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2年目にしてチームから求められる期待値が上がったという話

目まぐるしい日々を過ごす中で、こうやって腰を据えて仕事への姿勢を振り返ることがなかった。今回は、社会人2年目の中で、私が言ってみたら苦しんでいる課題について語っていきたい。

ずばり苦しんでいるのは、「チームから求められる期待値に応えきれていないこと」だ。その背景には1年目→2年目で期待値が大きく変わったことが理由だと考えている。

社会人1年目の期待値

1年目は、お客さんに対峙するための準備期間であるから、業務は議事メモの作成や簡単な資料のドラフト作成など、事務作業が多かった。そこで重要なのは上司から与えられる仕事をいかに円滑に進めることができるかであった。


1年目で業務に向かうときはある程度、タスクが明確化されていることが多かった。例えば、お客さんの在庫で価格が5000円以上のものを一覧化したほしいなどである。

図を見てほしい。業務を引き受けた時は「緊急度の高/低」と「自分でできる/できない」を迅速に判断する必要がある。業務を①②③④のいずれかに振り分けて、主に図の①と②を対応していくことになる。そして③と④はできないと早めに上司に報告しなければならない。

しかしながら、業務を4つに振り分けるのはハードルが高い。「緊急度の高/低」は提出期限の高/低に合わせればいいが、問題なのは「自分で対応できる/できない」である。できないは、 方法はわかるが、条件が足りないパターン方法がわからない(=すぐにでも上司に渡す/やり方を聞く)パターンに分けられる。

例に立ち戻ってみよう。価格が5000円以上な在庫を一覧化する。方法がわからない、つまり、一覧の抽出方法がわからないのであれば、作業は一向に進まない。その場合は、抽出方法を上司に聞く、またはネットで調べる必要がある。ネットで調べた場合は、妥当性上司とすり合わせる必要があるだろう。もう一つは一覧化する条件が足りないときである。期間、対象の会社範囲、在庫の種類(倉庫内だけor 移送中のもの含める?)などである。これも上司に聞いて、情報を引き出すことが大事だ。ここで目的を聞いて条件を絞れれば良いが、ここではワンランク上での考え方である。

社会人2年目の期待値

2年目はお客さんと対峙することも増え、ずばり、抽象的なお客さんの要望に対して計画を引くことが求められるようになった。例えば、子会社AとBが合併するので、考えられる課題を洗い出し、やるべきことを時間軸と共に洗い出してほしいとかである。これは難易度が高い。まず、子会社AとBとの合併によって、影響を与えるものを抜けもれなく出す必要がある。対象の選定だ。そのあと、それぞれの対象にたいして、①合併における目的、②合併前後での変化点、③合併しても変わらないことをアナウンスし、場合によってはトレーニングも組まなくてはならない。これをイメージして計画に落とし込むのだ。

計画を練るときに使えるのが5W1Hである。誰に、いつ、どこで、何を、どのように、なぜするのか。これを落とし込めれば、細かいタスクになるので自走して進めれるようになる。

抽象度の濃淡はあるものの、これは1年目の条件を絞る作業と似ている。しかしながら、一朝一夕で身に着けられるものでもないだろう。

このように、1年目から2年目にかけて、抽象的な課題の要素を分解し、計画を練るという点で期待値が上がった。私は苦労している。もし同じようなことで悩んでる人がいたら、ぜひコメント欄で教えてほしい。


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