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子育て

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2018年生まれの娘と、2021年生まれの息子の子育てで起こった出来事や思うことなど⑅◡̈*
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#親子関係

母はアスペルガー症候群なのか?

母はアスペルガー症候群なのか?

心理学と私の経歴

私は大学時代スクールカウンセラーになることを目標として臨床心理学を学んでいた。

結論から言えば私は、在学中に発症した姉の精神疾患を間近で支えた経験から、カウンセラーは仕事にするには向いていないと感じ、認定心理士だけを取得してアパレルの販売員になったのだが、大学で学んだことはとても人生において大きな収穫があった。

自分の生活のなかで感じていた違和感や、今なら名前がつくであろう

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「怒られるからやめなさい」を使わない理由

「怒られるからやめなさい」を使わない理由

スーパーなどに買い物に行っていて「お店の人に怒られるからやめなさい!」とか、外食中も「他のお客さんに怒られるからやめなさい」とか、案外よく聞く言葉なのだが、私はこれを使わないように心がけている。

今日も娘と伯父が遊んでいて、娘がふざけて頭をペチペチと叩いていた時、伯父が「お母さんが怒るからやめなさい」と言った。

そこで私は止めに入った。

私が怒るからやってはいけないことなのか?

そうではな

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お雛祭りの牛車は買わないと言う実母の願い

お雛祭りの牛車は買わないと言う実母の願い

小さい頃から実母に言い聞かせられてた話なのだが、私と姉の中で呪縛として残っていて覆したいことがある。

桃の節句、ひな祭り

母が幼少期の頃、毎年少しずつ雛人形を買ってもらって増やしていた。

そこであと牛車だけだったらしいのだが、母が大きくなったからだったのか、何故か買わなかったらしい。

牛車というのは高貴な貴族の乗り物なのだが、実祖母は母の雛人形の中にそれを買わなかったから嫁いでも近くにいる

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「コーヒーもらおうかな」でハッとした父親像

「コーヒーもらおうかな」でハッとした父親像

私の父母は昭和では一般的なサラリーマンと専業主婦という家庭だ。

先日妊婦健診に行くために、コロナ対策で同行できない娘を母に任せて病院に行っていた。父も娘の遊び相手をしに一緒に来てくれたのだが、一度出かけてまた我が家に寄った。

私は今妊娠8ヶ月なのだが、検診に行った後どうにもこうにも眠たくなってしまい、母に娘を少し任せて布団で横になっていると「コーヒーもらおうかな」と何気に言った父の言葉にハッと

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親子にも相性はある?

親子にも相性はある?

私が最近思うのは、親子にも相性があるということ。

それは環境がどうとか、育て方がどうとか、そう言うの以前に生まれ持った何かで相性がいいとか悪いということである。

それと同時に子供の性質もよくガチャのようだと言うが、同じ親が育てても兄弟で全く性格が違うことがあるように子どもだって色々だ。

夫と夫の弟は幼稚園の先生から本当に同じ親御さんが子育てされたのですか?と直接聞かれたほど性格が違っている。

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娘を育てた経験から2人目が生まれたら決めていること

今2歳の娘でだいぶ手が離れたなと思うが、生まれてからしばらくはそれはもう必死に育児している毎日だった。

自宅からは徒歩20分程度なのだが生後1ヶ月まで実家に里帰りしていた。

生まれてすぐが冬だったこともあるが、外出は徒歩圏内15分程度で行ける場所しか行かず、誰かに娘を預けて出かけたのは生後1か月以上経ってからだったように思う。それも伸びてきた髪を切りに早足で向かって2時間だけ。

当時はガルガ

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娘を叱る時に私が注意している2つのこと

イヤイヤ期に突入し娘がぐずることも増えてきた実感があるのだが、私は親から叱られた記憶を辿ると、感情的に怒られている時と叱られている時、境目があまりなかったという思いから自分は叱る前に冷静にならなければと思うようになった。

わざとなのか不注意なのか事故なのか​

私は幼稚園ぐらいの頃ビールの瓶を片手で父に運んでいてうっかり手が滑り落としてしまったことがある。

その時ものすごく怒られたのだが、これ

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子育ての方針を決めるのは誰?

