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記事一覧

3年ぶりにおばあちゃんに会った

私のおばあちゃんは、苦労人だと思う。 小さな化粧店を営む家に嫁ぎ、なかなか曲者のお姑さん(私のひいばあちゃん)と何十年も化粧店を切り盛りし、やっと落ち着いてきた…

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自分の感情を大事にして思った通りに行動した方がいい、そうしないと何も感じなくなっちゃうから

自分の進むべき道に迷っていた時に、沖縄で、友人に言われた言葉だ。 「自分の感情を大事にして、思った通りに行動した方がいい。そうしないと何も感じなくなっちゃうから…

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悪い意味で「自分はまだ良くなれる」と思い込むことについて

年明けに沖縄を旅行している時に、とても前向きで精力的な方々に出会った。 その人たちからいいエネルギーをたくさんもらい、自分に対して気づいたことがある。 それは、自…

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【ネタバレ注意】映画「ドライブ・マイ・カー」考察

ドライブマイカー、とてもすごい映画でした。 あまりによかったので、観た後に色々考えてみたことを綴ってみました。 そんな意味もあったのかも、と面白く読んでもらえた…

8

後悔することなんて、何もないから

昨日、テレビを見て、気づいたら涙を拭っていた。 テレビを見て泣くことはおろか、 なかなか感情を表に出さないわたしが。 観ていたのは、高齢の方と雑談をして人生につ…

2

どんな大きな仕事も雑務のかたまりだ

新卒1,2年目の頃は、生意気だった。今もかもしれないけれど。笑 だから、こんな雑務みたいなことじゃなくて、早くでかい仕事したい、そう思っていた。 誰でもできる、あ…

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田舎出身のわたしが本屋が大好きな理由

先日、久しぶりに実家に帰り、小中学生の時に行きつけだった本屋さんに行き、「昔と変わらない配置だなあ。」とふと懐かしんでいる時に、あることを発見し、自分が本屋が大…

8

ずっと優しい人を探していた

わたしはずっと、優しい人を探していた。 自分のことを理解しくれて、辛い時は甘やかしてくれて、寂しいときには抱きしめてくれて。 そんな人を探していた。 そうして安…

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自分が一番不幸だと思っていた

わたしは、小学生の頃から大人になるまで、自分が一番不幸な人間だと思っていた。 勉強もそこそこできたし、運動もなおのことできたし、顔もそんなに悪いわけではなかった…

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なぜ毎日一生懸命働くのか?

久しぶりに、ペンを持ち、ノートを開いてカフェで考えていた。 わたしは、こうもなぜ毎日働くのか? 出た答えが、以下2つだった。 ①一生懸命働いている仲間がいるから …

6

少ないということ、時間をかけるということ

先日非常に濃い経験をしたので、皆様に共有したい。 それは、栃木のある場所に車で行ったときのことである。 わたしたちは蕎麦屋に向かった。 蕎麦屋の中に入ると、20席…

2

1番幸せだったとき

わたしが、人生で一番幸せだったと思うのは、高校3年間だ。 ドラゴン桜に影響されて、「東大に行く!」と高1からガリガリ勉強していた。 自分の世界が広がっていくのが楽…

4

優しさは関係性だ

今までずっとあんなに優しくしてくれた彼氏が 別れた途端に、突然冷たくなる あんなに仲良くしてくれた友達が突然・・・ こういうことは往々にしてある これは、どうい…

4

書かなきゃなあって思う、でも手が動かない

先日、大失敗した。 もしかしたら、経験したことがある人もいるかもしれないけれど MTGで。言いたいことが全然伝わらなかったのである。 自分が一生懸命考えていったア…

2

4番手のスニーカのことを好きになっちゃった話

いつも、自分が履いてるスニーカー、赤い素敵な靴なのに、汚い。 足先に黒ずみがあって、誰が見ても汚いなあって思うと思う。 どこにも行くところがなくて時間があったの…

今、とてもしあわせです

とても幸せである。 今、言葉で表現したいことは何かを考えたみたら、はじめにこの言葉が出てきた。 わたしは、「今日死んでもいいな」と思って毎日生きていきたいと思っ…

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3年ぶりにおばあちゃんに会った

3年ぶりにおばあちゃんに会った

私のおばあちゃんは、苦労人だと思う。
小さな化粧店を営む家に嫁ぎ、なかなか曲者のお姑さん(私のひいばあちゃん)と何十年も化粧店を切り盛りし、やっと落ち着いてきた頃、旦那さん(私のおじいちゃん)に60歳そこそこで先に逝かれてしまった。

