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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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2022年1月の記事一覧

「いちばん熱い冬」のススメ

「いちばん熱い冬」のススメ

連日寒いですね。

世間も相変わらず気が滅入るニュースばかり。もどかしいです。正しく恐れる、適度に注意する。それだけでいいのに。

こういうときは面白い本を読むか、気持ちが明るくなる音楽を聴いてリラックスしませんか? 

本についてはいつも書いているので、今日は冬になると聴きたくなる名曲をご紹介します。

プリンセスプリンセス「世界でいちばん熱い夏」です。

え、いまは冬? いいじゃないですか。冬

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「田村正和」から学んだこと

「田村正和」から学んだこと

創刊号、第2号と買いました。

1stシーズンは94年放送。第4話「殺しのファックス」の登場人物が誰もケータイを持っていない(「『携帯電話を用意しろ』と言われてすぐできるのは警察だけ」というセリフがある)点が印象に残りました。

「スマートフォンが普及したことでミステリィのアリバイ構築が難しくなった」という話をどこかで聞きました。たしかにいまや何でもその場で検索できます。どこにいてもすぐ連絡が付く

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「テレビ」に取り戻して欲しいもの

「テレビ」に取り戻して欲しいもの

先日も少し触れましたが、テレビをほぼ見なくなりました。

昔は大好きでした。同じ日の同じ時間帯に見たい番組がよく重なりました。大晦日の格闘技とか。3番組の競合した2003年が懐かしいです。日テレの「永田 vs ヒョードル」とTBSの「中邑 vs イグナショフ」が被って「やべえ!」と焦った記憶があります。永田選手がすぐに負けて両方見られたわけですが。。。

新日本プロレスがテレ朝の金曜20時に放送さ

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「好奇心」と「熱意」でどんと来い

「好奇心」と「熱意」でどんと来い

世界最大のプロレス団体・WWEをご存知ですか?

毎週現地でTV放送している長寿番組「RAW」と「SMACKDOWN」が公式のYou Tubeチャンネルで視聴できるようになりました。

ただし英語版です。日本語字幕はありません。

ちょっと前までは、Jスポーツで字幕付きのものを見られました。そのことを嘆くコメントが目に付きます。たしかに英語だけは厳しいですよね。

でも「あの頃が懐かしい」と昔を美

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ただただ「祈り」

ただただ「祈り」

絶句。犯人が医者を目指す高校生という点も含めて。

受験生にとってどれだけ大事な日なのか十分わかっているはずなのに。。。

いろいろ思い出しました。

私が中学を受験した日は記録的な大雪が降り、開始が5時間遅れました。会場近くの施設でカンヅメ状態。どうすることもできず、精神的にきつかったのを覚えています。

しかも周囲の連中が漢字ドリルとか開いて真面目に勉強している。「試験会場あるある」で、どうし

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「乱立タワー」がくれた奇跡

「乱立タワー」がくれた奇跡

↑は全日本プロレス・TAJIRI選手のツイート。これのおかげでちょっとした奇跡を体験しました。

私の部屋は至るところに本のタワーが乱立しています。何がどこに積まれているかは概ね把握しているつもり。ただし例外もあります。数年前、沢木耕太郎「一瞬の夏」の上巻を再読したら下巻が見つからず、もう待ちきれんと本屋で買ったら直後に発掘されたように。

今回探していたのは内藤正典「となりのイスラム」です。

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「負けない」ための「負け」

「負けない」ための「負け」

スペインサッカー、久し振りに見ました。

攻撃に関しては、強かった頃のバルサに近づいています。メッシが抜けてどうなるかと思いましたが、この感じなら期待できそう。ファティ、ペドリ、ガビ。この3人が伸びていけば数年後には再び黄金時代が来るかも。

ただディフェンスは。。。

最初の失点の仕方が?でしたし(MFブスケッツがセンターライン付近で後ろからボールを奪われ、そのままショートカウンター)、GKテア

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「自由」な職業じゃなかったけど

「自由」な職業じゃなかったけど

子どものころ、プロレスラーに憧れました。みんな言いたいことを言って生きたいように生きてるなって。

私が作家を目指したのも「小説家=頭で戦うプロレスラー」と考えたことが理由のひとつでした。書きたいことを書いて自由に暮らせると信じていたのです。

でもそんなわけないですよね。

プロレスも小説も仕事。時には嫌なことも引き受ける。やりたいことをやるだけでOKな職業などない。やりたいことをやるためだから

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「後追いサプライズ」のススメ

「後追いサプライズ」のススメ

今年最初の驚きを楽しめました。

そして思いました。ある出来事が「サプライズ」になるかどうかは完全に受け取る側次第だなと。

東京ドーム大会の名物「ニュージャパン・ランボー」は曲がかかるまで誰が登場するかわからない仕掛けです。

「I Like Cola~♪」というフレーズが流れた瞬間「マジか!」と全身が燃え滾りました。でもCIMA(シーマ)選手の入場テーマだと知らない人には何のことかわからない。

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「目先の正解」より尊いもの

「目先の正解」より尊いもの

お正月はどう過ごしましたか?

私はほぼ普段通りでした。仕事に行き、本を読み、noteや読書レビューを書く。息抜きにプロレスの動画を視聴する。違いがあるとすれば少しだけテレビを見たことぐらいです。↑を数十分。

ヴァイオリン4本とヴィオラ、チェロによる「六重奏」が始まるぐらいのタイミングでした。総額65億円と500万円の演奏を聴き比べる試み。正解したかどうかは、、、内緒です。

とりあえず「自分に

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「正しさ」を証明する戦い~1.4新日本プロレス東京D大会・ジュニア王座戦の煽りコラム~

「正しさ」を証明する戦い~1.4新日本プロレス東京D大会・ジュニア王座戦の煽りコラム~

毎年恒例の1.4東京ドーム大会。

彼らがぶつかる「IWGPジュニアヘビー級選手権」はセミファイナルに組まれました。

もちろん現・IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟選手は素晴らしいチャンピオン。彼とオカダ・カズチカ選手のタイトルマッチがトリを務めることに異存はありません。でもドームは2連戦。なぜ「エル・デスペラード vs 高橋ヒロム」がどちらかのメインにならなかったのか。

理由はひとつしかあり

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「note」「作家」「2022年の目標」

「note」「作家」「2022年の目標」

「新年の目標」はありますか?

私はそういうものをきっちり決められない人間です。日課を続けるだけでやっと。2020年の6月からnoteを毎日更新し、読書メーターでも20冊以上のレビューを毎月投稿しています。まずはこれを守ること。

一方で目標がないわけでもない。「本を出すことが夢の書店員」ですから。ちなみに以前は「本を出すなら新人賞を獲るのがいちばん手っ取り早い」というバカげた理由で小説家を目指し

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