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およそ500字日記

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文字数を稼いでなんとか500字以上書けるように頑張っています。
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#noteのつづけ方

2024年4月20日の日記

2024年4月20日の日記

 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ! 私は今朝、最寄駅から電車に乗り込んだ。そして気が付くと、もういつのまにか最寄り駅に降りていた…。な、なにを言ってるのかわからねーと思うが、

 てな感じで毎日が過ぎてく。最寄駅から電車に乗り込んだと思うともう最寄り駅に降りている。まるでデッカイ環状線に長い間乗ってたみたいだ。環状線は僕らを乗せてくれてる??

 取引先の人たちと、とあるプロジェクトについて長

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2024年3月13日の日記

2024年3月13日の日記

 服屋さんでふと目を奪われたジャケットや、洋菓子店で「これが一番良いな」と直感で思ったモノに限ってめちゃくちゃ値段が張ったりする現象。こういうことがあると、私は実はかなりの目利きなのではないかと自惚れてしまう。
 いや、始まってすらいないか。それが誰にでもわかるくらいハイクオリティな品物だったのか、それとも目につきやすいところに高額商品を置いていることが多いだけなのか、まぁ別にそんなことどうでもい

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2024年3月5日の日記

2024年3月5日の日記

 公共施設で流れているJPOPのオルゴールverのBGM、いきものがかりのありがとう率が異常すぎる。バラードの代表曲としていつまでピッチに立つんだ、JPOP界の三浦知良なのか。いや、それほどまでに普遍的な名曲ということだろう。

 それはさておき、3月3日はひな祭り。我が家は男系家族だったので、こういう"やわらかい"イベントとは縁遠かった。ちらし寿司がひな祭りに因んだものと知ったのも、成人してか

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2024年2月22日の日記

2024年2月22日の日記

 あれ?もう春?まったく、季節は僕らを追い越してゆくけど私は立ち止まったまま冬のようだな…。
 2月も気づけば折り返していて、春も近い。今年はついぞ雪を見なかったな、とか、屋台でラーメン食べられなかったな、とか、しっかり季節を楽しもうとしていた自分の残像を春の風に乗せて飛ばしてみたり。

 2月のこの時期になると、2月22日や0222って入力する機会が増える。同じ数字だけでこのように3つも並ぶのは

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2024年2月7日の日記

2024年2月7日の日記

 東京地方に雪が降り続けて、部屋の中に居続けることもあるさ。去年は京都や大阪に雪が降って交通網がマヒしたが、それも懐かしい話。今年の冬は例年より暖かい。

 東京にはITとコンサルしかいないのは有名な話。とりあえず東京の男に声をかければどちらかが捕まる。多様な人間と文化が交錯する街というイメージが漠然とあるが、私にすれば、皆が他人に興味がなく、見せかけのブランドに身を包んだCulture Vult

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2024年1月17日の日記

2024年1月17日の日記

 会社の駐車場で自分の社用車にBluetoothを繋げようと思って、Podcastのトム・ブラウンのラジオを再生したけど何故か音が出ない。Bluetoothは繋がっているし、スマホの音量もMAXにしているのにうんともすんとも言わない。
 何故だ?と思って一度Bluetoothを切断したところで神様、僕は気づいてしまった。そのとき駐車場にいた上司が乗っている別の社用車のBluetoothに私のスマホ

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2023年12月14日の日記

2023年12月14日の日記

 紅しょうがTHE W優勝、チバユウスケ逝去、和牛解散。年末になってニュースが事欠かない。そしてM-1グランプリ決勝、SASUKE2023などの一大イベントがまだまだ控えている。今年も年末は激アツだ。

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 車でラジオを聴いていると、過払い金のCMがよく流れる。少し前までは過払い金かビッグモーターか、というくらいラジオCMの二大巨頭であったが、その後すったもんだがありまして、最近はもっぱら過払

