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3年ぶりにおばあちゃんに会った

私のおばあちゃんは、苦労人だと思う。 小さな化粧店を営む家に嫁ぎ、なかなか曲者のお姑さん(私のひいばあちゃん)と何十年も化粧店を切り盛りし、やっと落ち着いてきた頃、旦那さん(私のおじいちゃん)に60歳そこそこで先に逝かれてしまった。 おばあちゃんは強くて、その上気遣いのできる人で、文句も言わず、いつも淡々と生きる人だった。 私たち孫に会うといつも優しく、可愛がってくれていた。 小学生の頃、おばあちゃんと旅行に一緒に行った道で、おばあちゃんが途中で疲れてしまったことがあった。

    • 悪い意味で「自分はまだ良くなれる」と思い込むことについて

      年明けに沖縄を旅行している時に、とても前向きで精力的な方々に出会った。 その人たちからいいエネルギーをたくさんもらい、自分に対して気づいたことがある。 それは、自分に対して「自分は良くなれる」と悪い意味で思い込んでいたことだ。 自分は、「まだまだ良くなれる」と思い込み、改善に力を入れることで挑戦することから足を遠ざけていたことに気づいた。 そんな自分に言ってやりたい。 できるから、逃げるな!! 「転職したいんだけど、〇〇も〇〇も苦手だし、まだここでやることがある。」 こ

      • 【ネタバレ注意】映画「ドライブ・マイ・カー」考察

        ドライブマイカー、とてもすごい映画でした。 あまりによかったので、観た後に色々考えてみたことを綴ってみました。 そんな意味もあったのかも、と面白く読んでもらえたら嬉しいです。 他にもこんな読み取り方もできる、というものがあればコメントで教えてください😌 ■考察 ・加福は音のことを深く愛していたが、音の運転だけは好きではないと言っていた。その言葉には、どんな意味があるか? 自分(加福)が大事にしてるものである車を大事にしてくれない、つまり音が大事にしてるものでかる、

        • 後悔することなんて、何もないから

          昨日、テレビを見て、気づいたら涙を拭っていた。 テレビを見て泣くことはおろか、 なかなか感情を表に出さないわたしが。 観ていたのは、高齢の方と雑談をして人生について学ぼう、という趣旨の番組だ。 新世界でインタビューを受けた70代の男性は、自分がずっと男性を好きだったことをあっけらかんと話した。 ずっと結婚せず、いろんな人と時間を過ごしたと笑いながら楽しそうに話していた。 でも、いつも「ちゃんと生きないといけない」と悩むことも多かったとも。 スタッフが「人生、後悔

        3年ぶりにおばあちゃんに会った

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        • 頑張りたい時
          2本

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          どんな大きな仕事も雑務のかたまりだ

          新卒1,2年目の頃は、生意気だった。今もかもしれないけれど。笑 だから、こんな雑務みたいなことじゃなくて、早くでかい仕事したい、そう思っていた。 誰でもできる、あまり事業にインパクトのない仕事に飽き飽きしていた。 でも、年を重ねるごとにわかる。 でかい仕事なんて、突然できるわけがないのだ。 たくさんの小さな仕事を経て、色んなイレギュラーな出来事や、想定外の失敗を重ねることで、いろんな観点で物事を考えることができるようになる。 色んなパターンを想定した仕組みを作るこ

          どんな大きな仕事も雑務のかたまりだ

          田舎出身のわたしが本屋が大好きな理由

          先日、久しぶりに実家に帰り、小中学生の時に行きつけだった本屋さんに行き、「昔と変わらない配置だなあ。」とふと懐かしんでいる時に、あることを発見し、自分が本屋が大好きな理由に気がついた。 わたしは、本が大好きだ。 それは、本が大好きな父の影響である。 父はお酒もゴルフもタバコもせず、本だけにお金と時間を投下する。 昔から、父と話をするのは決まって、「最近読んだ面白かった本について」である。 床が抜けそう(ジャンプすると床が揺れるので本当に抜けそうである)なくらい父の本

          田舎出身のわたしが本屋が大好きな理由

          なぜ毎日一生懸命働くのか?

