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望む夫婦の関係性

関係性というのは、勝手に育っていくものではない、というのが持論だ。

夫と知り合って2年。

夫婦になって1年あまり。

わたしは、初めからパートナーとは対等な関係でありたいと望んできた。
どちらか一方が主導権を握って引っ張っていくという関係ではなく、たがいに言いたいことは言う、たがいの考えが違った時には落とし所を
見つけていく、そんなふうに尊重し合える関係になれたらと思ってきた。

対等な関係。

尊重し合える関係。

聞こえはよく、一見簡単そうである。

中には、すんなりとそんな関係になれている夫婦の方もいらっしゃるかもしれないが、わたしたちの場合は、地道にひとつひとつ大切に積み上げてきたような気がする。

言いたいことを言う。

これは自分の主張を通す、ということではない。
自分が思っていること、特に、自分の譲れないことや、ちょっとした違和感は相手に伝えるようにしている。

伝えるときは、時として、言い合いに発展することもある。
ただ、伝えなければ自分の心の中に少しずつ違和感や、言えなかった不満がたまっていき、結果、相手に対しての大きな不満へと変わっていく。

言い合いになったり、感情をぶつけ合ったり、その時は自分自身も消耗するが、おたがいを知るのにとてもよいチャンスだと思う。

性格も価値観も文化も育ってきた環境も違う二人だ。
違って当たり前。

その二人が、あーだこーだ言い合い、本気で感情をぶつけて、どこにおたがいの納得点があるのかを探って、乗り越えていって。

知り合って、2年あまり。
たくさんのことを乗り越えてきた。
そして、これからも乗り越えていく。

結婚すると決めたとき、
「この人とやったら、何があっても乗り越えていける」そう思えたから。

関係性というのは、自分の本音も相手の本音も大切にして築いていくもの、深めていくものなんじゃないかなぁと思っている。

わたしが「わたし」らしくあるために。

あなたが「あなた」らしくあるために。

二人が「二人」らしくあるために。





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