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2024年7月の記事一覧
ほめて伸ばす、親の期待通りに育てることのリスク
不登校になる理由は様々なので一概に論じることができないのだけど、優等生タイプで比較的よく目にする、気になるケースがある。親の期待通りに育ってきて、思春期に近づいた(あるいは至ってから)時期に破綻するタイプ。
幼い子は、親からほめられるのが大好き。素直に喜ぶ。親の期待に応えたいと素直に思う子が多い。だから親が課題を与え、それをこなそうと素直に頑張る。子どもが幼い場合はこのやり方で比較的うまくいく。
「ほめる」の問題点をディスカッションしたまとめ
火曜日の夜、私がファシリテータを務める形でウェブ飲み会を開催した。私の発信に興味があったという教員の方や保護者の方たちが参加し、合計16人が集まって話を始めた。テーマは「『ほめる』の問題点」。
ほめるのは、上から目線というか、教師や親が期待する方向に誘導しようというコントロール欲が潜んでいるというか、そういうのがしばしば見られ、その魂胆を子どもが見抜いて反応が悪いことがある、という指摘があった。
名参謀がいないのは「穴」がないから
山本太郎氏には簫何のような名参謀がいない、という指摘を読んだ。なるほど、山本氏にはそうした名参謀はいなさそうな感じ。ではこれから現れるかというと、私は難しいように思う。山本氏は、簫何がサポートした劉邦のような人物ではなく、どちらかというと項羽の方が近いように感じるから。
劉邦をサポートしたのは簫何だけではない。張良、樊噲、韓信、叔孫通、酈食其など、多士済済。それら参謀達は、劉邦より人物がしっかり
「当然だろ」人の「ありがとう」は有難味がない
(ありがとう、を言うようにしても自分のために周囲が動いてくれることがないので面倒くさくなったという意見に対し)
面白いことに、「魂胆」って相手に伝わるようで。
2人の対照的な学生がいました。二人とも「ありがとう」をきちんと言えるのですけど、周囲がますます世話を焼きたくなる学生と、こいつの世話なんか二度としたくない、と思われてしまう学生と。実に両極端の反応に分かれました。私は興味深く観察。
すると、
子どもに、部下に、自分にさえも「奇跡」が起きる秘訣
(子どもが英語アプリを継続してることをほめたら、反応が思いのほか悪かったという意見に対し)
「ほめる」はですね、「もっと継続しろよ」という圧力というか、「命令」に近いものを感じるんですよ。もし「命令」に従ったとしたら、それは奴隷です。子どもは奴隷になるのが嫌だから反発し、「命令」で汚染された行為が楽しくなくなり、嫌がるようになり、やがてやめてしまうんですよね。
私だったらこんなふうに「驚き」ま