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おすすめの本一覧

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「誰かにおすすめしたい!」と思った本をまとめています。新旧・ジャンル不問。
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2022年11月の記事一覧

編…ヒューバート・ヴェナブルズ 訳…大瀧啓裕『フランケンシュタインの日記』

編…ヒューバート・ヴェナブルズ 訳…大瀧啓裕『フランケンシュタインの日記』

 やっていいことと悪いことがある。

 そのことに気づかせてくれる小説です。

 死んだ人間の細胞に人工的な刺激を与えるといった、生命倫理に触れるような実験をもともと行っていたヴィクトール・フランケンシュタイン。

 ヴィクトールはエリーザベトという女性と出会い、エリーザベトのこと以外は何も考えられなくなり、結婚もして、これから人間らしい幸せを掴むと思いきや…。

 残念ながらその幸福は束の間。

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著…矢部太郎ほか『「大家さんと僕」と僕』

著…矢部太郎ほか『「大家さんと僕」と僕』

 P106〜107掲載の大家さんフィギュアと矢部さんフィギュア、わたしも欲しいです!

 おっとり可愛らしくて、ちょっぴり背中が曲がっている大家さんフィギュア。

 細すぎて自立出来ず一人では倒れてしまう矢部さんフィギュア。 

 大家さんフィギュアに手を握ってもらって、矢部さんフィギュアも自立に成功!

 二人とも嬉しそう…。

 これって、二人の関係性そのものですよね。

 「支え合う」なんて

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著…石橋恵三子『「徹子の部屋」の花しごと』

著…石橋恵三子『「徹子の部屋」の花しごと』

 華やかだったり、優しげだったり。

 毎回雰囲気の変わるお花は、『徹子の部屋』を観る楽しみの一つ。

 これは、なんと『徹子の部屋』の放送第一回目からずっとお花を生け続けてきた石橋さんの本。

 『徹子の部屋』のゲストの皆さんはきっと嬉しいでしょうね。

 自分のイメージ、好み、職業などに合わせてお花が生けられていて。

 そのお花が徹子さんと共に迎えてくれるのですもの。

 なんと石橋さんは、

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著…安住紳一郎『局アナ 安住紳一郎』

著…安住紳一郎『局アナ 安住紳一郎』

 この本の初刷は2006年。

 あちこちに自虐的なことが書かれていて、それがとっても癖になります。

 いいキャラしてますよね。

 安住アナ。

 この本のはじめに、

 と書かれているのも面白いです。

 わたしは今まで沢山の本を読んできましたが、プロローグで謝る人は初めて見ました!

 まだ誰にも怒られていないのに、というか本編(子ども時代から2006年現在にかけての色んな思いが綴られてい

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著…トルストイ 訳…名越陽子『人はなぜ生きるのか?』

※注※
以下の文には、結末を含むあらすじを書いています。
この本をまだ読んでいない方で、ネタバレを望まない方はご注意ください。

 あなたは貧乏な靴職人です。
 働いても働いても大した収入にはならず、食べていくだけで精一杯。
 あなたは、生きているのか死んでいるのかも分からない裸の男を偶然発見しました。
 助けますか?
 →はい/いいえ

 あなたは素通りすることに決め、歩き出しました。
 でも、

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著…橋本麻里『変り兜  戦国のCOOL DESIGN』

著…橋本麻里『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』

 もし自分が戦国武将ならどの兜をかぶって出陣したいだろうか?

 と、まるでカタログからお気に入りの兜を選ぶような気分で読める本。

 有名どころがズラリ。

 動物、昆虫、魚、角や、羽根や、烏帽子などなど。

 多種多様なモチーフが用いられています。

 まるでマリー・アントワネットの盛り髪のごとく高〜い兜や、なんとウサギの耳やしゃちほこまで生やした兜もあります。

 「本当にこれをかぶって戦え

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著…後河大貴『白洲次郎100の箴言 〝従順ならざる唯一の日本人〟が贈る人生の楽しみ方』

著…後河大貴『白洲次郎100の箴言 〝従順ならざる唯一の日本人〟が贈る人生の楽しみ方』

 シンプルなつくりの本。

 気軽に白洲さんの名言を読むことが出来ます。

 わたしは白洲さんがよく話したという「プリンシプル」の他に、「ノブレス・オブリージュ」という考え方が好きです。

 「高貴なる者の義務」という意味。

 恵まれている者には、恵まれない者を助ける義務があるのです。

 また、人は、身分に関係なくお互いに敬意を払う必要があります。

 白洲さんの、 

 といった言葉が潔くて

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著…森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』

