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2018年7月の記事一覧
本当に意思決定が必要なことって、実は少ないかもしれない
先日、こばかなさんと意思決定の話をした。その話のまとめメモ。
意思決定の遅さや、先延ばしに巻き込まれて、チャンスを逃すケースが非常に多い。私生活でも仕事でも。
でも、実は意思決定で悩むケースは、この世にはほとんど無いんじゃないかなと思う。多くの場合、物事の選択はざっくり「ポリシーの問題」「セオリー」「不変の法則」の3種類のレイヤーに分類できるのではないかと思う。あらゆる意思決定をこの3レイヤー
「なんで写真を撮るんですか?」
この記事に掲載してる写真は、ぼくが本当に見せたかった写真じゃない。本当に書きたいことも書いていない。なぜかといえば、読んだ人に大きなストレスを与えてしまうからだ。
人は受け入れられないストレスを感じると、現実から目を背けようとする。現実から目を背けても、現実が消えるわけじゃないのに。
現実から目が背けられなくなると、現実を見せてきた相手を叩くことで心の安定させようとする。つまり撮影者であるぼ
他人に判断を委ねないということ
災害時にいつも思うのは、重要な局面は自分で判断しないといけないってコトです。
現場の状況を一番わかってるのは自分です。
お役所や学校は、もはやそこまで頼れない。
周囲がなんと言おうが、自分の判断で動かないといけないときがあります。
マレーシアでは毎年ヘイズという公害があり、ひどいときには視界が真っ白になるほどの大気汚染が起きます。
こうしたとき、マレーシア人の親は親自身の判断で子供を学校に行か
特上よりもたいせつな「並」の味。
10年ほど前、ある高名な料理評論家の方に取材させていただいた。
はじめてのお店に行くとき彼は、ひとつのルールを守っているのだという。たとえば懐石料理のお店で、コースが「松」「竹」「梅」に分かれていたとする。このとき彼は、それがどんな値段であろうとかならず「梅」を選ぶのだそうだ。あるいはとんかつ屋さんで「特上」「上」「並」の定食がそれぞれあった場合、決まって「並」を注文する。いちばん安価なコースを
おもしろい文章は「共感8割、発見2割」
「おもしろい文章は、内容がおもしろい」という残酷な事実がある。
もちろん、表現や言い回し、空気感などでおもしろさを伝えられる人もいる。しかしそれができるのは、作家など一部のプロフェッショナルだけ。下手にマネすると「さむいエッセイスト」みたいになる。
プロの書き手ではないぼくたちが「おもしろい」と思われる文章を書くためには「内容で勝負する」必要がありそうだ。
ただ、おもしろいと思われるよ
その文章に「サビ」はあるか
おもしろい文章には「サビ」がある、と思った。
曲で印象的な部分を「サビ」という。おなじように、文章にもちゃんと印象的な「サビ」があるか? 「これが言いたいんだ!」というメッセージがあるか? そこを意識するといいのではないか。
そして、その「サビ」に向かって「イントロ」や「Aメロ」「Bメロ」を配置していくのである。
こんな文章があったとする。
今日は台風が近づいているからか、低気圧
リスペクトとは、どういうことか。
百家争鳴、とはこのことである。
サッカーW杯・ロシア大会がはじまってからというもの、サッカーという競技について、それぞれの試合について、各選手のプレーについて、監督の采配について、たくさんの人がたくさん語り合っている。きのうもタクシーの運転手さんからベルギー戦の感想を訊かれた。試合終了直前の失点について彼は、ああすればよかったんだ、こうすればよかったんだ、の自説を展開していた。ツイッターでも、フ
年を取るほど叱ってくれる人が必要な話
ごきげんよう。今日は朝から田んぼの畦の草を刈りました。いよいよ夏!になって草も旺盛です。この後汗だくになったのは言うまでもありません。
ところで、大きい大人のみなさん、最近叱られたことありますか?
わたしはあります。40歳から三味線を始めて10年。当時、地元の経営者の集まりで出会った女性経営者から
「女は、仕事とは違うこと、何かひとつでもやらなきゃだめよ」
って、言われたのがキッカケです。