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はじめましての人は「はじめまして。」
「はじめまして。」
記事を書き始めて1週間以上経ちました。
しかし...肝心の自己紹介を忘れていました。
🚗 自己紹介 🚗南の島の住人です。趣味は映画鑑賞で、映画館で2年間アルバイトするほど、映画を熱狂的に愛し、僕自身の人生を写鏡のようにして投影させていきました。
縁もあって最近始めた映画ライターのアルバイト。
しかし、それまでの道は簡単ではありませんでした...
吃音に悩まされた小・中
短編小説:公園での話
ひらひらと舞い落ちる桜の向こうには、みずみずしい葉が顔をのぞかせている。4月は一番好きだ。花粉症もないし、じめじめしているわけでもない。それに秋よりは春のほうが、なんだかさわやかな感じがしないか。
そんなことを考えていると、表示板の前に男がいた。ダウンにスラックス、おまけに靴まで黒いときた。ナイロン生地のダウンは朝日に反射して、テカテカと小刻みに光っている。腕を組み、人差し指を上下に動かしては、
糞みたいな世界で楽しく生きていきたい
生きていれば辛いことだらけだ。それは日常的なもんで、飯を食らうと糞をするような頻度で平等に訪れる。そりゃあ、褐色がかった吐しゃ物みたいな糞を見たら気分が悪くなる。だが、キショい糞を便所以外でまき散らしたら駄目だ。ましてやぶん投げたり、まじまじと大事な人に見せつけるなんて、こっちが見ていて吐き気がする。だから、糞をしたら便座を占めて流さなくてはならない。トイレの常識だ。
しかし、糞を投げつけては周
運命をどう使うべきなのか - 劇『檸檬』
運命とは都合がいい言葉である。ある時には心の緩衝材として、ある時には免罪符として機能するからである。
劇団papercraft第8回公演『檸檬』の感想を本日は書いていきたい。
この作品は、「口の消滅」と「超次元的存在の井上さん」の非リアルな設定に意識を持っていかれがちだが、対峙する名取の心の動きにもぜひ注目して欲しいし、そうすれば、より香ばしく作品を楽しめるなと感じた。
私が読み取った名取の
劇「世界が朝を知ろうとも」を見て
演劇に足を運ぶようになった経緯は別で書くとして
最近、鑑賞した演劇の感想を書いていきたい。
本公演はすみだパークで行われた。
晴天で浮かれた気持ちの一方で、
見終わった後の薄暗い気持ちを今でも覚えている。
確かに、観客の心を大きく動かしたという点でこの劇は成功である。
しかしながら、あまりにも観客に一石を通すような作品ではなかったか。
テーマに入る前にあらすじを書いていきたい。
劇の詳細に
2021年を振り返って
2021年は「あっという間」で表すには、勿体ない程の濃い1年でした。
ところで年末になると過去数年を振り返って、自分が年をとったことを感じます。そして、人生のフィルムを辿る中で、懐かしくて悲しい気持ちになるんですよね。
僕は例年、これじゃ良くないと、宛もなくドライブに出かけます。何も考えずに目の前の道を進むことで、過去に引っ張られた感覚が現実に戻って来るんです。
ドライブは、年越し前の通過儀