          久しぶりに、ペンを持ち、ノートを開いてカフェで考えていた。 わたしは、こうもなぜ毎日働くのか? 出た答えが、以下2つだった。 ①一生懸命働いている仲間がいるから ②取引先に迷惑をかけたくないから 自分の中では、特に①の気持ちが強かった。 ①一生懸命働いている仲間がいるから わたしのいるチームは社員3人で小さなチームだ。 一人は新人でキャッチアップ中のため、実質二人で回しているチームといってもいい。 新人でないもう一人は会社をあげて行うような大きなPJTを3つも

          なぜ毎日一生懸命働くのか?

          少ないということ、時間をかけるということ

          先日非常に濃い経験をしたので、皆様に共有したい。 それは、栃木のある場所に車で行ったときのことである。 わたしたちは蕎麦屋に向かった。 蕎麦屋の中に入ると、20席ほどある店内に、4人くらいしかいなかったので、 「お、これはすぐ入れそうだ、よかった。」 そう思ったが、意外にも 「ちょっとそこで待ってもらえる?おじさん一人でこの店やってて」 と言われた。なるほど。素敵な店内でしばらく待った。 店内には、店主の方が集めたであろうこだわりの品ばかりだった。 店主の方

          少ないということ、時間をかけるということ

          今、とてもしあわせです

          とても幸せである。 今、言葉で表現したいことは何かを考えたみたら、はじめにこの言葉が出てきた。 わたしは、「今日死んでもいいな」と思って毎日生きていきたいと思っている。 そう、最近、「今日死んでもいいな」って思えらぐらい毎日楽しく生きられている。 なぜ幸せなのかを語るなんてとってもナンセンスだと思うけれど でも今幸せだからそれを残すために少しだけ書く。 今と昔、何が違うのか? それは、自分の納得した道を進めていることである。 そんなに大きい話ではなく、小さな話

          今、とてもしあわせです

          定時という概念はいいと思う

          こんばんは。 いわゆるベンチャー気質の会社に働いています。 なので、働き方は超自由。仕事が好きで?毎日終電まで残ってる人もいれば、逆に定時できっかり帰る人もいる組織です。 人それぞれ合う合わないあるのだと思うけれど、やっぱりわたしは、19:00に毎日帰るのが調子いい。 絶対19:00に帰ると決めて、そこに収まるように時間の使い方も、仕事量も調整する。 新卒2年目の働き方としては、微妙なのかもしれない。10年後困らないために、今泥のように働け!そうすれば力がついて、1

          定時という概念はいいと思う

          先輩の役割は楽しそうに仕事することなのかもしれない

          くじける時、落ち込む時があってもいい。 でも、この世界って素晴らしい、希望があるということを伝えることが親の役割だとわたしは思っている。 このことについては、また別の機会で書きたいと思うが、これって世界に先に生まれた、親だけじゃなくて、会社に先に入った先輩/上司の役割も同じなのかもしれないと思った。 この世界って、いいことだけじゃない。理不尽なことだらけだし、毎日生きる意味なんてないし、狂っている世の中だと思う。 それでも、その中にも、生きる希望はあること、世界には素

          先輩の役割は楽しそうに仕事することなのかもしれない

          マネージャーなし、営業なのにノルマなしの「ティール組織」で新卒として働いてみて

          いわゆるティール組織で働いているマネージャーはいない。営業なのにノルマもない。基本的には行きたい部署に行けて、兼務もできる。指示はされないし、意思が尊重される。リモートワークもできる。そう、自由な組織だ。そんな会社で働いて2年が経とうとしている。 めちゃくちゃ楽だし、自由だし、最高の環境である。 ただ、自由ということは難しい。 自由に全部自分で決めるって案外難しい ということである。目標も、何をやるのかも、何を成果とするのかも、全部自分で決められるのだ。上司から与えら

          マネージャーなし、営業なのにノルマなしの「ティール組織」で新卒として働いてみて

          「じぶんのきもち」を取っておきたかった

          昨日、カフェに行った。そこはコーヒーを飲みながら本を読めるカフェ。 コーヒを片手に、色んな本を読んだ。 本を探すために本棚を眺めていたときのこと。 「今はこういうことに興味ないんだよな〜。」労働法の本棚を通り過ぎる時にそう思った。と同時に、「前は興味あったんだけどな〜。ん、待てよ。前とは違うことを今は感じていて、前感じていたことはすぐに忘れてしまっているもんだよな。そう思うと、今感じていることって、またすぐ忘れちゃうってこと・・・!!」 今の自分の気持ちは二度と味わう

          「じぶんのきもち」を取っておきたかった