Mayumi Ito

エピステーメー合同会社 代表。 事業計画、マーケティング戦略、EC運用をハンズオンでサ…

Mayumi Ito

エピステーメー合同会社 代表。 事業計画、マーケティング戦略、EC運用をハンズオンでサポートするマーケティングコンサルタント。出版の分野では、Kindleのレーベル『経営者出版』を主宰し、経営者の価値ある半生を伝える電子書籍をプロデュース中。

マガジン

  • kindle専門マガジン~kindle作家を目指そう!~

    • 3,393本

    kindle作家のTAKAYUKIさんととらねこが共同運営するマガジンです。 kindleや出版に関する記事を載録しています。 kindleの専門マガジンを一緒に作りたい方は、気軽に声をかけてみて下さい。 ▶https://note.com/kind_willet742/n/n279caad02bb7

  • 人と組織を考える

    • 604本

    人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えることが人と組織を考えることで、それは経営だけでなく社会運営全般にかかわる重要課題です。この課題に関する投稿を集めたマガジンです。

最近の記事

私を幸せにしてくれるもの

「自分を幸せにしてくれるもののことを考えてごらん?」 どこからかそんな声が聞こえた気がした。 私を幸せにしてくれるもの。 それは、優しい人、美しい自然、美味しい食べ物、自分らしく生きているという感覚。 思い浮かぶものは、すべて有機的なもの。 かつては、燃え尽き症候群に近いほど、「達成感」ばかりを求めていた。 それは、数字で表せるもの、人との比較で順位がつくもの、といった外部の評価基準に照らし合わせたものであるが故、行き詰ることが多かった。 もちろん、そんな競争社会に身を

    • Kindle Direct Publishing ペーパーバックと電子書籍の両方を出版

      私が主宰する「経営者出版」から、2冊目の電子書籍を出版しました。 ロイヤルクラウンダービー 「ロイヤル」と「クラウン」~英国で唯一ふたつの称号を冠する陶磁器ブランド~ ◎電子書籍版 1750 年に創業し、英国で唯一「ロイヤル」と「クラウン」のふたつの称号を冠する陶磁器ブランド、ロイヤルクラウンダービーについて、日本の総代理店を経営している佐伯精三氏が紹介している本です。 今回私は編集を担当しました。英国王室と共に歩んできた素晴らしいブランドについての書籍を、経営者出版

      • あなたがそこにいるだけで

        あなたがそこにいるだけで、とても温かい気持ちになる。 あなたがそこにいるだけで、とてもやさしい気持ちになる。 あなたがそこにいるだけで、生まれてきてよかったと、感謝できる。 そして、「あなた」を「私」と入れ替えても同じなのだと、気づいた。 「あなた」に対して感じていることは、「私」に対しても同じだった。 今日ここにいてくれて「ありがとう」と、私にお礼を言えた日。

        • 幸せの定義

          「幸せ」って何だろう? フリーランスになって気がついたのは、幸せは「どこかにあるもの」ではなく、「感じることができれば、それが幸せ」だということ。 それまでは、どこかで読んだのか、誰かから聞いたのか、「幸せ」は、「自分は持っていないけれど、どこかにあるもの」と思っていた。 今はインスタグラムのようなSNSの時代だけれど、私が20代の頃はファッション雑誌の時代で、セレブリティの夢のような生活が取り上げられ、それと比べて自分には「○○がない」と、いつもその欠乏している「○○

        私を幸せにしてくれるもの

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        記事

          自分の中の男性性と女性性

          SDGsの5番目の目標であるジェンダー平等は、長い間謳われているものの、日本ではなかなか実現しない。世界経済フォーラム(World Economic Forum/WEF)によると、2020年のジェンダーギャップ指数は、世界で121位、G7では最下位だ。 しかしながら、個別に事例では、各分野で活躍している素敵な女性に出会うことは多い。私自身、外資系企業での管理職を20年以上続けていたが、彼女たちの活躍に励まされることは多かったし、今でも長い付き合いが続いている仲間も多い。

          自分の中の男性性と女性性

          乗り越えて前に進む力 - 今20歳の自分に伝えたいこと -

          1月11日(月)は、「成人の日」だった。 成人式の報道を見て、今月還暦を迎える私が20歳の自分に何を伝えることができるだろうということに、思いを馳せた。 20歳の自分に伝えることができるとしたら、どんなことだろう。 自分自身がその後の人生を実際に体験した上で、シンプルに「役に立ったもの」と「役に立たなかったもの」について、伝えたいと思った。 余計な心配はせずに、「役に立つもの」を大切にして、まっすぐ自分の思いを貫いてほしいと思う。 そんなメッセージについて書き連ねて

          乗り越えて前に進む力 - 今20歳の自分に伝えたいこと -

          アマゾン ランキング1位獲得!