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2023年12月3日の日記

2023年12月3日の日記

 年末へ向かっていくこの焦燥感に踊らされる時期が今年も来た。テレビを見れば、やれ海外移住だ海外旅行だを促す番組が流れてくる。根が移住民族たる私たちの魂に原始回帰を訴えかけているようだ。
 そしてSNSを眺めれば、転職や独立開業を促すCMが電波ジャックばりに画面を埋め尽くし、チープな情報商材で作られた書き割りの広告を今日も今日とて剥がすのだ。

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 この時期になると、総決算のような感じで皆が今年

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2023年9月22日の日記

2023年9月22日の日記

 仕事終わりの足で電車に乗り込み、名古屋に向かっている。横に座ってるオッサンの寝顔を見ていると、私もそろそろ寝たいという気持ちになってきた。

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 横並びのロングシートで本を読んでいると、向かいの席に座っていたテーマパーク帰りと思われる女の子2人組が、私に聞こえるくらいの声で、恋バナをしていることに気がついた。
 "恋バナをしている"ということを認識してしまうと、もう私の意識はそっちに向かって

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2023年9月16日の日記

2023年9月16日の日記

 ストーリーズ内の文章量が増えてきたら、なんかその人のことを胡散臭く感じてしまうのは何故だろう。とりわけ、大学院をはじめとした学問コミュニティ、学外の研究サークル的なのに所属している女に多い傾向だと思う。
 いやゼミの教授の名前とか他サークルの先輩の名前出されてもこっちは知らねーから、ストーリーズは便所の落書きを書いたり閲覧する場所であって人脈自慢の場所じゃねーんだ。

 そもそもストーリーズなん

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2023年8月27日の日記

2023年8月27日の日記

 吉野家の前にいたら、中国人らしき客が、東南アジア系らしき店員さんに中国語でテイクアウトのオーダーをし、東南アジア系の店員さんも母国語で返答していた。互いに意思疎通できてるのかわからないが、日本の1杯の牛丼を巡ってふたつの国が動いているような気がして、なんだかすごい光景だと思った。スケールをデカくしたらこれ国際問題とかそういうのも解決できるんじゃねぇか?Japanese Beef Rice bo

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2023年8月9日の日記

2023年8月9日の日記

 大きな駅の東西、または南北の出口でその繁栄度がまったく違う駅のことを「びんぼっちゃま」と呼んだ、どこぞの誰かの慧眼に脱帽した。たとえば、岡山駅とか新横浜駅とかまさにそうなんじゃないか。
 びんぼっちゃま駅は、同じ駅なのに出口が変わるだけでまるで別世界に出てしまったかのような印象を受ける。その点、大阪駅はすごい。どこに出てもしっかりと別世界で、未だにどこがどこに繋がっているのかわからない。まさに大

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2023年7月27日の日記

2023年7月27日の日記

「今日も暑い一日になりそうです」なんつってる気象予報士の憂鬱を、トーストにサマージャムを塗りながら聞いていた。なりそうですじゃない、なるんだ。
 ナンダカンダと言われても夏は夏で、楽しいイベントや予定を組み込むことが多い。とりわけ旅愁が増すのは間違いなく真夏と真冬であり、こんな季節には徒歩2分のコンビニでさえ億劫になるが、遠い異国の地ならばそれは厭わない。

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 「帰省感のある帰省」に少し憧れ

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2023年6月26日の日記

2023年6月26日の日記

「最近どう?」

 慣れた手つきでフォークにパスタを巻きつけながら言う。右手が1回転する度、パスタの山が一まわり小さくなり、麺がするするとフォークの刃先に吸い込まれていく。金属製の皿がカタカタと音を立てる。オリーブオイルの滴るパスタが絡まったフォークはまるでハニーディッパーみたいだ。

 一人暮らしのときはパスタ料理ばっかり作っていた。なんてったって、量の調整が容易だし、味付けのキャパが広いし、複

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