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夫と息子2人、シーズー×パピヨンの4人+1ワン暮らし。(息子1人になりました)パートに…

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夫と息子2人、シーズー×パピヨンの4人+1ワン暮らし。(息子1人になりました)パートに行って、家事をする。 読書と洋服が大好き。文章を書くことは気持ちの整理にとても役立ちます。

最近の記事

この壁は何かな?

これ、なに用の壁でしょうか? 公園のそばにあるんだけど。 9枚ある。 上はちょっとおしゃれに波打ってる。 2メートルくらいの高さ。 色はただのコンクリ色で、雨のせいか、上部3割はいつも黒い。 数枚の壁には張り紙がしてあって、 なにか重要な使い方が書いてあるのかと近づくと、 「自転車は駐輪場に」的なことが書いてある。 ボールを当てないでください、とも書いていない。 でも、びっしりとボルトのようなものがはまっているので、 ボールはまっすぐ帰ってこないだろう。 また、前はすぐ

    • ライブレポート 原田知世 恋愛小説4音楽飛行

      渋谷公会堂は、LINE CUBE SHIBUYAとなって10年以上経つんですねえ もうCCレモンではない ここで全員集合とかトップテンとかやってたのね 大きさ、ほんとにちょうどいい お客さんはほぼ同年代 やっぱり男性が多かった ご夫婦もわりといましたね ライブは1部、2部に分かれていて タイトルの通り音楽でここからどこかへ旅する、みたいな 1部は色んな国へ、といった選曲でした 洋楽のカバーであるアルバム曲を中心におされなノリの大人な曲たち 絶対に聴きたいと思っていた、 ビ

      • 昭和のアイドルは、もっと勝手だった

        昭和のアイドルは、もっと勝手だったよね。 ファンの機嫌は取らなかった。 アイドルは夜に輝く街灯のようで、ファンたちはその灯りに引き寄せられる蛾のような存在だったと思う。(昭和にLEDなし) 昭和のファンも、もっと勝手だったよ。 自分たちの力でこの人を押し上げる、みたいな感覚はサラサラなかった。 蛾の力でさらに街灯が輝く、なんて発想は全くなかったのだ。 ファンに名前なんかなかったし、もっとシンプルに、 好きだからレコードを買う、コンサートに行く、以上。 といったものだった

        • 『列』を読んで

          中村文則さんが好き 中村文則さんのかっこいい文章がすごく好き 名作って、最初の1行で分かりますよね? ある日のことでございます。 とか、 メロスは激怒した。 とかさ。 あさ、眼をさますときの気持ちは、面白い。 こっちの方が好き。 その列は長く、動かなかった。 とか。 冒頭の一行がたまらないです サイン会に行きたい 吉祥寺パルコで買ったサイン本は持っているけど、 中村文則さんにお会いしてみたい でも、目が合った瞬間に全てを見透かされそう くだらない女だと、瞬時にばれそう い

        この壁は何かな?

          街の洋品店はまだ早い

          いったいどこで洋服を買えばいいんだ?! 50歳を過ぎてからずっとそう思っている。 頼りにしていた大手のセレクトショップは一緒に歳をとってくれなかった。 いつのまにか、私だけが卒業する歳になっていたみたい。 こじんまりしたセレクトショップにも素敵な店がある。 二子玉川の高島屋にあるイタリアブランドを多く置いているセレクトショップや、品川駅の駅ビルのセレクトショップも素敵だった。 ただ、結構高いので買えてもたまに1着かなあ。 小さな洋品店て、どの街にも必ずあるじゃないですか

          街の洋品店はまだ早い

          ボーイズグループの数だけ沼はある

          素敵なボーイズグループに出会えたのに、沼に飛び込めなかった私。 私の中のなにかが、私にブレーキをかけたのだった。 すでに頭まで沼につかっているというのに、次々と別のボーイズの沼に飛び込む同僚が、今度はまた別のボーイズのライブに私を誘ってくれた。 しかし、今回は私の準備がちがう。 なぜなら、このグループに関しては、すでに誰に勧められるわけでもなく、私自ら動画をチェックし、特集記事の雑誌を購入。 Spotifyのプレミアムに加入し、CDも予約。 2ヶ月待ちの、何だかよくわから

          ボーイズグループの数だけ沼はある

          私の脳が欲する甘いもの

          流行り病に感染した 病院で検査してもらい、 「新型コロナウイルスだね」 と医師から告げられた時 あ、まだ新型なんだ、と思った 咳がひどく、シート状の咳止めをなめる いったん、熱が下がってから 改めて喉が猛烈に痛み出した ああ、これは味覚がやられるな、と感じていたが 2日後にはほとんどの嗅覚と味覚を失っていた 夫がラーメンを作ってくれたが、その味は 熱くて、細くて、やや塩気を感じます といったものだった いつものように、食後に甘いものが猛烈に欲しくなり、チョコレートを食

          私の脳が欲する甘いもの

          ボーイズの沼に備えて、一応水着を持ってドームへ行く

          ドームのチケット、一般先行が今夜からだよ と、同僚が教えてくれる 前回のライブは単独ではなく、 数曲であったが、素晴らしかったし、 ドームなら行ってみたい そう思って申し込む 当選 28年間ライブに行き続けている ロックバンドのチケットは ドームであっても争奪戦なので 一般先行でサッと当選したボーイズが心配になる ドームは時期尚早だったのでは? 客席がまばらなのでは? 2デイズではなく1日にしておけば良かったのに チケット、大量に余るのではないかしら? ボーイズのメンタ

