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2024年3月の記事一覧

小倉城庭園入場者10万人達成

小倉城庭園入場者10万人達成

令和5年度は小倉城庭園に来ていただいた方々が10万人を超えるという、とても嬉しい結果となりました。来ていただいた皆様はもちろんのこと、運営側として関わっていただいた皆様にも、多くのご助力をいただきました。心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

小倉城庭園ができた初年度(平成10年)は、9月末開館から年度末(3月末)までと開いている期間が短い中で9万人超の方に来られていますので、もちろ

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【横尾さんの写実】ワーイ!★Y字路 横尾忠則現代美術館

【横尾さんの写実】ワーイ!★Y字路 横尾忠則現代美術館

横尾忠則氏の暗夜光路、Y字路シリーズが大好きである。

2001年頃、リアルタイムで横尾さん新作として「原美術館・暗夜光路 展」で見て以来、この絵画にグッと惹きこまれた。

原美術館での貴重な展示作業風景がweb上に残っている↓

ちょうどその頃通っていた学校にも特別客員教授として講演しに来てくれたり(後述)、バリバリ現役画家として筆を走らせていた頃だろう。
そこから20年以上経っても、やっぱりバ

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私の職場は「気骨ある書店」ではないかもしれないけど

私の職場は「気骨ある書店」ではないかもしれないけど

入荷したのを見て「読みたい」と思いました。

「本屋のない人生なんて」というド直球なタイトルが潔い。出版社は光文社で定価は税込2090円、著者は「真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園」で知られる三宅玲子さんです。

「北海道から九州まで、全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション」とのこと。

登場している11店のラインナップを見て、一気にテンションが上がりました。「本屋Title」は、行くたび

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「現場を大事に」と「経営者目線」を併せ持ちたい

「現場を大事に」と「経営者目線」を併せ持ちたい

考えるヒントをいただきました。

大阪と佐賀で書店を経営する直木賞作家・今村翔吾さんのインタビューです。次は神保町でシェア型書店の1号店をオープンするとか。

最も驚いたのは「取次を変えると在庫を清算し、現金に換えることができる」というくだり。恥ずかしながら知りませんでした。

一方で「在庫管理が難しい」「気がついたら大赤字を食らっている」は末端の非正規雇用である私にも理解できます。

在庫は抱え

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【ボン埼玉】さいたま市大宮盆栽美術館

【ボン埼玉】さいたま市大宮盆栽美術館

さいたま市にある美術館は埼玉県立近代美術館だけではない。
なんと盆栽の町、盆栽村まで擁する大宮には盆栽美術館なるものがある、と福島に住む美大時代からの友人に教えてもらい、彼女の希望もあって私と次男の計3名で行ってきた。

いきなり盆栽をどーん!と展示するわけではなく、盆栽の見方や専門用語、ここ注目!というイントロダクションのコーナーがある。
様式なども一通りデモンストレーションしてくれる。

盆栽

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病室から水族館 

病室から水族館 

四国水族館は、長期入院や治療が必要な子どもとその家族を支援する事業として、遠隔操作のできる交流支援ロボットの貸し出しを2024年3月12日からスタートした。遠隔操作のできる交流支援ロボットで館内の見学ができる。
とてもいい取り組みだ。

『参考資料』

https://shikoku-aquarium.jp/news/archive/704/

会うべき人には会うべき時にきっと会える(ので焦らない焦らない)

会うべき人には会うべき時にきっと会える(ので焦らない焦らない)

生きていく上で人脈は大事です。

ただ人脈が大事だからって、とにかく人とつながればいい、有力者と面識があればいい、と考えて闇雲に名刺交換しまくるというのは、はたして意味があるのだろうかと私は疑問に思っています。

会うべき人とは会うべき時が来れば自然と会える。
逆に、その時が来る前に無理やり会っても、何か棚ぼた的に良いことが起きるわけではない。これが私の基本的な考えです。

今でも忘れられないので

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「ぶらぶら歩く男」が「2024年の日本一心」に思うこと

「ぶらぶら歩く男」が「2024年の日本一心」に思うこと

うおおおお!!!!!

吉川晃司&布袋寅泰の”COMPLEX"が、再び東京ドームへ帰ってきます。タイトルも前回と同じ「日本一心」で、公演の利益のすべてが能登半島地震の被災地の復旧、復興のために寄付されるとのこと。

2011年7月のときは会場へ行けず、ローソンで予約してDVDを買いました。今回はどうかな。。。もし行けなくても、円盤になったら購入します。

一曲目の”BE MY BABY"のイントロ

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ハードボイルド書店員日記【176】

ハードボイルド書店員日記【176】

「ピーターラビットの500円を5枚、1000円を3枚。1枚ずつ包装ね」

図書カードがやけに売れる月末の昼。今度はサングラスをかけた常連の老紳士だ。レジを打とうとしたら「あと1500円を7枚」と言われた。
「1500円のものはございませんが」
「知ってる。だから1000円と500円を1枚ずつで7組」
ならば「1000円を10枚、500円を12枚」と伝えてくれる方が助かる。組み合わせは包む段階で教え

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「歴史から学ぶ意義」を実感させてくれた一作

「歴史から学ぶ意義」を実感させてくれた一作

歴史が好きです。

学ぶ過程で得られた諸々を、仕事やプライベートへ落とし込んでいます。

いま思うと、学生時代は「歴史=暗記」みたいな風潮が強かったです。歴史に限らず? テストでいい点を取るためにとにかく記憶する。試験が終わったら忘れる。親も教師も成績さえ良ければ何も言わない。

人生のある局面では、理屈抜きで覚える作業も必要でしょう。

しかし取り込んだ情報をいかに活用するか、が本来の学ぶ意義の

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