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#夫
死ぬことすらできない辛さ 15 〜退院当日 後編〜
昨日は結局看護師達が帰った後30分くらい寝たのかな。
久しぶりの夫との晩ご飯。
私の食事は高カロリーの補助食品にとろみをつけたもの。
100mlも食べればお腹いっぱい。
高カロリーの補助食品は甘いけど美味しくはない。でも、それ以外に食べて良いと言われた物がないからそれを食べている。
同じ味だから飽きちゃうので、今度似たような豆乳ドリンクにとろみをつけたら食べても良いか聞いてみよう。
夕
死ぬことすらできない辛さ 13 〜退院当日 前編〜
進行方向と逆向きだと酔う人いますよね。
平坦な線路上でも気持ち悪くなるのに、坂や凸凹道で上下運動も加わったら拷問に近いと思いませんか?
同じことに耐えられる人って居るのかしら。
介護タクシーから降ろされて家の中へ。
やっと帰って来られました。
自室のベッド上に移動し、姿勢を整えてもらう。
あー、やっぱり我が家が一番いいわ・・・。
気持ち悪いのを抑えながらも寛ごうと思ったが、ベッドの周り
死ぬことすらできない辛さ 12 〜退院が決まった〜
在宅の相談員さんがついに朝早くから来てくれるA訪問看護事業所と吸引ができるヘルパーさんを見つけてくれた。
在住の県ではなく隣県の事業所にまで声をかけて。
ありがとうと思うよりも遅かったわねの気持ちが強い。
1か月以上待っていたのだから仕方ないでしょ。
毎朝早く来てくれ、点滴や吸引のために朝・昼・夕と1日3回の訪問。
お昼は誤嚥性肺炎を起こしやすいから食事介助と口腔ケアをしてもらいたいと思
死ぬことすらできない辛さ 11 〜退院させてもらえない〜
点滴をしているため定期的に通院するのはなかなかに難しい。
途中で点滴が抜けたらどうする?
それだけでなく、頻回な吸引も必要なため家まで診察に来てくれる往診がベスト。
入院が必要な状態になったら、往診医から病院に連絡して入院させてもらえば良い。
往診してくれるクリニックは比較的スムーズに決まった。
問題は朝夕の点滴と夫不在時の吸引だ。
夫は7時過ぎには仕事に行く。
そんなに早く行く必要はな
死ぬことすらできない辛さ 9 〜それでも外出する〜
首が安定しない状態でも外出は控えません。
だって、日常生活に変化や楽しみがないのだからたまには刺激が必要でしょう。
自家用車はもちろん福祉車両。
車のタイプは秘密。
運転するのが夫のため、夫が欲しいと思ったタイプの車を福祉車両にして購入した。
と言うか、そこだけはどうあっても譲ってもらえなかった。
福祉車両であり自家用車でもあるので仕方ないけど。
後部座席に車椅子がそのまま入るタイプだと運転