見出し画像

暮らしに余白を。

ミニマリスト、なんか聞こえがいい。
ものを必要最小限しか持たず、自分のお気に入りに囲まれた生活。ていねいで穏やかで。

最近、急に「あ、いいな」と心が惹かれたのだった。

正直に言うと、

ミニマリスト、という言葉にも、
ごく最小限なものに囲まれた生活にも、
ていねいで穏やかな暮らしにも、

憧れは生じることはなかった、これまでのわたしだったのだが。

突然、憧れを抱くようになったのは、この方の動画がきっかけだった。

youtuberのmamiさん。


そのひっそりとした佇まいに、とことん自分の暮らしを追求するあり方に、わたしは心奪われてしまった。そして、なぜか動画を見ていると心が落ち着くのだった。

今の自分の生活を顧みると、十分すぎるほど物に囲まれていて、情報も溢れ返っていて、暮らしの中に「余白」という、ほっと一息佇める空気感というのが、不足しがちなのではないかと思った。

次から次へと、めくるめく日々。

物や情報は刺激を与えてくれる。

そういった毎日に慣れすぎて、mamiさんの動画から感じる、落ち着きや静けさに心地よさを感じたのかもしれない。

わたしも、暮らしの中に、「余白」を取り入れ、自分らしい暮らしのあり方を追求していきたいと思い始めた。

昨日は、こんな習慣を描き綴ってみた。

毎日、何か一つ綺麗にする



今回は、
「余白」を取り入れるために考えた習慣。

毎日、何か一つ手放す

今回も、何かひとつだけ。

そう決めてしまうと、気が楽で、無理がない。
一気に、あれもこれも捨てていくとなると、時間もかかるし、心苦しさを感じる時もあるだろう。

だから、始められそうなところから、自分のペースで自分らしい暮らしのあり方を見つけていけたらと思って始めてみた。

やってみると、今まで気にも留めなかった物たちが一気に主張し始めることに気づいた。

「これはいつまでも大事にしたい」
「好きやったけど、ずいぶんくたびれたな」

そうやって、今の自分には合わなくなったものは手放したり、フリマアプリで売ったりしていった。

長い間、使っていなくて、もう手放そうかと思った「くるくるドライヤー」や「何個ほどあるねん!」と思うほど溜まっていた「ボディクリーム」は、再度使ってみようかなと思い直すこともできた。

ヘアドライヤーは、今のボブの髪型を整えるのにちょうどよさそう。

ボディクリームは、香りや質感を全て確かめた上で、合わないものは処分し、それ以外は、ヘアクリームや妊婦線予防のクリームとして活用することにした。

すごくスッキリした気持ちになれた。

今、身の回りにある物を見直すことは、物をよりよく生かすことにつながるのだなぁと気づけた。
そして、何より、ひとつひとつ丁寧に物と向き合うことは、自分の暮らし、強いては、自分そのものを大事に扱っていることにもなる。

暮らしに余白を。

心の余裕もそんなところから生まれてくるのだと思う。

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

130,873件

#雨の日をたのしく

17,049件

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。