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オリジナル=誰も知らないところからパクってくること
と、このタイトル自体がパクリなんですね。筒井康隆がいっていたことのパクリです。たぶん『乱調文学大辞典』にあったはずと思うんですが。うろ覚え。
さて誰も知らないとはどういうことか。簡単に例えるとマイナーなもんであれば大多数が知らんので、そこからパクるとオリジナリティらしきものは立ち現れるであろう。マイナーの最たるものは著者の日常生活でしょう。隣の家に住んでる人に接したときのその人の様子などはも
「夢はいつ諦めればいい?」 byエミネム
タイトルに反してあたくしはまったく諦めないんですが、それでも諦めどきということはときどき考えてましたね。わりと歳を重ねてきて、まだプロの小説家になってないっちゅう話で、もうダメだって気分は少々嗜むこともあった。
なんでいまの状態になっているか。これはわかりやすい。二十歳ごろに初めて応募した小説が一次を通って雑誌に名前が載っちゃったんですね。そこですっかりその気になって周りからも乗せられちゃっ
『シャイン』におけるノーマライゼーションの様相、およびピアノの呪い
ネタバレあります。
映画『シャイン』の主人公はラフマニノフの弾きすぎでぶっ倒れる。そののち何かのメンタル疾患になってしまって病院で暮らしているのだったが、町へ出た際に場末のバーのピアノを超絶技巧で弾きこなして「あいつヤベェ」となって注目すべき人物になる。のち結婚もする。なんだか幸せになっているようだ。トランポリンで跳んでいるのがパッケージの表紙にもなっている場面である。
で、全体を通して