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なぜ毎日一生懸命働くのか?
久しぶりに、ペンを持ち、ノートを開いてカフェで考えていた。
わたしは、こうもなぜ毎日働くのか?
出た答えが、以下2つだった。
①一生懸命働いている仲間がいるから
②取引先に迷惑をかけたくないから
自分の中では、特に①の気持ちが強かった。
①一生懸命働いている仲間がいるから
わたしのいるチームは社員3人で小さなチームだ。
一人は新人でキャッチアップ中のため、実質二人で回しているチームといってもいい。
新人でないもう一人は会社をあげて行うような大きなPJTを3つも4つも任されており、わたしよりもずっと忙しい。
昼も夜もわけがわからなくなるくらい働いている。
そんな彼女を見ていると、自分だって一生懸命働かない理由がない。
なるべく彼女がチームの仕事をやらなくて済むように、チーム内の仕事は自分でやれる分は全部やり、時には彼女の仕事まで食べ尽くす勢いだ。
わたしのチームは社員以外にも派遣のメンバーが10人程度働いている。
そのメンバーがプロフェッショナル意識を持って、辛くても納期に間に合うよう、いつも働いてくれている。
彼女たちが少しでも楽に働けるように、社員のわたしにできることはたくさんある。
そんな彼女たちのために、自分は働いている。
②取引先に迷惑をかけたくないから
わたしの携わるサービスは、多くの信頼して使ってくれている企業様のおかげで成り立っている。
そんな企業様から問い合わせがあったらすぐに答えたいし、困っていることがあったら、何とかしてあげたいと思う。
そんな取引先の皆様のために、自分は働いている。
(もしかしたら、取引先の皆様に残念に思われてサービスから離れてほしくないという思いのほうが強いのかもしれないけれど)
わたしは、このことに気づいた時、かなり愕然とした。
もちろん、メンバーのためや、取引先のために頑張ることはいいことだと思う。
ただし、株式会社で働いて、サービスを提供している以上、作りたい世界があり、そのための手段としてサービスを作っているはずなのだ。
だから、いいサービスを作ること、届けること、それが第一義にこなくてはいけないはずである。
仲間のため、は副次的なものであるべきなのだ。
そうでないと、歪んでしまう。
誰のためのサービスか、見失いかねない。
仲間のために、取引先の企業様のために、それもいい。
でも、やっぱり企業で働く一人間としては、サービスを届けた先の世界を見て働きたい。
わたしは、そう思う。
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