          昨日、初めての電子書籍出版を記念した3日間のキャンペーンが終了しました。 皆様のおかげで、合計8つのランキング1位を獲得できました。 <売れ筋ランキング 2カテゴリー 1位獲得> ・ビジネス組織改革 ・企業倫理 <新着ランキング 6カテゴリー 1位獲得> ・ビジネス組織改革 ・企業倫理 ・職場文化 ・ビジネス教育 ・ビジネス人物伝 ・リーダーシップ このような素晴らしい成果を残すことができたのは、ひとえに応援してくださった皆様のおかげと、とても感謝しています。ありがとう

          アマゾン ランキング1位獲得!

          Kindle初出版「繫盛する店」を生み出す飲食店経営

          Kindleで初出版しました。 2020年からの長引くコロナ禍で未曾有の事態を経験し、それでも奮闘している勇気ある飲食店の経営者の方々に、この本を届けたい。おいしい料理によって、お客様を幸せにしたいと、いつも願って料理を提供している、そんな人々を微力ながら応援したい、という気持ちで書いた本です。 北海道の食品メーカーで、自社の商品のよさを伝える手段として、社内で飲食店事業を始めた際、その事業を託された人物の物語を通して、「繁盛する店」を生み出す秘訣をお伝えしています。

          Kindle初出版「繫盛する店」を生み出す飲食店経営

          経営者出版 伊藤まゆみ 電子書籍初出版 応援グループ

          経営者出版 伊藤まゆみ 電子書籍初出版 応援グループ発足しました! 書籍のタイトルは、『繁盛する店』を生み出す飲食店経営 です。 電子書籍出版に挑戦!応援をお願いします! 皆様に、私の初出版を応援していただきたく、『経営者出版 伊藤まゆみ 電子書籍初出版 応援グループ』を発足しました。 https://www.facebook.com/groups/150100773983289 最初の作品が書き上がり、10月中旬にamazonで初めての電子書籍を出版することになり

          経営者出版 伊藤まゆみ 電子書籍初出版 応援グループ

          仕事を通して味わった「母」になるという感覚

          結婚せず、子供を持つこともなかった私が、管理職になった時、ひとつとても素晴らしい体験をした。それは、仕事を通して「母」になるという感覚を味わったことだ。 40代前半、外資系のジュエリーブランドで働いていた時のこと。当時30人あまりの部下がいたが、そのチームでの日々が、私に母親の感覚を味わわせてくれたのだ。 当時私は、売上のことで、外国人の上司から毎日檄を飛ばされる日々を送っていた。売上で苦労するのは生まれて初めてで、精神的にかなりこたえる毎日だった。当時毎週月曜日に売上予

          仕事を通して味わった「母」になるという感覚

          初めてのパリコレ

          エルメスの日本支社に入社して1年が経った1988年9月、初めてパリコレのために、フランスに出張した。パリコレと言っても、各店舗のバイヤーが買付を行う「バイイングコレクション」で、一般的に「パリコレ」と呼ばれるプレス向けのファッションショーとは異なる。 当時は、まだパリ郊外に本社が移転する前で、パリのフォーブルサントノレの店舗と同じ本社社屋内が、買付会場だった。社内では、この「バイイングコレクション」は、「ポディウム」と呼ばれていた。「ポディウム」は、表彰台の意味であるが、プ

          初めてのパリコレ

          新しいワクワクする挑戦と慣れ親しんだ日常への愛着

          20代、30代の頃は、新しいワクワクする挑戦がすべてで、慣れ親しんだ職場とか、家とか、友人とか、同僚と離れることが淋しいという気持ちは、ほとんどなかったように思う。「常に前進あるのみ」の猪突猛進型で、後ろ髪引かれるような思いは、前進を妨げるものだと捉え、さっさと断捨離した方が成長できると、思っていた。 いつからだろう、自分のまわりにあるものは偶然ではなく、大好きだからそこにあり、そういう愛おしさが人生の醍醐味なのだと、感じるようになったのは。 5年前、16年住んだ家から引

          新しいワクワクする挑戦と慣れ親しんだ日常への愛着

          海辺の暮らし

          7月1日に、東京から江ノ島に移住した。 長かった勤め人としての生活を終え、フリーランスとしての新生活を始めるためだ。 ずっと都内での賃貸暮らしを続けてきたが、今まで住まいを選ぶ基準は、常に「職住接近」だった。残業も多かったし、週7日勤務となることもあるような生活だったので、疲れたら「すぐに帰れる」ことが大前提だった。 通勤がなくなり、「住む場所を自由に選べる」状況になった時に、どこに住むかというテーマについて、様々な思いを巡らした。 最初の候補地は熱海。別荘として建設さ

          海辺の暮らし

          素晴らしい仲間のおかげで自分を発見できた、私のインナージャーニー

          「私らしいはらき方」とは何か? このテーマについて、この1年ほど深く、つきつめて考えたことはない。 正直に言えば、「つきつめる」というレベルを超えて、「精神的限界」まで自分を追いつめた。 私は現在59歳、来年の1月に60歳になる。企業では定年を迎える年齢だ。 私が自分の限界まで追い詰めたと感じたのは、この定年間際の「年齢」によるものと、どんなことよりも長く続けてきた「勤め人」という生き方ができなくなる時期にさしかかっていたことが原因だった。 2020年8月、私は58歳の時

          素晴らしい仲間のおかげで自分を発見できた、私のインナージャーニー