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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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2020年3月の記事一覧

米国VCが好む起業家の7つの特徴(その4/4:規律、執念)

米国VCが好む起業家の7つの特徴(その4/4:規律、執念)

DCMの原です。これまで、好まれる起業家の7つの特徴を5つ、頭の使い方や他人との関わり方について書いてきました。今回は最後の2つ、精神面について書きます。とくに"執念"は7つの特徴の中で最も大切なものだと思っています。

これまで紹介した特徴です。

A. 学ぶ力、考える力 (その1)
A-1. Learning: 仮説検証/学習/修正のうまさ
A-2. Focus/Clarity: 思考の明瞭さ

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米国VCが好む起業家の7つの特徴(その3: 聞く力)+おまけ: アドバイスの聞き方

米国VCが好む起業家の7つの特徴(その3: 聞く力)+おまけ: アドバイスの聞き方

DCMの原です。前回までは起業家の7つの特徴で、学習する力、思考の明瞭さ、常識を疑うことを前提とした経験、説得力、について書いてきました。今回は5つ目のアドバイスを聞く力です。
前回も書きましたが、アドバイスを聞く力は、簡単に聞こえますが、最も難しいスキルではないかと思っています。なぜそれが大切で、なぜ難しいのか、またおまけとしてどのようにアドバイスを聞けばいいかについて書きました。

B-2.

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事業立ち上げから安定期まで

事業立ち上げから安定期まで

社内の新規事業や起業に関わらず、事業立ち上げ〜安定期に到るまでどのようなフェーズがあるのか。各フェーズでどのような課題に直面するのか。

最近読んだ本を参考にしつつ、アレンジして概要まとめてみました。
↓全体像(ベンチャーの投資ラウンドにそう形で作成してみた)↓

1:仮説作成(Idea Vertification)事業をつくる際に最初にやるべき事は事業アイデアPlan Aを作ること。のちにPla

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これから起業する人や夢を追いかけている人へ

これから起業する人や夢を追いかけている人へ

今日は将来起業を考えている人、起業したての人、そして今夢を追いかけている人に届いてほしい内容です。
実際私が体感し、今本当に身に染みていることです。
今日もっとも伝えたいことは、

『生活水準を上げない』

です。

あなたの夢や目標にお金は凄く大事です。
会社を続けたくても、夢を追い続けたくてもお金がないと続けられません。
一度生活水準を上げてしまうと、下げられません。
上げるのって凄く簡単だけ

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経済が悪いときにスタートアップを始める理由

経済が悪いときにスタートアップを始める理由

ポール・グレアム(Paul Graham)が執筆したエッセー「Why to Start a Startup in a Bad Economy」の日本語訳になります。

2008年10月

経済状況は見たところ非常に厳しいので、一部の専門家は70年代半ばと同じくらい悪い状態に見舞われるかもしれないと恐れている。

それは、Microsoft と Apple が創立されたときである。

これらの事例が

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想いを込めた行動指針。『クレド』という秘伝のタレ

想いを込めた行動指針。『クレド』という秘伝のタレ

“早く行きたければ、ひとりで行きなさい。
遠くまで行きたければ、みんなで行きなさい。”

この言葉は起業を決意するキッカケになった言葉です。
一人では成し得ないことも、みんなであれば達成できることがあります。

大きな想いを実現する為の最高のチームを創っていきたいという想いが、起業をするという決意を後押ししました。

『クレド』は「うちの会社としては何が正しいのか」を示す道しるべ。
最高のチームを

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大学と起業家をやめた話

大学と起業家をやめた話

今私が何をしているのか、気にしてる人もまあ少しはいるだろうので、
あとずっとなんとなく黙っているのも気持ち悪いので、区切りとして書きました。春だしね。

大学をやめた話大学で学びたいこと、やりたいことが特になかった。
一方で、それより今やりたいことがあった。

その状態のまま、わざわざ休学して学籍を置いている必要もなかった。

一応もう1年休学届け出すか〜と思ってはいたけど、「一応」ってなんだ?

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【財務・経理】いまこそ手元流動性の重要さを再認識しよう

【財務・経理】いまこそ手元流動性の重要さを再認識しよう

新型コロナウィルスが日本中に猛威をふるっています。マスクがないとか、デマが流れてついでにトイレットペーパーもないとか、かなり社会が混乱していますが、経営者の端くれとして実感するのは「結局経済は人が動いてナンボ」なんだなぁということです。

人が動かないとなかなかお金を使わない。経済が動かない、ということですね。

海外から日本に人がやって来ない。
感染者を増やさないために、日本人も外出をしない。

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夢を語れば、やがて有形資産がついてくる。

元サッカー日本代表の監督、岡田武史さんが言われた言葉です。
「夢を語れば無形資産が集まる。無形資産が集まれば有形資産が動く。」

ここでいう無形資産とは、会計上のものではないでしょう。
人が夢を語って、集まる「無形」のものは、「応援」「共感」などを指すのではないでしょうか。
そして、その応援や共感という人の波が大きくなれば、やがて有形資産、つまりお金が集まったり、建物ができたり、制度が変わったりす

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スタートアップの創業社長の給料について(加筆修正して再掲)

先日でた日経新聞の記事は、10年来の知り合いの記者さんが書いてくれたものだ。「悪いようにはしないから!」と言われ、新聞記事でもあるので当然こちらが事前に見ることもなく記事になったのだけど、自分の収入と生活実態が明るみになってしまった。

そこで、2017年8月20日に書いた自分の報酬についての考え方に若干加筆修正したものをアップする次第です。ちなみに、この記事を書いてた時点では、今より更に給与が低

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俺の友達の友達の社長の、その親友の話。

去年の今頃はマンガが出て、毎日不眠不休が続く中でも前向きで、とても充実してた。

それが出版社立ち上げの第一作だったのだが、1年経ち、色んなことがあった。
人のせいにしたいことばかりだけど、結局信用情報に傷が付き、人の信頼がなくなったのは、俺だけだ。とにかく自分が悪い。

これが社長として名義を張るということ。それをわかっているようで、わかってなかったと思う。

ちょっと日が経つが、先日の話。

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[コロナ対策]いま、スタートアップがやるべきこと3つをまとめてみた。

[コロナ対策]いま、スタートアップがやるべきこと3つをまとめてみた。

※シナリオが通常から悲観になってきたので、一部編集しました。2020年3月25日

こんにちは、篠塚です。Stand.fmを始める機会を失いましたが、本当はこういうこと話したいなというやる気だけはあります。だから僕はNoteに向かう。

スタートアップがやるべきことはなにか昨日はまさに歴史的な日でした。Winter is comingです。ドアが開いた。

いよいよ新型コロナウイルスが世界中を自由

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【書評】「年収1000万円」起業への道 田舎に住む専業主婦も、地方の看護師も、シングルマザーのWEBデザイナーもできた!

【書評】「年収1000万円」起業への道 田舎に住む専業主婦も、地方の看護師も、シングルマザーのWEBデザイナーもできた!

「会社で働くのはもう限界…でも起業なんてできるのかな…」

本noteを読んでいただき誠にありがとうございます。

今回は…ビジネス書書評第6弾!!!

今回紹介する本はこちらです!

年収1000万円、夢の話ですね…
ですが、この本を読めば近づけるかもしれませんよ…

それでは見ていきましょう!!!

◆ この本を選んだ理由❖ 会社で雇用される働き方に限界が近づいてきているから

なんとなく感じ

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