05.新たな約束

村長の話では、賢者の隠れ家にいる賢者エイドスに聞けば分かるかもしれないという。
賢者の隠れ家に着いた僕は不思議な雰囲気の老人が何かの魔方陣を描いている。
この人がエイドス、その人なのだろう。
「何だか……紫のモヤみたいなのがかかってますね」
声をかけると、老人はこちらも向かず怪訝そうな声で聞いた。
「何故、この中で平気な顔をしていられるんじゃ」
「え?」
僕は聞き返す。
「ここには触れるだけで身を

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そんな…いきなり告白ですか…お友達からお願いします…

強靭無敵!最強!OTKモクバーン!! デュエルリンクス

前回OTKデッキのリプレイをご紹介しましたね

ただセラの自殺を見届けるだけのリプレイ笑

しかし!今度こそ本物のOTKです

僕の大好きなバーンデッキ!!!

OSODのモクバ実装がデカかった

似たようなデッキは見たことあると思います
バブルマンと宝札でウェイウェイするデッキが

しかし!昨今の環境では運もかなりあるし不可能に近いんです。

そんな中彗星の如く現れた

「あーばよ!」

これで

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再生クラブ

一度だけチームに入ったことがある
僕が適当に考えてつけたチーム名は
英文法として正しくはなかった
発足当初のチームはギリギリの戦力で
リーグ戦で初勝利した日は泣きそうになった
メンバーの一人が友人を誘う形で
戦力が充実していくにつれて
僕はだんだん幽霊になっていった

「解散することになりました」
主力メンバーから知らせを聞いて
僕のチームプレーは終わった



数ヶ月して新しいリーグが始まって

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みつけてくれてありがとう‼
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04.目覚め

冷たくなったその亡骸が村に運ばれてきた。
「あたしはこれで」と亡骸を運んできた商人は足早に立ち去る。
遠巻きに見ていた村人の中から一人の少年が叫んだ。
「イチルーさんっ」
叫んだ少年、プディンは駆け寄ろうとするが足がもつれ倒れ込んでしまった。
プディンをピリッポが支える。
「ボクのせいだっ!ボクのせいでイチルーさんは……ボクがイチルーさんを殺したんだっ!」
ピリッポはプディンの肩を抱き落ち着くよう

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03.ある錬金術師の話

「気を取り直して」
目に見えるたんこぶを抱えた2人を集め僕は話を始めた。

「ねぇ知ってる?峰打ちって、骨折して死ぬんだよ……?」
「指輪……あと1つで完成なんです…指輪……」
いい大人がメソメソしている。

「この塔はゾーネスが神の知識を手に入れるために作ったものだということがわかりましたっ!」
語気を強めて話すと観念したかのように2人も続ける。
「疑問なのはゾーネスは不老不死の肉体に興味がない

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読んでくれてありがとうございます!

02.不思議の魔塔の錬金術師

「僕の背中についている青いボタンをビビッと押してもらえませんか?」
塔の入り口に現れた鳥型のロボットが背中の赤、青のボタンを見せて言う。
彼……名前をチャコロットと言うらしく、この塔の管理人(鳥?)をしているらしい。
「ここはお約束通り赤押そう」
「胸側の緑も気になりませんか……これは宝石かな?取れないかな……」
赤髪とクロノがチャコロットのすぐそばで彼を弄っている。
すると、チャコロットはワナワ

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お時間あれば他のもどうぞー

01.神話の塔を臨む

村に攻め入るモンスターの大群……
「私はアバ様にテンスの花を届けてきます!」
そう、燃えさかる炎の中へ駆け出す幼馴染。
「お兄ちゃんっ!」
振り返り、妹に手を伸ばすも遠く……

僕はその日、ひとりになった。

***

目覚めた時、僕は一筋の涙を流していた。
「勇者ちゃま、どうかなさいました?」
舌足らずな使用人が僕の顔を伺う。
「勇者じゃないってば…」
涙を拭いながら溢す言葉を拾い、使用人は胸を

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00.在りし日の記憶

僕の名前はイチルー。皆からはイチと呼ばれている。
赤髪には「どこかの殺し屋みたい」と言われるが、普通の冒険者だ。
この世界では戦士や武闘家なんていう戦闘職を生業にしている冒険者もいるが、僕は専ら都市や遺跡を訪れては文献を読み漁るのに励んでいる。
そういえば、よく幼馴染とも故郷に残る文献について意見を交わしていた。

***

「イチさんは伝説の錬金術師についてどう思いますか?」
幼馴染は唐突に僕に

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melancholic days  『リプレイ』

8mmフィルムのダメージ加工のような日常を少しずつ切り取りながら8月の熱風の中、少しずつ自分の感覚を擦り寄せる午前0時。

日々の日常や過去の亡霊を横眼で観ながら、硬質な時計の針の音が時間をグルグルと逆行させたり未来に運んでくれたり…。

突き刺さる衝動や怒りを解放してくれる虚しさの大きなカタマリから吐き出した声と書きなぐった歌。錆びかけたギターの弦から紡ぎ出される音は少し薄いグレーな色だった。

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