暇になって感じること
次の仕事が見つかるまでの待機時間。
ニートみたいに朝起きたら何をしようかと考えることから毎日が始まる。
予定もないし、お金もないから特にできることがない。
やりたいことがないわけではないのだけど。
フィルムカメラで写真を撮りたいと思ってもフィルム代がバカにならないので簡単には撮りに行くことができないのだ。
だから、そのほかに何かしようと朝から考える。
でもさ、特にこれだ!と思うことが見つからないんだよね。
だから、何をしようかって考えて1日が終わることもしばしば。
僕の場合とりあえず外に出るんだけど結局考えるストレスで外食したり細々と買い物したりしてお金を使ってしまうのがオチ。
悪くはないのだけど、なんだかそれでは満たされない。
僕は暇になると何かで予定を埋めようとするようだ。
多くの人に共通しているのかわからないけど、人ってなんだか暇が嫌いなように見える。
暇になればなった分だけ何かで予定を埋めて忙しくなろうとしているのだろう。
僕の友人にもバイト以外の時間を全て誰かと会う約束をしているという人がいる。
僕から見ると忙しそうな人だなって思うのだけど、何もしないということが人間にとってはストレスになるのかもしれない。
かと言ってバリバリバイトして、正社員になって働きたいか?というとNoなんだよね。
とても不思議なもんだと思う。
日本社会で僕が嫌だと思うのはきっと大きなストレスを感じながら生きていかなくちゃいけないことなのかもしれない。
仕事場が自分の作業場だったらもしかしたら嫌だとは思わないかもしれない。
誰かに雇われて苦しく働きたくないだけなのかもしれない。
だったら、自分で何かを始めれば良いのか?
そのためのスキルも経験も知識も何もないように思う。
それに、何をしたら良いかもわからない。
というのが僕を含め大方の人の感じていることではないか?と思う。
僕の母はとてもすごい。
昔からずっと働いていて、昼は僕たちが手のかかる時は世話をして隙間時間は働きに行っていた。
学校の終わる時間に迎えにきて部活の送迎もしてくれた。
夜になるとご飯を作り、少し仮眠をとってから夜勤の清掃の仕事に行っていた。
一緒に住んでいる時は何も考えなかったのだけど、母はすごい。
そんなに働いてそんなに自分の時間を誰かのために生活のために削ってよく精神が持ってるなって僕は思う。
母の生きがいはなんなんだろう。
生きがいがなくても人は生きていけるのだろうか。
なんてことをこの頃よく考える。
僕には考えられない生活だ。
僕は暇な時間に本を読む、少し筋トレしてSNSを巡回する。
ほとんどの時間を写真を撮ることにあてていたけど東京に戻ってきてからそれも少し落ち着いた。
なんだかなー。
コーヒーを飲みながら冷房のついた部屋の中で考えていた。
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