マガジンのカバー画像

セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

976
太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

ジェンダー活動家よ教えてくれ、「女性」とはなんだ?

ジェンダー活動家よ教えてくれ、「女性」とはなんだ?

人気保守派論客のマット・ウォルシュ(Matt Walsh)がCBSの人気トーク番組Dr.Philに出演し、大反響を呼んだ。ジェンダーをテーマにした討論で、ノンバイナリを自称する活動家カップルを言い負かしたのである。

放映内容をところどころクリップした動画は複数あり、いずれもバズっているのだが、今回の記事ではそのうち2本に日本語字幕をつけた。

また、討論内容を見た世論の反応と放送終了後の活動家カ

もっとみる
白饅頭日誌:1月7日「それ以上いけない教皇」

白饅頭日誌:1月7日「それ以上いけない教皇」

 突如として、西方から暗黒のエネルギーが放たれた。

 急ぎ発信源をたどってみると、そこはヴァチカンであった。

2022/1/7 白饅頭日誌:1月7日「それ以上いけない教皇」への長文コメント

2022/1/7 白饅頭日誌:1月7日「それ以上いけない教皇」への長文コメント

※500文字でツッコミが終わらないので記事にしました。

女は己を人間未満と規定しながら社会にタダ乗りする「子どもを産むことが人間ではない証拠」という空気すら漂う、昨今のフェミニズムですが、確かに上野千鶴子は「産む自由」を否定していました。

そして宇野常寛の言葉を借りれば

という、社会へのタダ乗りを肯定する人間観が広まっている。

そういう中で今回の白饅頭日誌のおかげで、去年末からちょこちょこ

もっとみる
最近の母親の発言から(2022年#1):汚い精子

最近の母親の発言から(2022年#1):汚い精子

ハラスメントにまつわる話:あなたにそこまでの魅力はない!以前のnoteで私の母親が職場で受けていたハラスメントは少し触れたことがある。

そんなわけでハラスメントに関しては一家言ある母が先日も新作を披露した。

これ↓といい、全くブレが無い。

そして女性解放論という名の、女権拡張の結末は矛盾に満ちたものになりそうだ。

それは、あたかも男女雇用機会均等法施行以前の時代のように、女性だからという理

もっとみる
「マンスプレイニング」の対義語として「ウーマンスプレイニング」という言葉も生まれるべきだ -anti antism-

「マンスプレイニング」の対義語として「ウーマンスプレイニング」という言葉も生まれるべきだ -anti antism-

私が「ダイノジ中学校」の次に推してるチャンネル、
それが「山田五郎 オトナの教養講座」です。

それがなんと今回、中田敦彦とのコラボが実現しました。

これが鬼ほど面白い!!!!!!!!!

男性はそういう生き物だし女性もそういう生き物だし、そしてそうじゃない人もいる

ここで気になる単語が発せられました。
「マンスプレイニング」。
男性が女性に対して知的武装でマウントを取るみたいな意味です。

もっとみる
なんで男の子も生理を学ぶべきなの?

なんで男の子も生理を学ぶべきなの?

こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回のテーマは「男の子が生理を学ぶ理由」です。

1.自分と違う立場の人を理解する大切さ

日本では基本的に生理の教育は男女別で女性だけに行われることが多いですよね。女子生徒だけ体育館に集められ、こそこそとナプキンの使い方を学んだ経験がある人も多いのではないでしょう

もっとみる
【ニワカ式】女のまがいものを生み出すフェミニズム

【ニワカ式】女のまがいものを生み出すフェミニズム

さても面妖な話ではないか。「名誉男性」という言葉だ。そもそもその語感からして、「名誉白人」を連想させるような差別的・侮蔑的表現である問題などは些末な話である(いや、些末ではないが)。問題なのは、フェミニズムにアップデートされたような女性たちが「お前は女性ではない。お前は女性の紛い物なんだ!」と叫ぼうとする――論理的におかしいのだ。今回は、その「排除の論理」をメタ的に分析する。

