料・冒頭試読》千葉で途切れた連続記録・愛甲猛 (1981年~1995年在籍)
(51)《有料・冒頭試読》オリオンズ最後のタイトル・平井光親 (1989年~2002年在籍)
(66)《有料・冒頭試読》球団史上最強のスイッチヒッター・西岡剛(2003年~2010年在籍)
(67)《有料・冒頭試読》球団歴代2位、1089試合の強打捕手・里崎智也(1999年~2014年在籍)
(69)《有料・冒頭試読》主軸をつかんだ4年間・今江敏晃(2002年~2015年在籍)
(71)《有料・冒頭試読》日本一支えた左強打捕手・橋本将(1995年~2009年在籍)
(72)《有料・冒頭試読》つなぎの4番の軌跡・サブロー (1995年~2011年、2012年~2016年在籍)

 【選手編/助っ人】

(53)《有料・冒頭試読》中4日のタフネスエース・ネイサン ミンチー(2001年~2004年在籍)
(54)《有料・冒頭試読》「神話」と「ナイト」の勝負強さ・フランク ボーリック(1999年~2002年在籍)
(56)《有料・冒頭試読》安定感抜群の助っ投・エリック ヒルマン(1995年~1996年在籍)
(58)《有料・冒頭試読》 窮地を救ったストッパー ブライアン・ウォーレン(1998年~2000年在籍)
(59)《有料・冒頭試読》「いつか必ずロッテに帰ってくる」の約束果たした フリオ・フランコ(1995年、1998年在籍)
(61)《有料・冒頭試読》勝負強かったハワイアン・ベニー アグバヤニ(2004年~2009年在籍)
(63)《有料・冒頭試読》つなぎ役&勝負強さを兼ね備えた助っ人・マット フランコ(2004年~2006年在籍)
(64)《有料・冒頭試読》韓国の英雄が苦しんだ2シーズン・李承燁(2004年~2005年在籍)

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