Kinono

トルコが好きでトルコ語を学んでました。インドやタイ、オーストラリアを旅して今も旅の途中…

Kinono

トルコが好きでトルコ語を学んでました。インドやタイ、オーストラリアを旅して今も旅の途中です。いつ終わるやら。

記事一覧

電車の優先席で席を譲らない人たち

僕は今日、会社への出勤時に空いていたということもあり、優先席に座っていた。 分倍河原あたりから優先席もほとんど埋まってきて満員に近くなった。 僕の隣にも前の席に…

Kinono
9日前
1

大切な日々を切り取っていく

久しぶりに家族の住む街に帰った。 家族はみんな相変わらずの日々を過ごしていた。 実家に帰るとしばらく写真は撮らないだろうなと考えていたのだが、それは間違いだった…

Kinono
2週間前
2

東京に来るとなんだかとても忙しくなった

東京に来る前は毎日写真を撮り歩いてその時の方が忙しかったんじゃないか?と感じるのだけど、なんだか感覚的には東京にいる今の方がとても忙しい。 暇で毎日何度もチェッ…

Kinono
1か月前
3

仕事が決まらない。家も決まらない。だから、カメラを持って街に出ます。

東京で部屋を探して、仕事も探して約1週間が過ぎた。 絶対行けると思ってた工場勤務の仕事は不採用になった。 絶対行けるって自信があったから家も何も探していなかった。…

Kinono
1か月前
3

世の中のニートはどんな心境で生きているんだろうって話

僕は今ニートだ。 実家の沖縄からも出て上京して仕事も賃貸契約してる家もない。 東京の田舎で2週間宿を借りて仕事と家探しをしている。 でも、なかなか仕事は見つから…

Kinono
1か月前
1

世界を夢みた落ちこぼれ高校生

学校帰りに、近くの書店の旅行関連コーナーをじっと眺めながら何かを探していた。 あれでもない、これでもない。 あの写真はいったいどこの国なんだ? SNSで一度見ただけ…

Kinono
1か月前
2

全てを理解するのは無理

僕の1日はとても短い。 朝の5時前に目が覚め、そこから僕の一日が始まる。 シャワーを浴びて机の前に座りそこから日課の英語、トルコ語、日記を書く。時間が余れば出勤まで…

Kinono
1か月前
2

僕たちは誰かのために自分を殺すことはできるのか?

扉が開く。 さまざまな髪型のさまざまな年齢の人々が券売機でチケットを買う。 そして、待合にありの行列のような光景が出来上がる。 「お待たせいたしました! 今日は…

Kinono
1か月前
1

暇になって感じること

次の仕事が見つかるまでの待機時間。 ニートみたいに朝起きたら何をしようかと考えることから毎日が始まる。 予定もないし、お金もないから特にできることがない。 やり…

Kinono
1か月前
2

イスタンブールに行って気がついたこと

イスタンブールから東京に帰ってきて数日がたった。 相変わらず日本では日常が過ぎていく。 旅はいろんなことに気がつかせてくれるというけれど、僕もそう思う。 旅の良…

Kinono
1か月前
4

旅から帰ってきて。

旅から帰ってきて旅人なら感じることがあるとおもう。 人によっては日本と訪れた国の対比だったり、寂しさだったりする。 僕の場合は対比ではなくて空虚感だ。 日本に帰っ…

Kinono
1か月前

カッパドキア。【トルコ旅行記】

まだ日も昇らない真っ暗な時間。ツアー会社から運行しているドルムシュに多くの人々が乗ってこの場所にたどり着いた。 僕と友人はカッパドキアの気球群を見るために朝の4…

Kinono
1か月前
4

自分から悪い状況に飛び込むことについて考えてみた!

僕は100万円くらいクレジットカードで借金をしてトルコに来た。 返すつもりはある。 これだけ言っておこう。 これをやれば後でどんな状況になるか僕でもわかる。 月々の支…

Kinono
3か月前
6

ムスリム女性とのデジタルラブ

僕たちの出会いは小さなスマホの画面上で始まった。 「Merhaba👋」 僕は東京で会社員として生活しながら時間を見つけては言語交換アプリを使ってトルコ語を学んでいた。 …

Kinono
3か月前
6

人の心に響くことってやっぱり1番は人なんだって話。

noteがご自由に書きなさいっていうから自由に書こうと思うけど、僕たちが生きてる中でどんなことが1番心を動かされるか?ってふと考えてみたんだけど君はどう思う? 僕は…

