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未完成のままで走り出す
踏み出す勇気って、そう簡単には出ない。
「いざ」と思って、踏み出そうとした瞬間、頭の中で、さまざまな声がざわめきだす。
そんなことしてなんの意味がある?
生活はどうする?
自分になんてできるはずがない。
踏み出そうとしていた足が止まる。
まあ、いつか。
タイミングがきたら。
わたしは今まで踏み出そうとして覚悟を決めた瞬間もあったし、自然とそっちへ導かれるようにして歩いていたときもあった。
今は、踏み出す勇気がない。
どこへ踏み出したらいいのかも定かでない。
でも目的地は見えている。
ものの整理をしていたら、スケッチブックに、いつしか書いた頭の中の構想が目に入ってきた。
実現したい世の中/ビジョン
あたたかなまなざしが
子どもたちに注がれている
安心していい。
そのまま ここにいていい。
言葉でなくても その空間をつくる
ひとりひとりの思いが そう伝えている。
そのままの光が
そのまま持ち続けられるように。
大切にできるように。
それぞれが
それぞれの輝きで
生きられる世の中に。
新たな価値の創造
未来のスタンダードコミュニティをつくる
「わたし」であるためのゆるやかなつながり
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書いたのは数年前で、(多分3年くらい前)
このときは、場づくりを目標にしていたと思う。
ゆくゆくは、そんな場をつくれたらと妄想はふくらむが、まず、やってみようかなと思っていることが最近、二つ生まれてきた。
踏み出す勇気なんてないし、
未完成のままだ。
それでも、このスケッチブックを見直すと、今となんら変わっていない思いに背中を押されるような気持ちになった。
何、ぼんやりしてるんだ。
まだまだこれからやぞ、って。
未完成のままで走り出す。
いや、走らなくたっていいのかもしれない。
立ち止まったり、振り返ったりしながらも、目的地がそこにある限り、わたしはきっと目指していく。
わたしがわたしである限り。
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。