やまのぼ

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「やまのぼ」こと「山尾登」は、三十二歳のとき、関西人から関東人に見事に変身遂げたつもりだが、関西弁なまりの抜けない団塊世代のジイさまです。 サラリーマンから独立して、三十余年間有限会社を、なんとか経営し続けております。現在、ブログを二本書いています。noteは三本目になります。

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    拙宅の猫の額ほどの庭に咲く草花図鑑

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【勝手に人生相談 No.435】薬剤師の娘「仕事もういや」 ( 福岡県・60代女性)

▼ご相談内容▼ ▼やまのぼ回答▼  あなたが、アレコレ動揺するのが、娘さんにとってい一番良くないと思います。ご主人が、仰る通り娘さんを、立派な大人の社会人にお育てになられたのですから、あなたが、とやかく育児に悩む必要など、まったくありません。  あなたはデンと構え、娘さんを信じてあげることです。一緒になって悩むことは、娘さんを信用していないことになります。  娘さんは、今おかれている厳しい職場環境に、翻弄されて正常な判断かできなくなっているだけです。ご自分を見失って

    • ツタバウンランは、ヨーロッパ原産で、北海道から本州に分布している。茎は赤みがあり、花は唇形で薄い青紫色をして「おり距(きょ)」がある。道端でよく見かける可憐な花だ。「おり距」とは、花の後ろに突き出ている袋状の膨らみで、蜜を溜めておく役割があるとか。もうすぐ夏だよと告げているんだ。

      • オルラヤグランディフローラーは、俗称オルレヤで親しまれている。英名は、ホワイト・レース・フラワーである。今年も我が家の玄関先で、その華麗な姿を披露して、道行く人に微笑んでいます。なんと!偶然にも、昨年の今日も紹介していました。 https://note.com/noboru_yamao/n/n323adf06c36f

        • 【超短編小説】細(その13)#140字小

          暮れなずむ西の空。煌めく光に心を奪われた。その細い銀色の糸に沿って兄の声が届く。何度も僕の名を呼ぶのだ。生前、兄がしきりに僕に逢いたかったわけを知りつつ。拒み続けた僕の頑なさを、いまだに責めたてる。その細い糸を断とうと藻掻く僕。和解できなかった兄の悔しさを断つ秘策が見つからない。 【超短編小説】細(その1)#140字小説 を読んでみる👉

        • 固定された記事

        【勝手に人生相談 No.435】薬剤師の娘「仕事もういや」 ( 福岡県・60代女性)

        • ツタバウンランは、ヨーロッパ原産で、北海道から本州に分布している。茎は赤みがあり、花は唇形で薄い青紫色をして「おり距(きょ)」がある。道端でよく見かける可憐な花だ。「おり距」とは、花の後ろに突き出ている袋状の膨らみで、蜜を溜めておく役割があるとか。もうすぐ夏だよと告げているんだ。

        • オルラヤグランディフローラーは、俗称オルレヤで親しまれている。英名は、ホワイト・レース・フラワーである。今年も我が家の玄関先で、その華麗な姿を披露して、道行く人に微笑んでいます。なんと!偶然にも、昨年の今日も紹介していました。 https://note.com/noboru_yamao/n/n323adf06c36f

        • 【超短編小説】細(その13)#140字小

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        記事

          【超短編小説】細(その12)#140字小説

          君に出逢ったころ君の繊細さが瑞々しかった。細くて華奢な小指で、口紅を整える姿が新鮮だった。時の流れは、残酷にも数多のものを変貌させる。匂い立つ女を妻に変え、子どもたちの母に変え、義娘の口煩い姑に変えた。今は介護する私をただ困らせるだけの老婆となった。そして私は頑固な老爺になった。 【超短編小説】細(その13)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その12)#140字小説

          ホームセンター併設のお花屋さん。通りすがりに「私を連れて帰って」と誘うので、可愛さに魅せられて、2鉢も連れて帰ってきました。猫の額植物園のお仲間入りです。名札を見れば、春~秋のガーデン素材に人気のカリブラコアの苗。品種名は『サンバ*ピンク』だとか。秋まで次々と小花が楽しめるんだ。

          ホームセンター併設のお花屋さん。通りすがりに「私を連れて帰って」と誘うので、可愛さに魅せられて、2鉢も連れて帰ってきました。猫の額植物園のお仲間入りです。名札を見れば、春~秋のガーデン素材に人気のカリブラコアの苗。品種名は『サンバ*ピンク』だとか。秋まで次々と小花が楽しめるんだ。

          【超短編小説】細(その11)#140字小説

          頭の中でひしめく微細シナプスが悲鳴をあげている。人生経験で培った知識と知恵をブレンドして、この難関を突破しようと躍起だ。眠気が襲う深夜に原稿用紙と向き合いながら、締め切りという強迫に開き直るしかない!解決を絞り出そうと、パラドックスに逃げる。書けないことの理由を書くことに決めた! 【超短編小説】細(その12)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その11)#140字小説

          【勝手に人生相談 No.436】3児の父 育児と家事に忙殺 ( 東京都・40代男性)

