4番手のスニーカのことを好きになっちゃった話
いつも、自分が履いてるスニーカー、赤い素敵な靴なのに、汚い。
足先に黒ずみがあって、誰が見ても汚いなあって思うと思う。
どこにも行くところがなくて時間があったので、今日は洗ってあげることにした。
それで、好きになっちゃったのだ。
今までは自分の持ってる靴の中では3番手、いや4番手くらいだったのに。
ディズニーでいうと、フルートくらいのポジションだろうか。(フルート好きの人ごめんなさい)
カレーでいうと、人参くらいのポジションが妥当かもしれない。(人参好きの人ごめんなさい)
まあ、他に合う靴もないし、たまにはこの靴も履くか、くらいのノリだった。
それが、今日はスポンジを持って、磨いていると、いっつも全然気にしていなかったのに、
「ん、こんなところに汚れがあるな。」
「靴の裏も結構汚いぞ。」
そんなことを発見する。たまらず一生懸命磨く。
全然取れないので、大きなスポンジから激落ちくんに変えてみる。
途端に、ぐんぐん汚れが落ちていく。
「あら、こんなところも汚いのね。」
そんな発見もしながら汚れを落としてあげる。
5分ほど経つと、見違えるようにきれいになった。
気になっていた足先も買った時のように真っ白だ。
達成感と愛おしさでいっぱいになった。
いつもは、しゃあなし履いていた4番手ちゃんだけど、今度は履くのが楽しみになってしまった。
お手入れをすると、ちゃんと一つひとつのものと向き合うから
わたしにとっての大事なものが一つ、また一つ増えていく。
たまらんなあ。
※この後、お手入れにハマって、革靴→革の小銭入れ→革財布と次々にきれいにしてしまいました
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