高井宏章

経済コラムニスト・YouTuber/経済青春小説「おカネの教室」著者(高井浩章名義)/…

高井宏章

経済コラムニスト・YouTuber/経済青春小説「おカネの教室」著者(高井浩章名義)/ツイッターフォロワー1万/元日経新聞編集委員/1972年生まれ / 三姉妹のお父さん / ビリヤード/LEGO/バスケ

マガジン

  • 高井宏章 雑文帳

    徒然なるままに。案外、ええ事書いてます

  • 高井宏章のヒットnote集

    そこそこ読まれたヒット投稿集。「殿堂入り」が別にあります。かぶってます。

  • 高井さんの「真の殿堂入り」note集

    読んで損はない投稿がこんなに。すべて無料。恐るべし。

  • 高井宏章の「ここだけの、経済の話」詰め合わせ

    「表」では書きにくい突っ込んだテーマの有料note詰め合わせ。 1本250円の記事を500円で全部読めます。あと2本は追加する予定です。 ・MMTと「陰謀論」の残念な共通点 ・「国債は将来世代へのツケ回しではない」論の落とし穴 ・仮想通貨 vs 国民国家 ・住宅ローン「変動・頭金ゼロ」のなぜ ・テーマ未定(追加予定) ・テーマ未定(追加予定)

  • 「本がすき。」書評集

    光文社のサイト「本がすき。」に寄稿した書評を転載しています。ちょっと真面目な文体です(笑)

ウィジェット

  • 商品画像

    おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

    高井浩章
  • 商品画像

    「おカネの教室」ができるまで: 兼業作家のデビュー奮闘記

    高井浩章
  • 商品画像

    ポドモド

    高井浩章

最近の記事

  • 固定された記事

高井宏章のnoteガイド(無料ですよ)

読んで損はなし!殿堂入り投稿(自称) こちらのマガジンには基本、「スキが200以上」というヒット作だけ集めてあります。 以下、「スキ」が多い順にいくつかご紹介。 名刺代わりの1本。まずはご一読を。 高井さんにしては珍しくツイッターでバズった、ええ話。 紹介した理系本、たくさん読んでもらってます。うれしい。 2022年9月に亡くなった父の思い出です。 48話の大河ドラマを6日でイッキ見したバカな男を憐れんでご一読を。 ツイッターでバカ受けしました。 陰謀論にハマ

    • そして「輪」が閉じた 『おカネの教室』新潮文庫に入ります

      『おカネの教室』の新潮文庫版が3月28日に出ます。 予約が今日2月15日から始まりました。 まずは恥も外聞もなく。 今すぐ、ご予約を! 「コレ、Kindleで読んだなー」という推計5万人のアナタ。 文庫版、税込み693円です。単行本より1000円以上安い。 1冊、手元に置いておいて、損はありません。 さりげなくその辺に放置すればお子さんが読むかもしれません。 今すぐ、予約を! 迷っている方、以下の錚々たる推薦コメントをご覧下さい(順不同) みなさま、絶賛の嵐、ありが

      • 高井宏章へのお仕事の依頼、こちらから

        まずは連絡先を まずはメールアドレスを hiroaki.takai@zoukeisha.com こちら、個人会社「造形社」のアドレスです。 すでに高井個人のGmailをご存知の方は引き続きそちらでお願いします。 初めての方、ツイッターのDMの方が反応は早いです。 アカウントはこちらから。 プロフィールはこちらをご覧ください。 こちら適宜転用・引用していただいて構いません。 お仕事について メディアへの出演、講演、イベント登壇など幅広くお受けしています。 ただし

        • プロフィール 高井宏章はこんな人

          放置してあったnoteのプロフィールをアップデートしました。 メディア等の関係者の方々、写真を含めて、こちらを適宜お使いいただいて構いません。 経済コラムニスト、YouTuber。日本経済新聞元編集委員(2023年6月退職)。2023年7月にYouTubeチャンネル「高井宏章のおカネの教室」を開設。Twitter、noteでも、経済にとどまらず書評や教育論など幅広い情報を発信している。 1995年に名古屋大学(法学部)卒業後、日経新聞に入社。記者・デスクとしてマーケット、資

        • 固定された記事

        高井宏章のnoteガイド(無料ですよ)

        マガジン

        • 高井宏章 雑文帳
          高井宏章
        • 高井宏章のヒットnote集
          高井宏章
        • 高井さんの「真の殿堂入り」note集
          高井宏章
        • 高井宏章の「ここだけの、経済の話」詰め合わせ
          高井宏章
          ¥500
        • 「本がすき。」書評集
          高井宏章
        • マンガ版『おカネの教室』
          高井宏章

        記事

          良貨で悪貨を駆逐したい 「おカネの教室」YouTubeチャンネル登録1万突破!