Kinono
3か月前

FUJIFILMで撮るイズミルの街

こんにちは。いつの間にか借金トラベラーになった僕です。 自分でもこうなるとは思わなかった。 今僕はイズミルにいます。 イズミルとはトルコの地中海側にあるトルコでも…

Kinono
3か月前
12
電車の優先席で席を譲らない人たち

電車の優先席で席を譲らない人たち

僕は今日、会社への出勤時に空いていたということもあり、優先席に座っていた。

分倍河原あたりから優先席もほとんど埋まってきて満員に近くなった。

僕の隣にも前の席にも高齢者や助けが必要な人が座っていたわけではなく、若い人や会社に通勤する人たちが全ての優先席を使っていた。

だから、僕も何も考えずに座っていた。

僕の隣には会社に通勤する若い男性が座っていたのだけど、彼は一つ前の駅から僕の隣に座って

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大切な日々を切り取っていく

大切な日々を切り取っていく

久しぶりに家族の住む街に帰った。
家族はみんな相変わらずの日々を過ごしていた。

実家に帰るとしばらく写真は撮らないだろうなと考えていたのだが、それは間違いだったのかもしれない。

確かに撮る枚数は減ったのだけど、確実に僕が満足と思える写真は何枚も撮れたのだ。

量は減ったけど質は上がったというのだろうか。

普段はとりあえず外に出て何かを探すように歩き回り写真を撮っている。

そこまで心が踊らな

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東京に来るとなんだかとても忙しくなった

東京に来るとなんだかとても忙しくなった

東京に来る前は毎日写真を撮り歩いてその時の方が忙しかったんじゃないか?と感じるのだけど、なんだか感覚的には東京にいる今の方がとても忙しい。

暇で毎日何度もチェックして返信していたSNSも今では返信するのがめんどくさくて結構溜まってる。

そして、そんなに時間は拘束されないけど面接に行ったり、不動産会社とメールのやり取りをしたり僕にとってはやりたくないけどやらないといけないことがちょくちょくある。

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仕事が決まらない。家も決まらない。だから、カメラを持って街に出ます。

仕事が決まらない。家も決まらない。だから、カメラを持って街に出ます。

東京で部屋を探して、仕事も探して約1週間が過ぎた。
絶対行けると思ってた工場勤務の仕事は不採用になった。

絶対行けるって自信があったから家も何も探していなかった。

それで、不採用通知が来てから慌てて住む家と仕事を探し始めた。

そして僕はまた思い出した。

美容師をしていた頃の理不尽なお客さんのことやホテルレストランで働いていた時の理不尽に怒る上司。

あー。絶対接客業だけはやらないと改めて思

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世の中のニートはどんな心境で生きているんだろうって話

世の中のニートはどんな心境で生きているんだろうって話

僕は今ニートだ。

実家の沖縄からも出て上京して仕事も賃貸契約してる家もない。

東京の田舎で2週間宿を借りて仕事と家探しをしている。

でも、なかなか仕事は見つからない。

いけるだろうと思った工場勤務の仕事も不採用だった。

やりたくないことのために面談やら面接やら履歴書書いたり求人見たりしているのに簡単に見つからない。

これがストレスでならない。

だんだんと働く気がなくなってくるのだけど

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世界を夢みた落ちこぼれ高校生

学校帰りに、近くの書店の旅行関連コーナーをじっと眺めながら何かを探していた。

あれでもない、これでもない。
あの写真はいったいどこの国なんだ?

SNSで一度見ただけの記憶を頼りに世界中の土地を紙面上で旅していた。

どこを見てもあの写真とはちがう。

探しているうちにあることに気がついた。確かあの写真は海が綺麗だった。海のある地域を優先的に調べれば良いのだ。

探していた写真は透き通るような海

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全てを理解するのは無理

僕の1日はとても短い。
朝の5時前に目が覚め、そこから僕の一日が始まる。
シャワーを浴びて机の前に座りそこから日課の英語、トルコ語、日記を書く。時間が余れば出勤まで読書をする。
これが朝の数時間。
9時ごろからは仕事の時間だ。
出勤の時間から退勤までは約11時間。
この時間は僕にとって最も憂鬱な時間。
そして、帰ってきて2時間ほどリラックスして0時ごろに眠りにつく。

僕は自分の1日がとても短く感

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僕たちは誰かのために自分を殺すことはできるのか?

