【ルナル・エピック プロローグ】
10年戦争が始まる1年ほど前…
ロベール・ベルリオース・シスターンの沿岸の町が海賊らしき集団に襲われる事件が相次いだ
被害はそれだけではなく、周辺海域を航海している客船や貨物船、漁船に至るまで及んでいた
3国はそれぞれ調査を行なうが襲撃を行なった集団に対する認識はまちまちで実態の解明には至らなかった
襲われる少し前に霧が発生することを除けば…
3国は徐々に互いの国に対する不信感を募らせていったが表向きには特定の国に対して嫌疑をかける事はなかった
しかし日増しに被害は増え、緊張