1番幸せだったとき

わたしが、人生で一番幸せだったと思うのは、高校3年間だ。

ドラゴン桜に影響されて、「東大に行く!」と高1からガリガリ勉強していた。

自分の世界が広がっていくのが楽しくて、勉強はとっても楽しかった。

進学校だったこともあり、親や先生はもちろん、友達からの風当たりも良かった。


勉強だけではなく、部活のバスケにもかなり打ち込んでいた。

中学では、ソフトボールをしていたが、あひるの空とスラムダンクの影響でずっとバスケをやりたかった。

田舎過ぎて中学にバスケ部はなく、高校に入って、迷わずバスケ部に入った。

周りは小学校や中学校からバスケをやってる子ばかりで、一番下手だったけど、バスケができるのが嬉しくてそんなのお構いなしだった。

先輩、同級生構わずバスケを教えてもらい、部活がない日には、隣の中学校のバスケ部に混ぜてもらったり、時には小学校のバスケまで足を伸ばして、基礎から学んだ。

時間があれば、バスケの練習、終わったら勉強という生活だった。

それはもう、めちゃくちゃに楽しかった。

塾の休憩時間にばかをするような友達もいた。

塾のレンジでピザ🍕焼いて誕生日をお祝いしちゃうようなお茶目な友達だった。

友達とうまくいかない時期もバスケや勉強があった。

彼氏は最後までできなかったけど、3年間片思いをした大好きな人がいた。

最高の3年間だったと、今思い返して思う。

楽しくて楽しくて、こんなに楽しいなら、いつ死んでもわたしは悔いはないと思っていた。


最近、困っている。

そんなに楽しい時期があると、困る。

どう頑張っても全然超えられない。

神格化しているのかもしれない。

当時のように迷わず真っ直ぐ何かに打ち込みたいのかもしれない。

でも、もうダメなのだ。本当は当時くらいシンプルでいいはずなのに、迷う。

何を目指すのか?

どう生きるのか?

真っ直ぐに進めないことが苦しいのだ。





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