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2024年5月の記事一覧

真実バイアスの回避術

真実バイアスの回避術

 世の中には様々なバイアスが溢れています。

 バイアス(英:bias)を直訳すると「偏り」のことで、一般的には偏見や先入観を示します。例えば災害が起きても自分だけは大丈夫だと思うのは、正常性バイアスが働いているからだと理解されます。

 真実バイアスとは何でしょうか。

 端的には、単一情報を真実だと信じてしまう先入観です。

 人間の脳は、明確に否定する根拠が示されない限り、与えられた情報が本

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うまく聞こえて理解されやすい英語の読み方

うまく聞こえて理解されやすい英語の読み方

 英語の勉強の意味も込めて、ときどき英文学を朗読した記事をアップしている。
 「自分のために」という意識が強いのでお聞き苦しいと思う。
 この前はHenry James (作) The Portrait of a Lady の冒頭を朗読した。

 お世辞にもうまい朗読とは言えない。
 
 自分がどのくらいきちんと読めているのか、録音して自分の読み方を聞くと、問題点があらわになる。

 朗読するとき

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私が面白いな、と思った記事の書き方を研究してみた結論。

私が面白いな、と思った記事の書き方を研究してみた結論。

 以前(と言ってもかなり前のことだが)、「つまらない記事」について書いたことがある。

 いまでは、若干変わったところもあるけれども、基本的な意見は変わっていない。

 ここまで書いて、イロイロ思うことをまとめようとしたがまとまらない。
 だからグダグダのまま、音声配信して思考をまとめようとした。
 そのときの音声配信がこちら(↓)

 「面白い記事とはなにか?」というテーマで話したつもりだったが

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助動詞 shouldの用法

助動詞 shouldの用法


最近暑くなってきて、難しいことを考えるのが少し億劫。けれど、英語学習は続けたい。だから、ここ1ヶ月くらいの間は、普段より軽めの英語本を読んでいる(眺めている?)。

日常会話での「should」の使い方

いま読んでいるのは、デイビッド・セイン(著)「『なんで?』はWhy?じゃいけない!」(新星出版社)という図書館で借りた本。

この本の最初のほう(前掲書pp.14 - 17)には、助動詞「sh

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「動名詞and動名詞」が主語の場合、次に続くbe動詞は?

「動名詞and動名詞」が主語の場合、次に続くbe動詞は?


不定詞の場合たまに気になって調べて、結局忘れてしまうことは多々ある。

今回は忘れないように、いつもよりちゃんと調べてみた。

以前英文法の本で、不定詞(to+動詞の原形)の箇所を読んでいて、次のような文に出くわしたことがある。

To love and to be loved is the greatest happiness in life.

なにげない文なのだが、私が気になったのは、「

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書評 | 英作文ナビ

書評 | 英作文ナビ

 大学受験はもう関係ないし、英検1級にも合格してから時間が経つから、英語の問題集や参考書に目を通すことがほとんどなくなった。グダグダと洋書を読んだり、TEDを聞いたり、『地球ドラマチック』を副音声で聞いたりしている。だから、英語を勉強しているという意識はあまりない。
#TED
#地球ドラマチック

 ただ、そのような「読む」「聞く」だけだと「受け身」というか、情報を受信するというインプットばか

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Crime & Punishment

Crime & Punishment

 What I most despise is to tell a lie.

 Once you've told a lie, you'll be forced to add it to another lie. One lie after another you will be made to tell.

 As a Kantian, I am determined never to te

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着地点を見失わないために私が考える事

着地点を見失わないために私が考える事

私はnoteで文章を書くときに、大まか着地点を決めてから書くように心がけています。
いや、正しくはそのつもりです。

書いているちに、あれもこれもと欲張りになる気持ちを抑えて、「着地点」に遠い部分はバッサリ切り捨て、また別の機会に新たなタイトルとして書くようにしています。

その理由は、いくら自分の思いが強くても伝わらなければ何の意味がないと思っているからです。

もちろん、「伝えたい」という意思

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ИНК教養講座 | 日本人のための英語発音入門(ネイティブの発音へ)

ИНК教養講座 | 日本人のための英語発音入門(ネイティブの発音へ)

 今日、こんなツイートを見かけた。

 英語と日本語の発音は違うところが多いのだが、工夫次第でnativeの発音に近づくことができる。

 今日は極めて実践的な発音練習をしてみよう❗❗

asshole (あっ、そう~)

英語が話されている国では「あっ、そう~」は、あまり言わないほうが良いだろう。意味は「お尻の穴」「嫌なヤツ」。

Come here. (神谷、かみや!)

意味は「こっちに来て

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