子育ての方針を決めるのは誰?

子供が生まれたらすぐに完全母乳なのか混合ミルクなのか完全ミルクなのかの選択を迫られる。そして離乳食が始まれば手作りなのかベビーフードなのかまた迫られ、トイレトレーニングはいつからやるのか、テレビはどれぐらいみせるのか、、子育ては選択することの連続であると思う。

その一つ一つを誰が決めるのか。

私は1番の決定権はその子の両親にあると思っている。

当たり前と思われるかもしれないが、案外祖父母だっ

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親バカという存在

親バカという存在

親バカという言葉はあまりいい言葉ではないと思っていたのだが、親になってからはちょっと考えが変わった。

子供にとって親バカの存在​

私の親は親バカではなかった。

かなり客観的に子供のことを見ていたので、もちろん学力やその他のことも、他の子と比べてどうか、という判断が大きかった。

客観的にわが子を見る目は大切なものだと思うのだが、もう一つ親バカという視点があると子どもにとってはいい影響を与える

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怒ってしつけるのも褒めて誘導するのも目的地が同じなら私は…

怒ってしつけるのも褒めて誘導するのも目的地が同じなら私は…

小さい頃私は人見知りだった。

母と出かけている時に近所の人に会うと足の後ろに隠れるのだが「〝こんにちは〟は?」と言われるのがとてもプレッシャーだった。そして言わないとちゃんと挨拶しなさいと言われるのがまた更に嫌だった。

私には4つ上の姉がいるのだが、箸の持ち方でよく怒られているのを真横で見ていた。

言葉だけで怒られていることもあれば、叩かれて怒られていることもあって、私はちゃんとしないと叩か

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生まれる家は選べないが、自分で選んだ家族は作れる

生まれる家は選べないが、自分で選んだ家族は作れる

小さい頃、自分の家族は他にいると思いたかった時期があった。父と姉の相性が悪く、姉のストレスが全て私に向かっていた頃のことである。

幼少期の家族の中での役割

私は自分の家族(実父母と姉)といると、もちろん楽しいこともあるが家族の機嫌が悪くならないようにどこかでずっと気を張っている部分があった。

父は時間に厳しく、外出の時などはさ予定の時刻より早く用意ができていないと機嫌が悪くなり、機嫌が悪いと

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自己肯定感の低い私が、娘の自己肯定感を育てるためにやっていること

自己肯定感の低い私が、娘の自己肯定感を育てるためにやっていること

姉妹の末っ子として育った私はなにかと姉と比べられることが多かった。

1歳になる前からしっかり話し始め、絵を描くのが得意で、学業もそこそこいい成績の姉と、そのどれもが並もしくは少し下で得意なものといえば折り紙とあやとりだった私。

当然のことながら褒められる回数は多くなかった。

そもそも自己肯定感とは?

つまり、自分の存在意義を理由もなく、無条件で見出せていることだと私は解釈している。

反対

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小さな子どもの欲求と、大人になってからの欲求。叶えられるのは?

小さな子どもの欲求と、大人になってからの欲求。叶えられるのは?

娘はまだ2歳で甘えたい盛り。

子供を産んでからというもの、いろんなしつけの方法を目にしてきた中で、自分の経験もふまえて私がしたいと思う子育てがなんとなく固まってきた。

今は心を満たす時

小さい時から抱っこ癖がつくからなるべく抱っこはしない、とか、寝る時は1人で寝る癖をつけるために泣いてもベットに置いておく、などはよく見かける育児方法である。

しかし私は方針が合わないのでやらなかった。

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子どもにとっての大切なクリスマス

子どもにとっての大切なクリスマス

家族によって違うサンタ​

私の家にはクリスマスにサンタが毎年来てくれていたが、自分の望んだプレゼントがそのまま置かれていたことは記憶にない。

今でも姉とクリスマスの話になると、「教育のためにっていう理由で全然望んでるのと違うのがきたよね」と言う会話になる。

そう、大抵絵本であったり時には日本地図のパズルであったりした。

もらったもので楽しんではいたが、なんというかサンタは別にほしいものをく

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