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ライブレポート 原田知世 恋愛小説4音楽飛行

渋谷公会堂は、LINE CUBE SHIBUYAとなって10年以上経つんですねえ
もうCCレモンではない
ここで全員集合とかトップテンとかやってたのね
大きさ、ほんとにちょうどいい

お客さんはほぼ同年代
やっぱり男性が多かった
ご夫婦もわりといましたね

ライブは1部、2部に分かれていて
タイトルの通り音楽でここからどこかへ旅する、みたいな
1部は色んな国へ、といった選曲でした
洋楽のカバーであるアルバム曲を中心におされなノリの大人な曲たち
絶対に聴きたいと思っていた、
ビートルズのHere Comes The Sunは一発目に歌ってくれました!
ビーマイベイビーとかほんとにキュート
でも、歌声は力強かった
知世さんは赤い、ドレープのたっぷりあるロングドレス
中心に立つと、まるでキャンドルの炎のよう
知世さんをぐるっと、8人のバンドメンバーが囲みます
おしゃれで楽しい音たちは、キャンドルが燃えるたび香り立つよう
そうね、あれはアロマキャンドルだったんだと思う

15分の休憩をはさんで、2部
こちらは、時間を旅するといった選曲
知世さんの駆け抜けてきた時間、私たちのそれぞれの歩いてきた時間
楽曲によってはその時間軸が交差して懐かしく思ったり、キュンとしたり
こんどは、パフスリーブの白かな?のフレアドレス
二階席からはよくわからなかったけど、総刺繍のように見えたけど
キャンドルから、デコレーションケーキに変わったイメージです
お姫様が真ん中に立ってるケーキあるでしょう?あれです
どうしても聴きたかった曲「一番に教えたい」は、メンバー紹介の前に
歌ってくれて、大感激です

アンコールは、バンマス、プロデューサーの伊藤ゴローさんのギターだけで
「時をかける少女」
照明は満点の星空になり、星の王子さまみたいに、ぽつんと地球に座って
歌っているイメージでした

ある程度、年を重ねた女性は強さが行き過ぎて、頑丈になってしまったり、
聡明が行き過ぎて、ずるくなったり、
傷つけられた記憶が重なって、意地悪くなったり、
可愛い、が痛かったり、
人と比べて、あきらめてしまったり、でも綺麗はあきらめられなかったり、
そんな風になるものだと思うけど、知世さんは違うのよ

芸能界に生きてるのだから、強い人だとは思うけど、
なにか、かよわい、儚い、可愛いが自然で、本当にそういう人なんだと思う
不思議な人を見た、そんな感じね

ライブは2時間だったけど、ずっと座って聴くライブがこんなにラクだとは知らなかった
いつも、踊ってるからね
大人だけの、身体に優しいオトナなライブもいいなあと思いました

外国人がいっぱいのsibuyaは怖かったけど、
知らない同級生の人たちと、集団で駅まで歩けたので良かった
スクランブル交差点では、行きも帰りも外国人がめちゃくちゃ写真を撮っていたので、私も映っているかもしれません

知世さんみたいにはなれないけど、歌声を聴きながら浄化されたいものです


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