シェア
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)は、1センチにも満たない可憐な花だ。猫の額植物園に敷き詰めたレンガの隙間から、芽を出して育ってきた。うっかりすると踏みつけてしまいそうになる。陽の光を浴びれば、その名の通り鷺のように真っ白な羽を一杯に拡げ、日光浴を楽しんでいるようで健気だ。生命の神秘だ。
レースラベンダーは、鑑賞用のラベンダー。葉の細かい切れ込みがレースのように見えることから名づけられた。ラベンダー特有の香りは楽しめないものの、四季咲き性があるため、夏や冬の手入れさえ怠らなければ、ほぼ年間通じて楽しめる。花言葉は繊細な見た目から「あなたを待っています」などがある。