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高井宏章 雑文帳

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徒然なるままに。案外、ええ事書いてます
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2019年5月の記事一覧

「同じこと2度聞かないノート」のススメ

「同じこと2度聞かないノート」のススメ

ここ3日ほど、タイムラインにこの新入社員教育ネタのマンガについてのツイートが次々と流れてくる。

まとめると、

・新入社員だからミスが多いし、怒られることも多い
・それはしょうがいないけど「もう済んだこと」を怒るのはやめてほしい
・一例は上司に頼まれた写真の撮影をすっかり忘れたときのこと
・翌日「なんで忘れるんだよ!」と怒り狂って連呼された
・怒られながら、申し訳ないと思いつつ、「そんなこと言っ

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天皇家という家族の実像 『天皇陛下の私生活』

天皇家という家族の実像 『天皇陛下の私生活』

本稿は光文社のサイト「本がすき。」に4月3日に寄稿したレビューです。編集部のご厚意でnoteにも転載しています。もう元号が変わったので、最後だけ少しリライトしています。

半藤一利の「日本のいちばん長い日」など、終戦の年である昭和20年(1945年)の昭和天皇と周辺の言行を記録した読み物はおびただしくある。
本書のユニークさは、その激動の1年を「観察期間」としながら、あえて天皇家という特殊なファミ

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投稿ネタのアンケートやります! フォロワー1000人突破記念企画

投稿ネタのアンケートやります! フォロワー1000人突破記念企画

おかげさまでタイトル通り、1000人突破いたしました!
めでたい!
年内ぐらいには、と思っていた大台乗せ、まさかの突風でアレヨアレヨと目標達成。
公式のオススメ、恐るべし。

恒例!好評!投稿ネタアンケート!ということで、大いに調子に乗ったときの高井さん恒例、noteの投稿ネタのアンケートをやります!

★注意!アンケートは締め切りました。
結果はツイートをご覧ください。

上のリンクからご参加く

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提案!すべてのバスケゴールにPublic Ballを!

提案!すべてのバスケゴールにPublic Ballを!

チマチマとバスケを再開しているのだが、公園で出会った謎について少々。
これです。

ネットの袋状の部分にボールが鎮座してる。
手に取ってみたが、公園の名前も、「〇〇区」とも入っていない。
誰かの忘れものだろうか。
それとも。

私がマイボールでシュート練習している間、小学生男子3人がチャリでやってきた。2人はボールを持っていて、1人は手ぶらだった。
手ぶらの少年は、この放置ボールでしばらくシュート

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政治家と「言葉の力」 メイ首相辞任に思うこと

政治家と「言葉の力」 メイ首相辞任に思うこと

イギリスのメイ首相が5月24日、ついに辞意を表明した。
Brexit迷走の出口は見えず、「『代わりがいない』以外に生き残っている理由がない」という状態だったので、意外感はない。よくここまで粘ったな、というのが正直なところだ。
ちなみにタイトル画像はちょっと前のEconomist誌の表紙に私がイタズラ書きしたものだ。書き足したのがどこか、左脇えぐりこむように、探してみてください。

EU離脱を決めた

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「万引き少年」を救った謎のさえないバイト青年

「万引き少年」を救った謎のさえないバイト青年

時効も時効だろうから書いてしまうが、そのうち消すかもしれません。

私は生涯で2回、「万引き」をしたことがある。
1回目は小学校に上がってすぐ、5つ年上の兄と近所の駄菓子屋にいったときにやらかした。20円だか30円だかの駄菓子をくすねた。
バカガキだった私は、自宅に帰って兄にそれを自慢した。「度胸あるだろ!」みたいな気分と「やっちまった…」という罪悪感が半ばして、「お前、すげえな!」と兄に言っても

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"お金は汚い"と洗脳された子の末路

"お金は汚い"と洗脳された子の末路

誰かが肥えるための「養分」になる
本稿は2018年10月にPRESIDENT Onlineに寄稿した文章です。転載をご快諾いただいた編集部に感謝いたします。一部だけ加筆・修正しています。
これがバズって、その日のうちに拙著「おカネの教室」がAmazon総合トップに駆け上がったヒット作でございます。未読でしたら、ぜひ。