とにかく女性の多様

もっとみる
自分の中の男性性と女性性

自分の中の男性性と女性性

SDGsの5番目の目標であるジェンダー平等は、長い間謳われているものの、日本ではなかなか実現しない。世界経済フォーラム(World Economic Forum/WEF)によると、2020年のジェンダーギャップ指数は、世界で121位、G7では最下位だ。

しかしながら、個別に事例では、各分野で活躍している素敵な女性に出会うことは多い。私自身、外資系企業での管理職を20年以上続けていたが、彼女たちの

もっとみる
女の敵は女

女の敵は女

 遅ればせながら、皆さま明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

忘年会、新年会、家族行事のラッシュで多忙を極め、未だにフォロワー1万人記念noteを書けていないトゥーンベリ・ゴンです。
※「じゃあまずそっちから書けよ」というクレームは、現在受け付けておりません。

フォロワー1万人を超えてからは数字が数字を呼ぶのか、室井佑月氏のbotをしているだけでフォロワー数が順調に

もっとみる
なぜ巨乳差別が起きるのか?

なぜ巨乳差別が起きるのか?

こんにちは。
10110000110110001010000000001010001001110001110001です。
呼び方はみなさんにお任せします。

有料記事ですがすべて読めます。
良かったら投げ銭お願いします。

巨乳当事者の思いが込められたnoteTwitterで関わりのあるおりちゃんが、巨乳差別に関するnoteを掲載していましたので、私も考察をしてみます。

これは巨乳の当事者が、こ

もっとみる
巨乳バッシングがとまらない

巨乳バッシングがとまらない

はじめに

 こんにちは。前回こちらのnoteを投稿して約二か月以上過ぎました。

たくさんの方に読んでいただき、これまでの実生活での偏見や被害を含めて発信ができたことで、少し楽にもなれました。また、発信してよかったと思えました。本当にありがとうございます。

このnoteを投稿する際に、次のような言葉を添えました。

巨乳バッシングを含めて、生まれた体のパーツについて自信をもって前向きになれるよ

もっとみる
インクルーシブなランジェリー「Moons & Junes」はどのようにして生まれたのか

インクルーシブなランジェリー「Moons & Junes」はどのようにして生まれたのか

コペンハーゲンを拠点とするランジェリーブランド「Moons & Junes」は、あらゆる体型の人にフィットし、自分の肌に自信を持てるようにデザインされています。創業者のAgneta Bjerre-Madsen氏が、デザインプロセスやブランドのコンセプトについて語ってくれました。

Moons & Junesは、「すべての女性」のアンダーウェアやサポート力のあるブラレットを開発し、従来のランジェリー

もっとみる
「女性だからね…」というモヤッとした発言には、スキルの見える化が有効かもしれないと思った話

「女性だからね…」というモヤッとした発言には、スキルの見える化が有効かもしれないと思った話

日本の女性管理職比率に注目が集まっています。努力義務では、先進国平均に到達が難しいのかもしれないという雰囲気にもなりつつあります。実際、下記の記事では、女性管理職比率を上げるために欧米で採用されている「女性登用義務化≒クオーター制度」についての言及もあります。記事中の、目標未達成の企業のコメントをみると、「そもそも女性管理職希望者がいないから」という寂しい意見も見られます。経済学の考え方でもあ

もっとみる
治部れんげさんと考える PRパーソンのジェンダーコミュニケーション

治部れんげさんと考える PRパーソンのジェンダーコミュニケーション

 2021年に世界経済フォーラムが公表したジェンダーギャップ指数で、156カ国中120位、G7で最下位と低迷している日本。PR領域でもジェンダーギャップを解決すべく、コミュニケーションに取り組む企業が増加している一方、その表現が批判を招き、「炎上」へと発展してしまう事態が起きています。企業がいったん炎上してしまうと、ブランド毀損を招くのはもちろんのこと、組織のリソースを割かなければならなかったり、

もっとみる