          28年勤めた日経新聞を辞めて半年。 7月に開設したYouTube「高井宏章のおカネの教室」のチャンネル登録数が1万を突破した。 めでたい。とてもめでたい。 ご出演くださったゲストの皆様。 いつもご覧いただいている視聴者の皆様。 誠にありがとうございます。 以下しばしオジサンYouTuberの実態とささやかな野望(?)を語ります。 それは、 悪貨が良貨を駆逐する修礼の海に安全な海域を作りたい というものです。 家内制手工業型YouTuber まずはチャンネルの内幕を

          良貨で悪貨を駆逐したい 「おカネの教室」YouTubeチャンネル登録1万突破!

          水の中で、今、ここにいる

          相変わらず、プールに通っている。週に3~4回は行っている。 水泳は去年の夏からはじめた。その前は、まったく泳げなかった。 速く、ではなく、ゆったり長く、を追い求め、平泳ぎはできるようになった。50歳で泳げる人になれた。 通っている区営のプールには「サカナさん」がいる。さかなクン、ではないし、本名でもない。私がある常連さんに勝手につけたニックネームだ。 サカナさんは、月に1回くらいしか会わない。こちらの頻度を考えると、たぶん月に2回くらいしか来ていないのではないだろうか。 サ

          水の中で、今、ここにいる

          なぜ失敗国家は「不屈のウクライナ」に豹変できたのか

          ロシアがウクライナに侵攻してから、2回目の冬が近づいている。膠着気味とはいえ、ウクライナは頑強な抵抗を続けている。正直、今回の戦争がこんな形で2年目の半ばを過ぎるとは思いもしなかった。 2022年2月24日にロシア軍が国境を越えた時点で、私は短期間でウクライナはロシアに組み敷かれると予想した。不明を恥じるしかないが、当時、専門家の大半も同じような見通しを持っていたはずだ。ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領がリーダーシップを発揮して反転攻勢に出るなどと言えば、夢想家として笑い

          なぜ失敗国家は「不屈のウクライナ」に豹変できたのか

          「本を読む」だけで、いいかもしれない

          28年勤めた日経新聞を辞めて、フリーになって、4か月ちょっと経った。中途半端だな、4か月ちょっと、って。 「あれやってます」「これやってます」みたいな話は、また書きます。 YouTubeのリンクだけ貼っておこう。経済や投資に興味ある方、ぜひ。 この文章は、会社を辞めてから守っているルーティンのなかで、「これ、皆さんやったら良いのに」というテーマに絞ります。 それは「本を読む」だ。 なんだ、そんなことかと思ったアナタ。 1日に何時間くらい本を読みますか。 あるいは1か月に

          「本を読む」だけで、いいかもしれない

          「子育て本」なんて、書けない。

          よく「高井さん、『子育て本』を書いたら?」と言われる。 私の答えはいつも同じだ。 「わざわざ本に書くようなこと、何もないです」 これは本音だ。 子育てやら教育やらについて、高井家には特別なことは何もないと思う。 普遍的な秘訣やノウハウめいたものも、何もない。 三姉妹はそれぞれ愉快で「やるな、キミたち」という人たちだ。 それは「子育て成功」ではなくて、たまたま愉快でなかなかやりよる人たちが、私の娘なだけだ。 「好きにしろよ」「知らんがな」 冒頭からありきたりで恐縮だが、我

          「子育て本」なんて、書けない。

          若い記者の皆さんへ オジサン記者からの私信

          先日、「退職のお知らせ」を社内にメールした。 すると、ある中堅記者が「スクショして大事にしてました」と私のメールの写真を返信してくれた。ビックリした。本人は、書いたことも、送ったことも、忘れていたからだ。 当時、私は証券部のデスクだった。証券部は新人として配属された、ホームともいえる部署だ。 デスクの仕事は「紙面を作ること」だ。取材のテーマや方向性を考えたり、連載企画を考えたり、記者の相談に乗ったりする。 「その日の紙面」を作るのもデスクの大切な仕事だ。記者が書いた記事を整

