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09/08 水晶を汚す六塵

突然の地下迷宮サバイバルを強要されて5日。死はずっと傍にあった。
公爵子弟である私が、こんな昏い地下洞窟のような場所で死ぬのか。
姿もはっきり見えないような怪物の尖った部分が肩肉に引っかかり、
引き裂く感覚。そして、突然の静寂。

目を開けると、そこは水面下。光るのは水面の方向か。
上下もわからない。思考が響き、エコーのように返ってくる。
「私は...私は...私は...なのか?...のか?...か?」

しかし、昏い遠景に目を凝らすと全てが見える。迷宮の全貌が頭に浮かぶ。
迷宮主ダンジョンマスターになれたのか。
意識を向けると、地脈を伝わる奔流。壁が動き、怪物が生まれる。
万能感に酔いしれる。

自分の手のひらを見ようと動かすが、動かし方を忘れてしまった。
首も、視線すら。周囲を見回そうとする前に、どうなっているかはわかる・・・
ほの明るく揺れる水面に影。誰かが飛び込んでくる。
大量の泡が逃げていき、その中から「自分」が現れる。いや、他人か?
自分の姿が見たかったからか?遠くでも同じように水音が?

考えが木魂のように響き、新たな反響を呼ぶ。遠くのエコーが突然耳元で鳴り、驚く。徐々に全てを忘れていく。違う。記憶が溶けていく。そうだ。
代わりに、膨大な知識とリンクする。成り立ちと、仕組みと…。これが…。

しかし…。でも…それはどうでもいい。
むしろ…拡大する「私たち」の存在が誇らしい。
Nexusの一部となる。永遠の眠りと覚醒の境界で、迷宮は生き続ける。

リプレイ機能:

プレイヤー操作をターン記録しており、ダンジョン生成含め全てのランダム要素を同一シードで生成するため、操作データと組み合わせるとローカルでリプレイが生成できる。リーダーボードの記録とともに操作データを組み込むことを想定し、誰でもリプレイを再生できる。
またキャラクターにメッセージを発する機能などを実現することで、リプレイをチュートリアルとして使ったり、本格的なUGCとして成立させるアイデアもある。いずれにしろリプレイはあくまでローカルで再生するための数千~数万ターンの静的データであり、リアルタイムチャットの横で再生するなど様々な使い方を想定できる。

例:リプレイ中に、特定の行動やアイテムの使用についてコメントを残せる機能や、リプレイ中の特定のシーンを共有できる機能などを実装します。
リプレイをゲームプレイに活かせる要素:
リプレイを活用して、新たな報酬を獲得したり、新たなゲームモードに挑戦したりできる仕組みを導入することで、リプレイを見る行為に価値を与え、プレイヤーのモチベーションを高めます。
リプレイを用いたイベント開催:
リプレイコンテストや、リプレイ視聴イベントなどを開催することで、プレイヤー同士の交流を促進します。

進捗はタイルを増やしました。ボクセルベースでアニメの方向性が見えてきたので量産していきます。


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