中村文則さんの小説『列』読了。難しかったけど面白かった。「列」からは誰も逃れられない──確かに、そうかもしれないね。中村さんは他に『教団X』しか読んだことないのだけれど、基本的にやさしい人なのかもしれない。2年半の執筆お疲れ様でした。次作も期待しています。
JRのホームで次の電車を待つため、列の先頭にいた私。私の後ろに三人若い娘さんが並んで。いつの間にか、私の真横に同年代のような爺様が、まるで当然のように並んだ。二列で並ぶようになっているのだから娘さんを私の横や後ろに進ませ、後から来た自分は、三列目に並ぶべきだろうが?恥ずかしい!
録画してあったNHKの大江健三郎特集を観る。さまざまなひとが大江健三郎体験を語っていたが、その中に今私が読んでいる小説『列』の中村文則さんの姿があった。「おっ」と思った。大江さんの遺作のラスト「私は生き直すことができない。しかし、私らは生き直すことができる」胸に刻んでいきたい。
クーポラやジョットの鐘楼に昇る体力はないが、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の中だけでも拝観しようと開館の1時間前に来たらすでに列(笑) 聖堂内だけなら無料だから、、、でも見ておきたい
列に並んでいると、前に割り込まれることが多い。割り込むのは大抵女性ダ。 今日も駅のカフェに並んでいると、スルリと前に割り込まれた。イイ歳したオバchanに。彼女、平然と注文していた。「順番」という概念を持っていないのか? 何をそんなに急いでおる? 慌てる某は貰いが少ない……。
日本人ってすごいよね 列整理のされてない行列店でも 法則を理解して不公平にならないように列ぶ 空気読めよ感つよめ!
やっと順番が回ってきた、図書館で予約していた『列』を、読みはじめている。……なんだ?これ。新しい(しかし相変わらず中村文則ワールド?全開だなぁ…笑)。今、52ページ。こんなにも“途中”なのに、思わずメモ。この先、どんなふうに展開していくのだろう。高まる期待と、信頼が、ここにある☺︎
ぐんぐん読み進み、読み終わった。「励ます」のところで、ぶわぁっと涙が込み上げた。“やられた…”と思った。トイレで少し泣いた。……まったく、私をこんな気持ちにさせるのは中村さん、あなたの小説だけだよ。いつものあとがきの一言が、いつも以上に胸に響く。……ほんとにね。私も、生きたい。
エクセル 行と列を移動したいとき 「Shift」キー + ドラッグ ↓↓↓ https://twitter.com/syakazu_k/status/1673827457479344129
中村文則『逃亡者』 長編小説を今までの人生で読んできたことがなかったのですが、『群像 7月号』で中村さんの『列』を読んで何か不思議な感覚になったので、本屋で購入。 若者風に表現するならば「ゴリ重い…」内容。 でも、読むと癖になる感じ、うまく言語化できないけどエグられる感覚。良い。