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2018年11月の記事一覧
なぜ物語を求める人と求めない人がいるのか
千野帽子さんの有名な本『人はなぜ物語を求めるのか』を読んだ。
私は以前から存在を知っていましたのだが、テラケイさん(別名 御田寺圭さん・白饅頭さん)が強く勧めてくれたため、やっと読むに至った。
非常におもしろく、私が以前から抱いていた問題意識を整理でき、さらに新たな問題を設定することができた。
おもしろい理由、良かった点については、既に多数の方がネットに書いているので、私が書かなくてもよいと
ダイレクトリクルーティング活用のためのノウハウ<その1>
先日ダイレクトリクルーティングについてnoteを投稿させていただきました。
今回はダイレクトリクルーティングを活用するにあたって、
企業様が苦戦する1つ対象の見極め=候補者抽出の件についてお話ししたいと思います。
各企業様、こんな人がほしい!と職種ごとに要件を設定しているかと思います。スカウト媒体から要件にマッチする方をピックアップする際に、どの求職者に送れば良いの?と迷われるケースが多いかと
育児とはマネジメントである
娘は毎日すくすくと育っていて気づいたら1歳半。仕事と育児に追われる生活を続けながら重要な気づきがあって、それは、育児とはマネジメントである、ということ。
多くの人は育児や家事を「作業」と思っている。しかも偏見のある人からすると「単純作業」なのではとすら思われていたりする。でも、実際に育児をやっていると、こうした考え方がどうもぴんとこない。「単純作業」だとしたらなんでこんなに毎日疲れるんだろうか。
他人に「ダメ出し」してしまう人へ ー新しいゲームの提案
こんにちは。ワークショップデザイナーの臼井です。
教育サービスをつくっていると、よく保護者の方にこんな質問をもらいます。
「よくないことはわかっているんですけど、子どもがやろうとしていることについ手出しをしちゃうんです。どうすればいいですか?」
これに対して「簡単なことです。手出しをしなければいいんです」と、言うは易く行うは難し。これって実は超難しいことですよね。
この話、よく仕事で話題に
日本の学校は軍隊と大差ありません
先日ツイッターにこんなツイートが流れてきました。
これ、実は僕もアメリカの高校に通い始めた時に、まったく同じようなこと感じたのです。そこで、そういう趣旨のことを呟いてみたら、1日で250回以上リツイートされました。共感する人が随分多かったようです。お返事もたくさんいただきました。
本当に日本の体育って軍隊じみています。炎天下で行進の練習を延々とやらされたことありませんか? 一人がちょっとでも間
全体性(ホールネス)のある暮らし――『ティール組織』著者フレデリック・ラルーさんを訪ねて①
『ティール組織』著者のフレデリック・ラルー氏は、ほとんど講演や取材を行わない。そのため、世界中でムーブメントが広がる中、本人がどのような暮らしをしているのか、どんな活動を行っているのかについては、ほとんど情報がなかった。
本連載の著者らも、これまでの取り組みの中であえてラルー氏に会うことはせず、海外と日本のコミュニティで独自の探求を続けていた。しかし2018年5月、ついに両者の邂逅が実現する。
夫の育休取得で、家庭と仕事がもっと楽しくなった。
3人家族だったわが家はこの夏、新しい命を迎えた。出産にともない、夫婦そろって育児休業を取得する「ダブル育休(夫は2ヶ月、わたしは来春までの予定)」もはじめて経験した。
夫は当時、転職してまだ4ヶ月。入社早々、育休を取らせてくれた(それどころか「絶対とれよ」と言ってくれた)夫の会社には、感謝しかない。
先日お邪魔した夫の会社の先輩宅で「育休、ありがとうございました。お世話になりました」と神妙にお
若者「こそ」挑戦しにくいよねと思う理由
「若者は挑戦せよ!」というメッセージは最近のネットでもよく流れてきます。若い頃は失うものがないし、だからこそ自分のやりたいことに全力で挑戦せよ、と。
ただ、私自身の話をすると、若い頃「こそ」挑戦できなかったですね。だってあらゆることに経験値がないし、結果がどうなるか全く予想がつかないから、不安でしかたがない。挑戦しろと言われても無理ですよ、という感じでした。
もちろんそうでない人がいます。若く
クリエイティブにとっての最大の敵。
先日、会社の田中さんから妙な感心のされかたで言われた。
「古賀さんは〇〇〇の原稿をやっていたときも、毎日 note を書いてたんですよね」。これだけ聞くと、どんなに忙しくとも実直に更新を続けるまじめなひとのように映るかもしれないけれど、感心のポイントはやや異なる。彼女が言わんとしていたことを年長者への礼を排したことばに置き換えると、「お前はあの原稿が大幅に遅れ、あの最恐におそろしい編集者さんから