扉が開く。

さまざまな髪型のさまざまな年齢の人々が券売機でチケットを買う。

そして、待合にありの行列のような光景が出来上がる。

「お待たせいたしました!
今日はどのような髪型にしますか?」

一字一句同じセリフを同じ笑顔で淡々とこなしていく。

想像力はいらない。

ただ決められた型を使って流れてくる荷物を仕分けるように髪型を整えていく。

だからといってみんな同じ髪型になるわけではない。

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暇になって感じること

暇になって感じること

次の仕事が見つかるまでの待機時間。

ニートみたいに朝起きたら何をしようかと考えることから毎日が始まる。

予定もないし、お金もないから特にできることがない。

やりたいことがないわけではないのだけど。

フィルムカメラで写真を撮りたいと思ってもフィルム代がバカにならないので簡単には撮りに行くことができないのだ。

だから、そのほかに何かしようと朝から考える。

でもさ、特にこれだ!と思うことが見

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イスタンブールに行って気がついたこと

イスタンブールに行って気がついたこと

イスタンブールから東京に帰ってきて数日がたった。
相変わらず日本では日常が過ぎていく。

旅はいろんなことに気がつかせてくれるというけれど、僕もそう思う。

旅の良さはきっと自分の環境に疑問を持ったり、良さに気がついたり、何か違和感を感じることだと僕は思う。

TABIPPOという会社が旅をしようと若者に昔から発信しているけど、その通りで旅は若ければ若いほど人を成長させてくれると思う。

もちろん

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旅から帰ってきて。

旅から帰ってきて。

旅から帰ってきて旅人なら感じることがあるとおもう。
人によっては日本と訪れた国の対比だったり、寂しさだったりする。
僕の場合は対比ではなくて空虚感だ。

日本に帰ってきて何をしていいのかわからなくなり、全てにおいて空っぽになったような気持ちになった。

長旅に出た人はそのように感じることが多い。
僕もその1人なんだ。

僕は帰ってきて数日そんな気持ちで街を散歩していたのだけど、数日経つとだんだんと

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カッパドキア。【トルコ旅行記】

カッパドキア。【トルコ旅行記】

まだ日も昇らない真っ暗な時間。ツアー会社から運行しているドルムシュに多くの人々が乗ってこの場所にたどり着いた。

僕と友人はカッパドキアの気球群を見るために朝の4時ごろからここで待っていたんだ。

もう夏だけど、朝方はまだ肌寒い。

バイクで二人乗りをしてきたせいもあって体はかなり冷え切っていた。

ツアー会社の人々が準備をしている間、僕たちは何もすることがなかった。

あたりは真っ暗だし、どんど

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自分から悪い状況に飛び込むことについて考えてみた!

自分から悪い状況に飛び込むことについて考えてみた!

僕は100万円くらいクレジットカードで借金をしてトルコに来た。
返すつもりはある。
これだけ言っておこう。

これをやれば後でどんな状況になるか僕でもわかる。
月々の支払いがえらいことになる。

仕事もしてないのにどうやって払うのか?
多分何か仕事をするのでしょうね。

わかってて僕は借金をしてトルコに来た。写真を撮るために。

自分から借金地獄に飛び込んでみたのだけど、これって悪いことなのかな?

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ムスリム女性とのデジタルラブ

ムスリム女性とのデジタルラブ

僕たちの出会いは小さなスマホの画面上で始まった。
「Merhaba👋」
僕は東京で会社員として生活しながら時間を見つけては言語交換アプリを使ってトルコ語を学んでいた。

そのアプリは学びたい言語のネイティブスピーカーとマッチングさせてくれて、お互いが自由にメッセージのやり取りをするというようなとても簡単なアプリである。

トルコ語を学んでいた僕はそこで1人のトルコ人女性と知り合った。

名前はア

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人の心に響くことってやっぱり1番は人なんだって話。

人の心に響くことってやっぱり1番は人なんだって話。

noteがご自由に書きなさいっていうから自由に書こうと思うけど、僕たちが生きてる中でどんなことが1番心を動かされるか?ってふと考えてみたんだけど君はどう思う?

僕はやっぱり人は人に最も関心があって人にこそ心を動かされるって思うんだよね。

可愛い動物とか綺麗な風景とかいろんなことがあるけど、僕が感じるに人は人に1番興味がある。

僕は旅をよくするし写真もよく撮るだから、猫の写真とか風景写真とかを

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FUJIFILMで撮るイズミルの街

FUJIFILMで撮るイズミルの街

こんにちは。いつの間にか借金トラベラーになった僕です。
自分でもこうなるとは思わなかった。

今僕はイズミルにいます。
イズミルとはトルコの地中海側にあるトルコでも大きめの海の街です。
どちらかといえばギリシャに近いような街の雰囲気があります。

イスラム圏ですが、ヨーロッパ風の街並みです!

僕はこのまちに友人に会いに来ました。
そして、暇な時間は1人で写真を撮り歩いているのですが、正直撮りたい

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