おばあちゃんは強くて、その上気遣いのできる人で、文句も言わず、いつも淡々と生きる人だった。
私たち孫に会うといつも優しく、可愛がってくれていた。
小学生の頃、おばあ

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自分の感情を大事にして思った通りに行動した方がいい、そうしないと何も感じなくなっちゃうから

自分の進むべき道に迷っていた時に、沖縄で、友人に言われた言葉だ。
「自分の感情を大事にして、思った通りに行動した方がいい。そうしないと何も感じなくなっちゃうから」と言われて、妙に納得した。

自分よりも会社の意向を大事にして、そう思ってないけれど、場の雰囲気が良くなるように、相手の意見を肯定して、自分が反対の意見をいうのはやめておく。
自分はやりたくないと思っていても、「そうせざるを得ないでしょ」

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悪い意味で「自分はまだ良くなれる」と思い込むことについて

悪い意味で「自分はまだ良くなれる」と思い込むことについて

年明けに沖縄を旅行している時に、とても前向きで精力的な方々に出会った。
その人たちからいいエネルギーをたくさんもらい、自分に対して気づいたことがある。
それは、自分に対して「自分は良くなれる」と悪い意味で思い込んでいたことだ。

自分は、「まだまだ良くなれる」と思い込み、改善に力を入れることで挑戦することから足を遠ざけていたことに気づいた。
そんな自分に言ってやりたい。

できるから、逃げるな!!

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【ネタバレ注意】映画「ドライブ・マイ・カー」考察

【ネタバレ注意】映画「ドライブ・マイ・カー」考察

ドライブマイカー、とてもすごい映画でした。

あまりによかったので、観た後に色々考えてみたことを綴ってみました。

そんな意味もあったのかも、と面白く読んでもらえたら嬉しいです。

他にもこんな読み取り方もできる、というものがあればコメントで教えてください😌

■考察

・加福は音のことを深く愛していたが、音の運転だけは好きではないと言っていた。その言葉には、どんな意味があるか?

自分(加福)

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後悔することなんて、何もないから

後悔することなんて、何もないから

昨日、テレビを見て、気づいたら涙を拭っていた。

テレビを見て泣くことはおろか、

なかなか感情を表に出さないわたしが。

観ていたのは、高齢の方と雑談をして人生について学ぼう、という趣旨の番組だ。

新世界でインタビューを受けた70代の男性は、自分がずっと男性を好きだったことをあっけらかんと話した。

ずっと結婚せず、いろんな人と時間を過ごしたと笑いながら楽しそうに話していた。

でも、いつも「

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どんな大きな仕事も雑務のかたまりだ

どんな大きな仕事も雑務のかたまりだ

新卒1,2年目の頃は、生意気だった。今もかもしれないけれど。笑

だから、こんな雑務みたいなことじゃなくて、早くでかい仕事したい、そう思っていた。

誰でもできる、あまり事業にインパクトのない仕事に飽き飽きしていた。

でも、年を重ねるごとにわかる。

でかい仕事なんて、突然できるわけがないのだ。

たくさんの小さな仕事を経て、色んなイレギュラーな出来事や、想定外の失敗を重ねることで、いろんな観点

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田舎出身のわたしが本屋が大好きな理由

田舎出身のわたしが本屋が大好きな理由

先日、久しぶりに実家に帰り、小中学生の時に行きつけだった本屋さんに行き、「昔と変わらない配置だなあ。」とふと懐かしんでいる時に、あることを発見し、自分が本屋が大好きな理由に気がついた。

わたしは、本が大好きだ。

それは、本が大好きな父の影響である。

父はお酒もゴルフもタバコもせず、本だけにお金と時間を投下する。

昔から、父と話をするのは決まって、「最近読んだ面白かった本について」である。

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ずっと優しい人を探していた

ずっと優しい人を探していた

わたしはずっと、優しい人を探していた。

自分のことを理解しくれて、辛い時は甘やかしてくれて、寂しいときには抱きしめてくれて。

そんな人を探していた。

そうして安寧を求めることで幸せを得られると思っていた。

今思う、それはちょっと違うのではないか。

そんな人を探していたら、人ってそんなに優しくないことを知った。

人って意外と自分が大事で、自分の欲求に素直だ。

人のために優しくしてあげら

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自分が一番不幸だと思っていた

自分が一番不幸だと思っていた

わたしは、小学生の頃から大人になるまで、自分が一番不幸な人間だと思っていた。

勉強もそこそこできたし、運動もなおのことできたし、顔もそんなに悪いわけではなかったと思う。

両親はとってもわたしのことを愛してくれていたし、放課後に遊ぶような友達もいた。

でも、わたしは自分が一番不幸な人間だと思っていた。

きっかけは、小学3年生の時である。

当時9歳のわたしは、授業中暇を持て余して、算数のノー

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なぜ毎日一生懸命働くのか?

