RE_PRAY 考察1

考察という名の備忘録です🙏
たまアリ2日目の RE_PRAY 放送何度も繰り返し視聴し、初日と二日目を繰り返し交互に視聴しながらあれこれ考えを巡らせています。
二日目のトークで「解釈のヒント」を語っていたとTwitter(現✖)で見かけていましたからやっとそれを確認する事が出来ました。
演じる羽生君の物語では決してなく、(登場する)プレイヤー=“神”=全ての観客・視聴者であると。
その視点から、羽生君が演じた数々のゲームキャラに対して思いを馳せ、考えを巡らせてほしいというものでしたね。

私は観た当初からこれを羽生君の物語とは全く考えていなかったのでそこは正解でした。
あと、語りと科白を丹念に拾っては何度も視聴していく中で、それぞれのキャラは一人ではないこと、別々のキャラなのではないかということも思っていました。統一したキャラなところもあると思われ、そこをどうやって説明すればいいものか…。とはいえ、一本のシナリオに沿って進んではいるので、懸命に思考を巡らせている真っただ中です。

纏まっていない中で思いついた処から語るべくは前回述べているので、そのようにさせて頂きます。

まず両日を観て思った所。
一部のシナリオがすんなり進む、いわばゲームで言う処の〈正規ルート〉は二日目なのではないかな、と思ったので、二日目の方から書いてみます。

トロッコ問題で「5:1」どちらを選ぶか?
二日目のプレイヤーが選んだのは「1つ(NO)」でした。
助かったのは僅か1つ。
プレイヤーの選択した「NO」の選択した分岐が[→ 破滅の決意 ←]
その後 “阿修羅ちゃん” 、MEGALOVANIA(UNDERTALEのラスボスと言ってもいいサンズのテーマ曲)、ラスボス「破滅への使者」となる。クジャ戦のテーマ曲で演じたラスボスの科白「おれの決意がやっと出せる」に続くんですよね。
もう「1つ」を選んだ時から、破滅へのルートに行くしかなくなっていて、他の道を選べない状況になっている。

これで最後だ。
突き進むために。ここまでの想いのために。
選択しよう
あなたの世界に 越えるべき壁は ありますか?
壊すべき壁は ありますか?

羽生結弦 ICE STORY 2nd RE_PRAY より

この後、リンク上に大きな「YES」が現れます。
お分かりの様に「NO」という選択肢は最早ないのです。
壊す、破壊する、その一択しか道がない。
後悔する事すら許されない唯一の道。
その先に待つものが「破滅」であっても。

最後のラスボス戦で見事勝利し「GAME CLEAR」となるも、セーブデータが壊れていてセーブ出来ない絶望が最後の最後に待っていた。

そういう流れでしたね。

一方の初日。
トロッコ問題でプレイヤーが選んだのは「5(YES)」。
1つが消され、5つが救われた。
夢の世界が再構築されて行き、命の流れ として “ホプレガ” が演じられていました。
ライビュ・CS放送での初日画面で選択肢の画面が映らなかった為、二日目の画面で分かりましたが、プレイヤーの選択した「YES」と選択した分岐は[→ 戦いの決意 ←]だったのですね?
けれど、プレイヤーが「戦い」を選んだ事によって、「命」が悉く潰えていく。その光景を、ここに至るまでに摘み取った命達を思い葛藤する。でももう後戻りはできない。やってしまったことは覆らない。
だから前に進む。戦う事を決意する。「すべてを背負って戦おう」と。

けれども、結局の結末は変わらない。
最後のラスボス戦で勝利し「GAME CLEAR」となるも、セーブデータが壊れていてセーブ出来ない絶望が最後の最後に待っていた。

分岐がどちらであっても待っているのは「破滅」
そしてセーブできないという絶望。

ここで一部が終了。
二部では、CLEARしたもののセーブされなかった為に、一からゲームを始める。だけれども、二つのルートのどちらをも「“選ばない”選択」をしたんですよね…ううむ、深い。

とりま、ここまでとします。
思ったことをだらだら書いていくだけともいう考察ですが、長丁場になると思います。纏まらないので。
書いていきつつ最終的に纏められたらと思います。
尚、加筆修正は今後多々あるかもしれませんが平にご容赦ください。