著…森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』

 様々な作法について「なぜこうするのですか?」と先生に質問したり、メモを取ろうとしたり、暗記しようとしたり…。

 わたしも茶道(表千家)を習い始めた頃、森下さんと同じことをしました。

 そして、森下さんと同じように、先生から「頭で覚えようとしてはいけません。お稽古を重ねれば、体が覚えてくれますから」と諭されました。

 だから、わたしは何だかかつての自分を見るような気持ちでこのエッセイを読みま

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著…寄藤文平『元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS』

著…寄藤文平『元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS』

 すいへーりーべー。

 と学生時代に頑張って覚えたのは良いものの、今や日常生活で元素の存在を意識することは少ないです。

 自分の体そのものも元素で構成されているのに。

 この本は、それぞれの元素について、ゆる~いイラストとゆる~い文章で楽しく教えてます。

 元素をキャラクター化。

 髪型、体型、ヒゲの有無、顔つき、服装などをそれぞれ違わせているので、その元素の性質、状態(固体なのか液体な

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監修・執筆協力…ゆうきゆう 著…汐街コナ『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』

監修・執筆協力…ゆうきゆう 著…汐街コナ『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』

 仕事で心身共に限界突破しているのに退職出来ず追い詰められている人におすすめの本。

 この本のほとんどは漫画。

 文章だけの本と比べると読書のハードルが低めなので、疲れ果てている人にも読みやすいと思います。

 特にわたしが共感したのは、単行本版のP7〜11に掲載されている、ブラック企業で働く人の心理状態を道に例えたところ。

 人は、まだ心身ともに元気なうちは、ブラック企業という名の道を歩く

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著…男女のすれ違い検証委員会『だからモメる!これで解決!男女の会話答え合わせ辞典』

著…男女のすれ違い検証委員会『だからモメる!これで解決!男女の会話答え合わせ辞典』

 「あいじょう」「あどばいす」「かいわ」「かいもの」「きねんび」「さっする」といった言葉について、男女の捉え方がいかに違うかまとめた本。

 もちろん、考え方は人それぞれ。

 男性だから或いは女性だから必ずこう考えている、というわけではありません。

 しかし、男女別にこういう傾向があるということを知っておいて損はありません。

 例えば「あいじょう」。
 男性にとっては態度で示すもの。
 女性

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著…ジェイムズ・ランフォード 訳…千葉茂樹『グーテンベルクのふしぎな機械』

著…ジェイムズ・ランフォード 訳…千葉茂樹『グーテンベルクのふしぎな機械』

 「いったい、なんだと思う?」とクイズ形式で答えを想像しながら、初期の印刷機の成り立ちについて学べる絵本。

 紙、革、金箔、インクといった物を作る方法も紹介されているので、「紙って昔はそうやって作っていたの!?」と驚かされます。

 色に関しては、赤色はアカネの根から、青色はラピスラズリから、黄色はサフランのおしべから作っていたそうで、試行錯誤の努力が伝わります。

 きっと、手書きの写本が主流

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著…しきみ『悪魔』

 まるで夢と現実の間を揺蕩うかのように怪奇で不思議な文学作品を、美しいイラストと共に堪能出来る本。

 『乙女の本棚シリーズ』の中でしきみさんが描いたイラストの中から、ご自身が選んだ作品と、描き下ろしの『悪魔』が収録されています。

 萩原朔太郎の『猫町』、江戸川乱歩の『押絵と旅する男』、夏目漱石の『夢十夜』、坂口安吾の『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎の『魔術師』、芥川龍之介の『悪魔』。

 どれ

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著…蛇蔵&海野凪子『日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典』

著…蛇蔵&海野凪子『日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典』

 この本の7割くらいは漫画なので、読書の習慣がない人にも読みやすいです。

 『枕草子』『紫式部日記』『御堂関白記』『大鏡』『今昔物語集』『更級日記』『方丈記』『徒然草』『古事記』について、どういう人物がどんな動きをした内容なのか、漫画で楽しく紹介してくれます。

 それぞれ、清少納言、紫式部、藤原道長、安倍晴明、源頼光、菅原孝標女、鴨長明、兼好、ヤマトタケルが登場。

 古典文学って、作者と作品

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