          ▼ご相談内容▼ ▼やまのぼ回答▼  それはそれは、お疲れ様です。大変、割のあわない人生ですね。同情しますよ。などなど、慰めてもらいたいのでしょうか?あまりにも、甘えん坊さんのようなお悩みに閉口しました。  ご家族の中で、あなたが一番辛い思いをして、可哀そうだとお思いのようですが、すべて身から出たサビなのです。あなたの選択した人生に、あなたが翻弄されているだけです。  ご家族で一番不幸なのは、子供さんなのです!  子は親を選べないし、成人するまでは、この世で頼れるの

          【勝手に人生相談 No.436】3児の父 育児と家事に忙殺 ( 東京都・40代男性)

          我が家の猫の額植物園に、今年もタイツリソウが咲きました。茎を釣り竿に、花を鯛に見立てて「鯛釣草」と呼ばれる。ピンク色が艶っぽく、とても人気のある花です。仏前に飾る華鬘に似ているので、別名「ケマンソウ」とも呼ばれる。花言葉は、ピッタリの「あなたについていく」や「恋心」などがある。

          我が家の猫の額植物園に、今年もタイツリソウが咲きました。茎を釣り竿に、花を鯛に見立てて「鯛釣草」と呼ばれる。ピンク色が艶っぽく、とても人気のある花です。仏前に飾る華鬘に似ているので、別名「ケマンソウ」とも呼ばれる。花言葉は、ピッタリの「あなたについていく」や「恋心」などがある。

          【超短編小説】細(その10)#140字小説

          朝の光の中。「今夜も午前様でしょ」陰湿で鬱陶しい家人の繊細さが、ネクタイを整える私の秘める疚しさを突き刺す。破裂寸前の風船のように膨らみ切った疑惑を、宥めようと煩悶する家人を、一瞬憐れんでみたものの。「今夜は戻らない」喉に閊えた言葉を絞り出すと、家人の前に影の女が転がり出そうだ。 【超短編小説】細(その11)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その10)#140字小説

          【超短編小説】細(その9)#140字小説

          いつも、認め合う努力はしていたはずだ。争いの中でも気持ちの交わりを見つけようとしてきた。二人で過ごした人生は、時化ばかりでなかったのに。細く丸っこい字で書き留めた妻の名が、殊の外小さく見える書面。ここに僕が名を記せば、十年に及ぶ歴史が簡単に終わる。今更、僕の筆圧が緩むのはなぜだ? 【超短編小説】細(その10)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その9)#140字小説

          【超短編小説】細(その8)#140字小説

          元DV夫と離婚して息子と二人で細々と暮らしていた私。かつての上司と四半世紀ぶりにS駅で再会。寡暮らしだと言う上司の横顔に、憐憫さを超えた情が湧く。とりあえずコーヒーでも?という誘いに乗って、やがて駅前のラブホで男と女の関係になった。それは、秘めた打算的依存心を認め合った証左なのか。 【超短編小説】細(その9)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その8)#140字小説

          デンドロビウム・キンギアナムは、長く立派な名前だが、初心者でも栽培の簡単な洋ランのひとつだ。わが猫の額植物園では鉢植えにしてある。先日のこと、室内に持ち込んで、可愛い花を愉しんでみようとしたら、ラン独特の香りが部屋中に充満。香りは嫌いな方ではないが、食傷気味になり表に連れ出した。

          デンドロビウム・キンギアナムは、長く立派な名前だが、初心者でも栽培の簡単な洋ランのひとつだ。わが猫の額植物園では鉢植えにしてある。先日のこと、室内に持ち込んで、可愛い花を愉しんでみようとしたら、ラン独特の香りが部屋中に充満。香りは嫌いな方ではないが、食傷気味になり表に連れ出した。

          【超短編小説】細(その7)#140字小説

          父は病院と自宅を往復する晩年だった。病室で昼夜付き添う同居の姉を誰よりも頼りにしていたのだ。居心地悪い見舞いの最中、姉がトイレに立った。痰を詰まらせた父の口許に、咄嗟に吸引の細い管をあてがう僕。糊塗する邪念はなかった。鬼の形相で私の手を強く振り払った亡父。もう確執を消す術はない。 【超短編小説】細(その8)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その7)#140字小説

          【超短編小説】細(その6)#140字小説

          酔っての帰宅か。上がり框にひっかけたのだろう、踵を踏み潰した不細工なスニーカーが、玄関の土間に片方裏返しで散らかっている。それをきちんと揃えながら、今日もまた夫の神経の図太さに改めて愛想を尽かす。一日のパート疲れた心身に、容赦なく被さる徒労感。ただいま!の言葉を喉の奥に押し込む。 【超短編小説】細(その7)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その6)#140字小説

          【超短編小説】細(その5)#140字小説

          ねえちゃん!かあちゃんは、このまま帰ってこないの?弟が堪えきれなく私ににじり寄った夕暮れ。握りしめてやった弟の手から心細さが伝播し、二人で温め合った冬の宵。無慈悲に孤児の烙印を私達に押付け、目指す幸福の彼方へ消えた母。憎むことさえできなかった子達を思い出すこともあったのだろうか。 【超短編小説】細(その6)#140字小説 を読んでみる👉

          【超短編小説】細(その5)#140字小説