なぜ毎日一生懸命働くのか?

久しぶりに、ペンを持ち、ノートを開いてカフェで考えていた。

わたしは、こうもなぜ毎日働くのか?

出た答えが、以下2つだった。

①一生懸命働いている仲間がいるから

②取引先に迷惑をかけたくないから

自分の中では、特に①の気持ちが強かった。

①一生懸命働いている仲間がいるから
わたしのいるチームは社員3人で小さなチームだ。

一人は新人でキャッチアップ中のため、実質二人で回しているチームと

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少ないということ、時間をかけるということ

少ないということ、時間をかけるということ

先日非常に濃い経験をしたので、皆様に共有したい。

それは、栃木のある場所に車で行ったときのことである。

わたしたちは蕎麦屋に向かった。

蕎麦屋の中に入ると、20席ほどある店内に、4人くらいしかいなかったので、

「お、これはすぐ入れそうだ、よかった。」

そう思ったが、意外にも

「ちょっとそこで待ってもらえる?おじさん一人でこの店やってて」

と言われた。なるほど。素敵な店内でしばらく待っ

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1番幸せだったとき

わたしが、人生で一番幸せだったと思うのは、高校3年間だ。

ドラゴン桜に影響されて、「東大に行く!」と高1からガリガリ勉強していた。

自分の世界が広がっていくのが楽しくて、勉強はとっても楽しかった。

進学校だったこともあり、親や先生はもちろん、友達からの風当たりも良かった。

勉強だけではなく、部活のバスケにもかなり打ち込んでいた。

中学では、ソフトボールをしていたが、あひるの空とスラムダン

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優しさは関係性だ

優しさは関係性だ

今までずっとあんなに優しくしてくれた彼氏が
別れた途端に、突然冷たくなる

あんなに仲良くしてくれた友達が突然・・・

こういうことは往々にしてある

これは、どういうことだろうと思っていた。

同じ人なはずなのに、「優しい」と思っていたあの人はどこにいったの?

わたしはどんな犯罪者でも優しい人だと思っている。
事件を起こした容疑者について、近所の人が「優しい人でしたよ。」と答えているのもよく見

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書かなきゃなあって思う、でも手が動かない

書かなきゃなあって思う、でも手が動かない

先日、大失敗した。

もしかしたら、経験したことがある人もいるかもしれないけれど

MTGで。言いたいことが全然伝わらなかったのである。

自分が一生懸命考えていったアウトプットだったからこそ、想いを込めて持っていったアウトプットだったからこそ、凹んだ。

落ち込んだ。

MTGに参加していたメンバーと場を改めて、わたしは本当はなにが言いたかったのかを話しつつ、わたしはどうすればよかったのか、なに

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4番手のスニーカのことを好きになっちゃった話

4番手のスニーカのことを好きになっちゃった話

いつも、自分が履いてるスニーカー、赤い素敵な靴なのに、汚い。

足先に黒ずみがあって、誰が見ても汚いなあって思うと思う。

どこにも行くところがなくて時間があったので、今日は洗ってあげることにした。

それで、好きになっちゃったのだ。

今までは自分の持ってる靴の中では3番手、いや4番手くらいだったのに。

ディズニーでいうと、フルートくらいのポジションだろうか。(フルート好きの人ごめんなさい)

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今、とてもしあわせです

今、とてもしあわせです

とても幸せである。

今、言葉で表現したいことは何かを考えたみたら、はじめにこの言葉が出てきた。

わたしは、「今日死んでもいいな」と思って毎日生きていきたいと思っている。

そう、最近、「今日死んでもいいな」って思えらぐらい毎日楽しく生きられている。

なぜ幸せなのかを語るなんてとってもナンセンスだと思うけれど

でも今幸せだからそれを残すために少しだけ書く。

今と昔、何が違うのか?

それは

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