          若い記者の皆さんへ オジサン記者からの私信

          日経新聞を辞めること、今後のこと

          28年勤めた日経を退職します いままで内緒でしたが。 『おカネの教室』の著者で、このnoteの主の高井浩章さんは「日本経済新聞社の高井宏章さん」でした。 バレバレ、でしたよね。でも、一応内緒だったんです。 そして、もうすぐ「元日経新聞の高井宏章さん」になります。 6月末の退社予定。あと1か月です。 これを機に、ふたりの「高井さん」は対等の精神で合併し、存続会社を本名の「高井宏章」とします。 分かりにくいな。 要は、今後は高井宏章さんで通します。 これまでややこしくて、失礼し

          日経新聞を辞めること、今後のこと

          少年の傷痕と後悔の記憶 『サンクチュアリ 聖域』で蘇った苦い思い出

          NETFLIXで『サンクチュアリ 聖域』シーズン1を見た。面白かった。強くプッシュしてくださったワタナベアニさん、ありがとうございます。 本作には主人公の最強のライバルとして静内(しずうち)という力士が出てくる。 作中、左頰にヤケドの痕をもつ静内が、少年時代を回顧するシーンがある。少年相撲の対戦相手が静内のヤケドの痕を「気持ちわりぃ」となじり、気弱そうな少年が母親の声援で鼓舞される印象的な場面だ。 この場面で、ふいに涙がこみあげてきた。 すっかり忘れていた私自身の少年時代の

          少年の傷痕と後悔の記憶 『サンクチュアリ 聖域』で蘇った苦い思い出

          させていただく Of The Year

          きょう、区営体育館のプールサイドで今年一番の「させていただく」に出会った。注意書きのプレートに、プール内でやってはいけない危険行為を列挙したうえで、こう書いてあった。 危険行為はご遠慮ください。見かけた際にはその都度、注意喚起させていただきます。 いやはや。 まず、ここは、単にこう書くべきだろう。 これらの危険行為は禁止です。 過剰な「させていただく」がなぜ不快なのか、この注意書きに見事に凝縮されている。それは「敬意と責任の欠如」だと私は思う。 まず「危険行為はご遠

          させていただく Of The Year

          金投資の裏技 「10万円玉」物語(全文無料で読めます)

          (この記事は全文無料で読めます) 金相場がずいぶん値上がりしています。NYの先物は1トロイオンス2000ドルを超え、円建て価格もご覧の通り。青がドル建て、赤線が円建て(田中貴金属のサイトより) なぜ、という話は割愛します。 私は現在、そこそこの量の金を持っています。 初めて金を買ったのは2008年3月の米投資銀行ベア・スターンズ破綻の直前でした。当時の金価格はドル建てで1000ドル程度、円建てで3000円くらいでした。コツコツ積み立てを続けたので、それなりに利益が出ていま

          有料
          250

          金投資の裏技 「10万円玉」物語(全文無料で読めます)

          長期投資は本当に報われるのか

          長期・積立・分散。 言わずと知れた、資産運用の基本3原則です。 「これでOK」という理屈は巷に溢れているので割愛します。 3原則のうち「積立」と「分散」の根っこにはある種の諦念があります。 良いモノを良い時に買えるほど、99.99%の人間は賢くない。 気が済むまで「9」の数を増やしても、それは恐らく正しい。 マーケットに勝とうとするなんて「敗者のゲーム」だ、諦めて市場平均並みのリターンをコツコツ稼げれば上等だ、というのも恐らく正しい。 問題は「長期」です。 この原則だけ

          有料
          250

          長期投資は本当に報われるのか

          「国債は将来世代へのツケ回しではない」論の落とし穴

          ここ数年、ネット上でタイトルのような言説をちょいちょい見かけます。 煎じ詰めると、「死ぬまでに借金を返さないといけない家計と違い、政府は借り換えを続ければ元本を事実上返済しなくてよい」という理屈です。 特に自国通貨建ての国債なら、中央銀行が買いとってしまえば、いくらでも消化できる。「右手が左手にお金を借りているようなもの」といった表現を使う人もいますし、ちょっと前にも『安倍晋三回顧録』の「国債を発行しても、孫や子に借金を回しているわけではありません。日本銀行が国債を全部買い

          有料
          250

          「国債は将来世代へのツケ回しではない」論の落とし穴