クレジットカードのリボ払い、高リスクの投資信託……。詐欺のような犯罪だけではな

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新規フォロワーの皆さんへ 高井浩章のnoteガイド

新規フォロワーの皆さんへ 高井浩章のnoteガイド

note公式がオススメに入れてくれたおかげでフォロワーが急増しております。ありがとうございます。
「どれから読んだらええねん」という皆さんに、過去の人気投稿やマガジンの概要をご紹介する。
古参の読者の皆さん、今回はオチはありません。スルー願います。

まず!新連載を始めたので、ぜひ、ぜひ、こちら、読んでほしいです。
そのうち本にする予定なのに、全部タダで公開しています。
お買い得というか、「それで

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乱読家のための読書リスト

乱読家のための読書リスト

私にはめったやたらと人に本を薦めるという悪癖がある。
これなんかはその悪癖の発露なのだが、おかげさまで未だにコンスタントに読まれる大ヒットとなった。ビュー、1万2000超えてます。

今日からツイッターで、こんなネタアンケートをやっている。

ここでも、隙あらば本を薦めたいという魂胆が見えみえだ。
明日5月18日いっぱいが期限なので、気が向いたら清き1票を。ついでにフォローもお願いします!

ここ

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「外さない書き方」の指南書 『東大作文』

「外さない書き方」の指南書 『東大作文』

本稿は光文社のサイト「本がすき。」に5月9日に寄稿したレビューです。編集部のご厚意でnoteにも転載しています。

ベストセラー「東大読書」の姉妹作の売り文句は、「『伝える力』と『地頭力』がいっきに高まる」。ずいぶんと欲張りなタイトルだ。看板に偽りはないのだろうか。

『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』東洋経済新報社
西岡壱誠/著

四半世紀近く記者稼業をやっているので、一応、

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【謎】教えて!フォロワー急増の怪【真実はいつもひとつ】

【謎】教えて!フォロワー急増の怪【真実はいつもひとつ】

困惑している。この48時間ほど、とても困惑している。
高井浩章(私です)のnoteのフォロワーが急増しているのである。
現状、こんな感じ。

526人が、どれぐらい凄いのか(あるいはどれくらいショボいのか)私にはよく分からない。
でも、ここ2日の増加ぶりは、自分的にはすごい。
始めたのが昨年6月末で、一昨日までは470人ぐらいだった(はず)。
過去11カ月弱、1日に1~2人ぐらい増えてただけなのに

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「高井浩章という沼」に落ちた女

「高井浩章という沼」に落ちた女

ここ数日、高井家の話題をさらっている女性がいる。
バタコさんである。

(公式サイトからスクショしました)

ちがうちがう。こちらではない。こちらである。

プロフィールによると在英の、二児のママさんである。
何が話題かというと、高井浩章(私です)のnoteという「沼」へのハマりっぷりが、凄いのである。

ご存知のように、noteは「スキ」やフォローがあるとお知らせが来る。
このお知らせが最近、笑

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Bリーグファイナル観戦記 & 日本のバスケの黄金期に向けた私的提案

Bリーグファイナル観戦記 & 日本のバスケの黄金期に向けた私的提案

昨年に続いてプロバスケ、Bリーグのファイナルを横浜アリーナで観戦した。元バスケ小僧として、観戦リポートとともに、黄金期を迎える準備が整ってきた日本のバスケについて思うところを記しておく。

富山・阿部選手と観戦という贅沢
会場は昨年と同じ横浜アリーナで、決勝のカードも「千葉ジェッツ」対「アルバルク東京」と昨年と同じ顔合わせ。コートサイド2列目の極上シートという席も同じだった。こんな視界です。たまら

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人生に必要な知恵はすべて「マンガ」で学んでね

人生に必要な知恵はすべて「マンガ」で学んでね

高井家流マンガ「R指定」システム高井家には、今年の4月から大学1年、高校1年、中学1年になった3~4歳間隔の三姉妹がおります。この3人、特に下の2人は小さいころ、「早く5年生になりたい!」と高学年になるのを心待ちにしていました。
なぜなら、小学5年生から『HUNTER×HUNTER』(冨樫義博、集英社)が読めるようになるからです。
特に「最後尾」の三女は、父と姉たちが「メチャメチャ面白い!」と盛り

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