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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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2021年5月の記事一覧

価値の循環

価値の循環

これになら、お金をかけても罪悪感を感じない、というものがいくつかある。

みなさんも、そんなものはありますか?

わたしの場合は、





コーヒー

この三つだ。

安売りの日をねらってスーパーに行って、りんご1個120円を買うか買わまいか悩みに悩んだり、牛肉を買う代わりに、もも肉をやめてムネ肉にしとこうと選び直したり…

そんなわたしが、「本」「花」「コーヒー」に関しては、気兼ねなくお金

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未完成のままで走り出す

未完成のままで走り出す

踏み出す勇気って、そう簡単には出ない。
「いざ」と思って、踏み出そうとした瞬間、頭の中で、さまざまな声がざわめきだす。

そんなことしてなんの意味がある?

生活はどうする?

自分になんてできるはずがない。

踏み出そうとしていた足が止まる。
まあ、いつか。
タイミングがきたら。

わたしは今まで踏み出そうとして覚悟を決めた瞬間もあったし、自然とそっちへ導かれるようにして歩いていたときもあった。

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ママになる。

ママになる。

もうすぐ、ママになる。
あと3ヶ月先が、出産予定日だ。

徐々にお腹が大きくなって、胎動も毎日感じられるようになって、夢には赤ちゃんがしょっちゅう出てくるようになって。

ちょっとママっぽくなってきた?

貧血気味と診察されたから小松菜やブロッコリーをたくさん食べたり、調理中に指を切って自分のことより赤ちゃんの血液が行き届かないのではと悲しくなったり。

自分のことじゃ平気なのにね。

「ママにな

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暮らしに余白を。

暮らしに余白を。

ミニマリスト、なんか聞こえがいい。
ものを必要最小限しか持たず、自分のお気に入りに囲まれた生活。ていねいで穏やかで。

最近、急に「あ、いいな」と心が惹かれたのだった。

正直に言うと、

ミニマリスト、という言葉にも、
ごく最小限なものに囲まれた生活にも、
ていねいで穏やかな暮らしにも、

憧れは生じることはなかった、これまでのわたしだったのだが。

突然、憧れを抱くようになったのは、この方の動

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心が整う簡単すぎる習慣

心が整う簡単すぎる習慣

毎日、何か一つ綺麗にする。

最近行っている習慣だ。

朝、どんなふうに過ごせば自分の気持ちが心地よく保てるか。

そんなことを意識していると、何気なくやっている行動に、自分の気持ちが上向いたり、反対に重くなったり、いかに自分の行動が気の持ちように直結しているかに気づかされる。

日常は、昨日までの自分の惰性で回っているといっていい。

何気なく手に取る、スマホ。

いつも通りのメイク、何となく選

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朝起きた瞬間の気分

朝起きた瞬間の気分

朝起きた瞬間、どんな気分だろう。

起きた瞬間、何を感じているか…
以前のわたしはそんなこと全く意識していなかった。

ー自分の心にしたがって生きていくー

4年ほど前の自分が決めたこと。
それから、少しずつ自分の気持ちに注意を払うようになっていった。

心にしたがって生きていく

それは、やりたいこと、好きなことを実現していくことのように思われるかもしれないが、それ以前に、自分の気持ちを大切にし

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心のそばに、音楽を。

バンプオブチキンの「なないろ」という曲が最近のお気に入りだ。

音楽は、頭の中で、もやもやと考えてたことを吹っ飛ばしていく。自分がちっぽけで、どうしようもない存在だと思えていたとしても、受け入れられて、許されて、ここに存在していいんだって感じられる。

そんな希望を与えてくれる音楽が好きだ。

「なないろ」を聴いていると、小さく消えそうになっていた希望のカケラを思い出させてくれる気がする。

バン

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面倒だったことが好きになってた件

面倒だったことが好きになってた件

結婚してから変わったことがいくつかある。

些細なことかもしれないが、今までの習慣や自分のルールを変えるというのは並大抵のことではない。

それが、ひょんなことがきっかけで、180度変わってしまうのだから、自分でも驚きだ。

まずは、歯磨き。

わたしは、恥ずかしながら、今まで歯磨きをするのが億劫で、テキトーに済ませていた。
その割に、歯医者さんにお世話になったことは、歯が欠けたときと親知らずを抜

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家族会議のある日常

家族会議のある日常

夫婦の中で、特に決め事はないが、定期的に行っていることがある。

それは、「家族会議」だ。
われわれ夫婦の中は「レヴェリー」と呼んでいる。(某有名漫画に登場する世界会議の名です)

ひょんなことがきっかけだった。

もうすぐ子どもが産まれる。

そうなると、
「今みたいに2人でゆっくり話す時間も少なくなるかもしれないね」
と夫がぼやいたことから。

わたしはその言葉を聞いて、ゆっくり2人で話す時間

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続けることの意味

続けることの意味

毎日、noteを書き続けてきて、40日以上が過ぎた。調子よく書ける日もあれば、気が乗らなくてもうやめようかなと思う日もある。

だからこそ、毎日続けられている人は本当にすごいと思う。

書くネタが尽きないことも大切なのかもしれないが、それ以上に、自分の中で、「何のために書くのか」という目的がはっきりしていることが大事になってくると思う。

「何のために続けるのか」も同様に。

ただし、

誰かに認

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なりたい自分はどこにあるのか。

自分を好きになる!

なりたい自分に。

その言葉を素敵だと思っていた。
わたしも目指した時もあったし。

でも、じゃあ今の自分はどうなるの?

今の自分ではダメだと思っているから、努力をして、何かを手に入れて、少しでも自信をつけて、理想の自分を目指して。

そのプロセスの中で、少しずつ成長を感じるだろう。自分が高められた気持ちにもなるし、認められて自信もつくかもしれない。

でも、それではいつま

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身体に、お疲れさまを。

身体に、お疲れさまを。

身体って自分のものなのに、自分と切り離して考えてしまいがちだ。

眠たくても「するべきことを」

疲れていても「目の前にある楽しみを」

身体は何も文句も言わず、自分にいつもついてきてくれている。頭で考えたことを優先して、身体は動いてくれる。

だけど、それも続けていると限界がくる。

身体側からのストップが入る。
それで初めて、無理しすぎていたことに気づく。

休むことは、働くこと以上に大切かも

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望む夫婦の関係性

望む夫婦の関係性

関係性というのは、勝手に育っていくものではない、というのが持論だ。

夫と知り合って2年。

夫婦になって1年あまり。

わたしは、初めからパートナーとは対等な関係でありたいと望んできた。
どちらか一方が主導権を握って引っ張っていくという関係ではなく、たがいに言いたいことは言う、たがいの考えが違った時には落とし所を
見つけていく、そんなふうに尊重し合える関係になれたらと思ってきた。

対等な関係。

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そんなに情報が必要なのか?

そんなに情報が必要なのか?

情報に埋もれそうな世の中。

テレビを否定するわけではないが、誰かに対する批判、悲観的な報道ばかりで、そういったものを日常的に浴びせられていると無感情になってしまいそうな気にもなる。

流せるタイプだったらいいのかもしれないが、そういうエネルギーをそのまま受け取ってしまう人間にとっては、本当にしんどい。(わたしがそう)

世の中に溢れている情報って本当に必要なのかな?と思っている。

正しさ、効率

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