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共有帳【(。・ω・)フムフム..】

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”スキ“を付けさせていただいたクリエイターさん達の投稿の中から是非とも多くの方々に読んで欲しい、共有したいと思った投稿のまとめ。 (ご迷惑な場合は連絡をいただければ出来るだけ早く… もっと読む
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#写真

今、街の野鳥は何してる?  気になる真夏の鳥の暮らし

今、街の野鳥は何してる? 気になる真夏の鳥の暮らし

夏の間、ツバメはどこに?家の軒下で子育てをしていたツバメも、夏になるとすっかり姿を見なくなります。
はてさて、どこへ行ってしまったのでしょう。
あまりにも忽然と姿を消すので、昔の人は海の中に潜ってしまったと考えたようですが、さすがにそんなことはありません。

街のツバメは子育て中だった!

実はツバメが街にいるのは、子育てをしている時だけなんです。
子育てしていないときは、日中は川や水田の近くにい

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「いい写真」って何!?|36年分の思いが詰まった小林紀晴さん初の写真論!

「いい写真」って何!?|36年分の思いが詰まった小林紀晴さん初の写真論!

1995年、『ASIAN JAPANESE』で鮮烈なデビューを果たした小林紀晴さん。以降、写真家・作家として数々の著作を発表してきました。しかし、撮影術や純粋に写真を論じた著書は意外にもこれまで一冊もありませんでした。今回、小林さん初の写真論『写真はわからない』が発売されました。人生の多くの時間を写真とともに過ごしてきた小林さんは本書で何を語っているのでしょうか。「撮る者」は、日々どんなことを考え

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僕らはみんな生きている

僕らはみんな生きている

We are all alive in Ichijodani.
☆ Healing Version ☆

    本記事は昨年7回シリーズで、1月から2月にかけて初稿を、
    7月には一部を手直しして投稿した再稿をもとに、
    約4300字、55枚の画像で新しく作成した全面改訂版です。 

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パレスチナとクリスマス

パレスチナとクリスマス

こんにちは。駐日パレスチナ総代表部です。

イードミラードマジード!(عيد ميلاد مجيد)これはパレスチナでも話されているアラビア語で「メリークリスマス!」を表す言葉です!そう、今日はクリスマス。ということで、パレスチナとクリスマスの関係性について紹介したいと思います!

実はクリスマスは、イスラエルよりもパレスチナで広く祝われています。ヨルダン川西岸のパレスチナでは、イエスが生まれた町

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12月14日はふたご座流星群のピーク! 『ときめく図鑑pokke! ときめく星空図鑑』より、ふたご座の神話をご紹介。

12月14日はふたご座流星群のピーク! 『ときめく図鑑pokke! ときめく星空図鑑』より、ふたご座の神話をご紹介。

冬の定番の天文イベント「ふたご座流星群」。2021年はピークが12月14日ごろと言われています。冬は空気が澄んで、星空観察にはぴったりの時期。夜空を見上げて、三大流星群の一つである「ふたご座流星群」を楽しんでみませんか。

本記事では、伝説が詰まった41の星空たちを紹介したポケット図鑑、「ときめく図鑑pokke! ときめく星空図鑑」(山と溪谷社, 解説=永田美絵、廣瀬匠)より、ふたご座の神話をご紹

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Web写真展「13(サーティーン)〜ハンセン病療養所の現在を知る〜」

Web写真展「13(サーティーン)〜ハンセン病療養所の現在を知る〜」

 本日は、Web写真展「13(サーティーン)〜ハンセン病の現在を知る〜」にご来場いただき、誠にありがとうございます。

 こちらのWeb写真展は東京にある「国立ハンセン病資料館」で2020年9月19日から12月6日まで行われた写真展の「Web版」として、展示作品の中から厳選して、さらに国立ハンセン病資料館 学芸員の木村哲也さんの解説もおつけして、限定公開させていただくものです。

 (※2021年

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シエナ国際写真賞2021・受賞作品の発表

シエナ国際写真賞2021・受賞作品の発表

シエナ国際写真コンテストについては、昨年度も受賞作品をnoteで紹介しました。私のマガジン「国際写真コンテストの優秀作品」に収録されています。今年はさらにパワフルな作品が集まった気がいたします。

どのくらい力強いかって? こういう画像を前にするといつも、言葉は無力だと感じます。

「嘆き悲しむ移民の少女」ドキュメンタリー&フォトジャーナリズム部門の特別賞: 

2020年2月3日にギリシャのレ

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戦争への憎しみを、今を生きる私たちがどれだけ受け止められるのか。『ねんどの神さま』――絵本を思い出すところ#21

戦争への憎しみを、今を生きる私たちがどれだけ受け止められるのか。『ねんどの神さま』――絵本を思い出すところ#21

絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。

8月の空を、飛行機が飛んでいく。
暑さがマスクのなかを直撃する。

これまでも、そしてこれからも、
この絵本を思い出すことを止めてはならない。

戦争の記憶は、おじいさんから
聞いたわずかな言葉だけ。
けれど、本を開くだけで私

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オレンジ色のキツネに出会った。『いのちの木』――絵本を思い出すところ#18

オレンジ色のキツネに出会った。『いのちの木』――絵本を思い出すところ#18

絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。

朝起きて、一番はじめにするのは
植物に水をあげること。

息苦しい日常に、
少しずつ集めた植物たちが
寄り添ってくれる。

つい最近、本屋さんでオレンジ色の
キツネに出会った。
その日に、家に連れてくることにした。

ソファに

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自分のちからたろうを作りたい。『ちからたろう』――絵本を思い出すところ#15

自分のちからたろうを作りたい。『ちからたろう』――絵本を思い出すところ#15

絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。

いつまでも記憶に残る絵本。
「ちからたろう」
この6文字が忘れられない。

ちからたろうを求めて、
狭い部屋を出て
遠く離れた、
この河原にやってきた。

ごろんと転がった石ころ。
むき出しの粘土層。
岩を削り取る川の流れを、

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あいつには運動で勝てない、勉強はわたしも嫌い。『となりのせきのますだくん』――絵本を思い出すところ#11

あいつには運動で勝てない、勉強はわたしも嫌い。『となりのせきのますだくん』――絵本を思い出すところ#11

絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。

毎朝、あいつは走って教室にやってきた。
すわる席はわたしのとなり。

「こっからでたらぶつからな。」
一言でいうなれば理不尽。

あいつは教室でバタバターってして、
みんなが迷惑そうな顔をする。

運動では勝てない、
勉強はわ

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嘘の中にきらめく、ほんとう。

嘘の中にきらめく、ほんとう。

写真は真実をあらわすことはできない、常々そう思っています。そして、自分にとって写真は「世界がこうあってほしい」という祈りに似ています。だから現実のすべてを写そうとはしていないのです。人には人それぞれの地獄があるし、そもそもカメラはすべての事象を捉えることが不可能です。だから、その限られたフレームのなかに「こうだといいな」という切実な気持ちを込めて撮っているのです。

ドラマや舞台のお仕事をさせてい

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くまの子は、本が大好きになりました。『くまの子ウーフ』――絵本を思い出すところ#10

くまの子は、本が大好きになりました。『くまの子ウーフ』――絵本を思い出すところ#10

絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。

森で暮らしている本がいました。

うーふーってうなるから、
名前がウーフというくまの子の本です。

ウーフの本は、考えることが大好き。
いつも世界に「どうして?」と問いかけています。

長い爪に、毛むくじゃらの手。
そう、くま

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