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真面目過ぎる日本→精神的な病気をしやすい日本社会。

約4ヶ月前のことなのですが、あるバスに乗っていて、30代前半くらいの若い運転手の横柄な態度が目に付いて、そのときは、不愉快に思ったのですが、4ヶ月経って、考えてみると、すごくいいことだなと思ったのです。
というのは、その運転手さんの態度は、極めて、不真面目で、

・「○○駅に一番近いバス停はどこでしょうか?」→「いや、知らない。OKGoogleとかできないの」とか言ったり、
・ギリギリで乗り損ねたお客さんが来て、出発してたけど、止まって乗せてあげて→「タクシーじゃないんだから、本当はダメなんだよ」とか言ったり、
・私が、スマホで、乗車中にOKGoogleして、○○駅の最寄のバス停で降りようとしたら、降車ボタンを押していたのに、「降りるの?」と嫌味っぽく聞いたり、

とにかく態度が横柄で、不真面目なのです。そのときは、バスの小旅行をルンルン気分で楽しもうとしていて、それがブチ壊しになる、運転手さんの態度だったのですが、4ヶ月経って考えてみると、その運転手さんの態度を自分で乗っ取って、人に仮想でやってみて、イメージしてみると、すごく気持ちが楽になる自分がいたのです。そうなのです。今まで、私は、人にマジメであろうとし過ぎていたのです。要するに、社会をはじめ、個人が、あまりに真面目過ぎるのです。みんな社会人で、ビジネスマナーと言いますか、一種の「カリスマ」になることを求められ過ぎているわけです。それだと、ストレスが貯まったり、ストレスが出て行かなかったり、精神的な病気をしやすい状況になるわけです。精神的な病気をする人は、真面目な人が多いと聞きます。日本社会が、人にマジメであることを要求し過ぎているのです。こういうヤクザで、不真面目な態度も、時には必要であるということなんです。それを人生で初めて痛感した出来事だったわけです。たとえば、この私のnoteブログの「スキ」や「フォロー」や「サポート」に対する、私の「お礼メッセージ」なんかも、マジメ過ぎるわけです。

・ありがとうございます。Twitterもよろしくお願いいたします。
・「スキ」「フォロー」など、大変有難いものだと思っています。「サポート」など、サラリーマンどうしでは、望外なものだと思っています。すぐ上にリンクを貼った「お買い物セレクトモールPRO」をご利用頂けますと同じくサポートとなります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

どうですか。すごい真面目過ぎると思いませんか。私が、フォローしている、ある人など、内容はマジメなコンテンツを提供してくれているのですが、「スキ」のあいさつ文が、

・ありがとモンモン

とか、すごく不真面目で、ふざけているわけです。こういうのが大事だと思うんです。こういう、脳科学的に、しっかりと計算された、テレビ(遠距離支援)で、そういう真面目に不真面目をやるお笑い芸人とかお笑い芸人のコントや番組を出したり、ローカル(近距離支援)でも差し支えない範囲内の接客で、脳がラクになる、不真面目さを表現したりすることは、脳科学の時代に入って、とても大事なことだと思いました。まじめと不真面目のバランスや出し入れが、脳をラクにするためには、社会や教育で、必要だと思いました。喫緊の課題だと思います。
脳科学の川島隆太教授の脳トレゲームの教授語録から推測すると、「まじめな状態」というのはイコール、「脳が極度に緊張しているとき」と解釈できると思います。「脳が極度に緊張しているとき」というのは「前頭前野は働きません。」と教授語録では、されています。前頭前野が働いていない状態というのは、精神的な病気をしやすい状態という解釈もできるのかもしれません。だから、閉鎖オフィスで仕事をしているときは、もちろん、日常生活でも、組織勤めでも、脳にまじめな状態ばかり求める、つまり、脳を緊張させてばかりいると、前頭前野が活性化するように動かなければ、精神的な病気をしやすくなると解釈できます。以前、テレビで、北尾吉考氏(現在はSBIホールディングス社長→ホリエモンこと堀江貴文氏によると「いつもお金儲けのこと考えてるんだろうなあ」という評価の人物)が「緊張感のない組織体はダメだ」と言っていましたが、「緊張感のある組織体」→「その組織体の構成員の脳の前頭前野が非活性となる」→「その組織体の構成員が、精神的な病気をしやすくなる」と脳科学的には、解釈できるかもしれません。たとえば、「オヤジギャグなどは、前頭前野を活性化させる」と川島教授の教授語録では言われています。会社勤めなどでは、経験豊富な上司が「オヤジギャグ」を社員にかけるのは、とても良いことではないかと思います。
たとえば、テレビで、北尾吉考氏(現在はSBIホールディングス社長)が「緊張感のない組織体はダメだ」と言うように、脳を緊張させなければ、会社勤め(組織勤め)は絶対にできないとすれば、就業前に、NHKのラジオ体操(第一)をやり、脳を緊張させて、仕事を行い、昼休み後にも、NHKのラジオ体操(第二)をやり、脳を緊張させて、仕事を行い、17時15分くらいの就業後には、脳をリラックスさせる音楽とともに、脳をリラックスさせる体操をやるというのもいいかもしれません。
テレビでも、そういう真面目な不真面目を表現しようとしている演者は、毒蝮三太夫さんとか明石家さんまさんとか高田純次さんとかはいるのですが、それだと、ちょっと拭いきれない自分がいるのです。そういうテレビの演者がやっていることを、仮想でも、もっと人にやってみることが大事かもしれません。

日本社会が、精神的な病気をしやすい社会になっているという指摘は、以下の私の記事も参照してください。「あっ!これは真面目を要求する思考だな」と判断したら、逃げたり、かわしたりすることも大事な人生の素養だと思っています。

「まじめ過ぎる日本」ということに関しては、精神科医の和田秀樹氏も本のなかで、以下のように指摘しています。

日本人は、とくに「自分に厳しくなくてはいけない」「自分を律する人が立派」という考え方が身についているようです。それを誇りに思っていて、手を抜くとか、雑に生きるということはあってはいけないという風潮があるかもしれません。確かに、それが日本人の長所になっているのも事実です。

『ゆるく生きれば楽になる』p.29

多くのルールやマナーに従わなくてはいけないという窮屈な価値観から解放されないと、いつまでたっても楽になれないのです。

『ゆるく生きれば楽になる』p.32

精神科医の和田秀樹氏が本で言うように、まじめ過ぎる思考は、人を病気にもするし、人生もつまらないものにしてしまうという側面もあるということです。

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