          ボーイズの沼に備えて、一応水着を持ってドームへ行く

          プロパイロットとエイブラハム

          プロパイロットって知ってますか? 15年乗った車をついに手放して、中古車を買ったんだ。 その車にプロパイロットってのがついていた。 高速道路での自動運転なんだけど、 《手を離す、という新しい運転のカタチ》 なんだそうで、といってもうちのはまだ手は離しちゃダメなの。 プロパイロット1.0なもんで。 やり方はカンタン。 プロパイロットのスイッチを押して、 設定したい速度まで加速したら、 セットボタンをオン! これで完了。 ぎゃあっ! 全身に鳥肌が立つ。 突然、何者かに車を乗っ

          プロパイロットとエイブラハム

          ジレが気になる

          ロングジレを一昨年買ってみた evam evaのやつ なんか、のぺーっとしたブラウスとスカートの上に羽織るだけで、リズムができたみたいに感じた 調子に乗り去年、 春夏向けにリネンのロングジレを投入 ノースリーブのワンピースの上に羽織ると ちょい気恥ずかしかった腕がなんとなくモザイクがかかったみたいに思えた え?もしかして、ジレ、万能なんじゃない? ストールと同じくらいのおしゃれ感があるのに 風で飛ばされもしないし ズルズルしないし 何にも考えなくていいから、ラク 最強

          ジレが気になる

          何にお金をかける?

          コートを2枚持っている ひとつは、5年前に銀座の三越で買ったpeserico お正月のセールで16万円くらい 三越の積み立てをしていたので少し足して買った もうひとつは、4年前にこれも銀座で買った、 John smedley こっちは定価で路面店だったのでカードで買った 15万円くらい 支払いの時は足が震えた 自分で稼いだ金を使うのだから、問題ないはずなのに、すごく怖かった 4年経って、初めて、 首のところがすこーしほつれてきた それで、ほつれが小さいうちに直しにだした

          何にお金をかける?

          昭和のピンクのランドセル

          両親とランドセルを買いに行った。 48年前の話である。 場所は高島屋。 赤いランドセルの中、唯一置いてあった、 ベビーピンクのランドセルを私は指さす。 「本当にこの色でいいの?」 母がたずねる。 うなづく私。 「本当にいいのね?ファイナルアンサー?」 「ファイナルアンサー」 当時、子供の数が非常に多く、 1年生が1クラス50人の10クラス。 1年9組だった私は、 意気揚々とピンクのランドセルで登校する。 後でわかったが、全校生徒の中で赤か黒じゃなかったのは、卒業するまで私

          昭和のピンクのランドセル

          誰に守られてる?

          小学生の低学年の時、毎朝、知らないおじさんに、「チューしよう」と言われた。 首を横に毎朝振ったから、一度もチューしたことはないけど、今考えるとヤバいよね。 横浜市だったからポツンと一軒家ってほどではないけど、団地の中にあった小学校までずいぶんと遠かった。歩いている人はほとんどいなかった。 友達が隣の家の犬だけだった私は、いつも1人で、隣の家の犬を無断で連れ出して(首輪はしてたけど、自由なんだもん。呼べば来るんだもん。)、真っ暗な竹藪の中に入って遊んだ。竹藪をずーっと進むと

          誰に守られてる?

          ボーイズグループの沼の様子を見にいく

          ボーイズグループのCDをくれる同僚が、ライブのチケットが余って困っている、と言ってきた。 まあ、その日は特に予定もないし、困っていて、他にどうしても行く人がいないなら行ってもいいけど。と言った。 そして、ライブに行くことになる。 旦那に言われた。 「俺は行くと思ってたよ。」 そう。行きたくないライブなら、ソッコー断る私なのだ。 友達に話すと、「若い男に走ったらどうしよう。不安だよ。」と言われる。 大丈夫だ。心配するな。 沼の淵に立って、様子を見てくるだけだ。 沼に入る

          ボーイズグループの沼の様子を見にいく

          結婚30年目の真実

          結婚30年を迎えた。 近くのビストロを予約して夫婦でお祝いするんだ。 職場でこう言うと、みんなが驚く。 えっ!?信じられない! 二人でフレンチ食べて何を話すの? 旦那と二人で食事とか耐えらんない!と。 私は男の人って二種類いると思っていて、 ①楽しくて、ドキドキすることを言ったりして、優しくなくて、気まぐれにプレゼントをくれたり、スケベで、思いがけないことをする人 と、 ②穏やかで、誠実で、優しくて、気が利かなくて、スケベじゃなくて、想定内の行動をする人。 に分かれ

          結婚30年目の真実

          占い師さんに勧められてカラオケに行く

          占い師さんに会ってきた。 美容院で紹介してもらったんだ。 特に悩みはないんだけど、なんとなく軽く絶望してるのはどうしてか知りたくて。 目の前に現れた占い師さんは、とても感じの良いきれいな女性。 数秘と、顔相と、手相と、気を診てくれた。 1時間だったけど、すっごく褒めてくれた。 なんでもできる、どんなことも叶うって言われたよ。 だけど、喉のチャクラ?で気が滞ってるから、そこを流さなくちゃダメと。 とりあえず、うーん、1人カラオケに行って。 と言われて。 了解です。初1

          占い師さんに勧められてカラオケに行く