前髪

オタクが文章書くとこ見てて…。今年はフジロックに行った。あとは船旅と整骨院通いがしたい。

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  • およそ500字日記

    文字数を稼いでなんとか500字以上書けるように頑張っています。

  • レポ集

    イベントとかフェスとかお店とか旅行とか、行ったり見たりの記録など。

  • 或る若者の思索

    私が日常生活の中で感じた何気ないことを、日記よりちょっとだけ推敲して書いてます。

  • 考えるだけならタダ

    ふと疑問に思ったこととか、余計なことまで邪推した考察系の記事です。

  • 旅のしおり【編集後記集】

    私のYoutubeチャンネルでUPしている旅行動画の編集後記として執筆した記事をまとめています。マガジンの購読自体は無料です。

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我が生涯に一片の

 「恥の多い生涯を送ってきました」で有名な『人間失格』の葉蔵は作中で26歳だとされている。20半ばの分際で恥の多い生涯だと自称できるなんて、どれほど放蕩無頼な人生を送ったのだろう(私自身は人間失格を未読なので詳しくは知らない)。  恥の多い生涯だと決めつけるには、あまりにもまだ私たちは若い。恥ずべき生涯であったかどうかなんてことは、地獄で閻魔大王が謁見なされるその時に初めて決定することで、むしろ地獄に行くことこそが大恥晒しであると思う。今はとりあえず徳を積めるだけ積んで、そ

    • 2024年9月20日の日記

       コンビーフというものを食べたことがない。だがコンビーフという存在自体ははるか昔から知っている。スーパーやカルディに行けば普通に置いてあるが、いまだに買ったことも食べたこともない。  なぜ存在だけは知っているかというと、かつて放送されていためちゃイケ内のコーナー「やべっち寿司」でコンビーフを使用した寿司がよく出ていたからだ。  ビーフというからには肉系の食品なのだろうとは予想がついていたが、コンとは何か、調べてみるとコンは「塩漬け」を意味するCORNEDからきているらしい。

      • ハーバーランドで水星を聴いてきた【ビショップ音楽祭2024】

         近年は都市型フェスというものが増えてきたおかげで、郊外のバカデカい公園やスキー場まで足を運ぶ必要がなくなり、ラフなスタイルで参加し、最寄り駅からも近いロケーション、ゆったりした都市空間で音楽を浴びることができるようになった。車やキャンプ用品などを持っておらず、体力もない私個人としてはこれは嬉しい傾向だ。  そして2024年夏、また新たな都市型音楽フェスが神戸に誕生した。それが「ビショップ音楽祭」だ。  ビショップ(B-shop)は言わずと知れたセレクトショップで、最近では

        • クイズ!ヘキサゴンは民営プロパガンダ番組だった

           見れば見るほど、失われてしまった私たちの大和魂を奮い立たせてくれるような名曲だ。もし第3次世界大戦が勃発したら私たちはこの曲をワイヤレスイヤホンで聴かされながら無人爆撃ドローンを発進させるのだろう。いいねは欲しがりません、勝つまでは。 -  平成の狂乱が生み出した怪曲、アラジンの「陽は、また昇る」。言わずと知れた名番組「クイズ!ヘキサゴン」内で誕生した音楽ユニットによる楽曲である。当時私は小学生だったこともあり、バラエティ番組でなんかノリのええ曲がかかっとるわ、くらいに

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          2024年9月15日の日記

          松江区(まつえく)に住んでるギャルがいたら面白い。絶対イイ奴だと思う。 ビジネスの会話の流れで「とんでもないです!」って言える人すごい。言うほど「とんでもない」って咄嗟に口から出る?こちらが褒められている文脈か謝罪している文脈かで意味合いは変わってくるが、なんにせよ「とんでもない」という言葉が咄嗟に出てくる人が羨ましい。それこそ、とんでもない。 - 自分の生活や人生にそこまで深い執着がないからこそハマることのないアーティストとか歌手っていると

          2024年9月15日の日記

          2024年9月11日の日記

           「残暑」とかなんとか、ちょっと小洒落た風流な言い回しで誤魔化そうとしやがって。要はフツーに猛暑のことだし結局バカクソ暑いよ、そんな小手先の技術だけでこの暑さを凌げるかよ。こんなもん打ち水や朝顔と同じ、心理的に涼しさを和らげようとする日本特有のアレだ。タイパ重視の時代にそんなのもう古臭いから。 ところで残暑と聞くと、「残暑ざんしょ」と私の頭の中のマダムがそう呟く。ざます使いのマダムに会ってみたい。どうしてその語尾を使うようになったのか聞きたい。 - 三連休×

          2024年9月11日の日記

          2024年9月6日の日記

          真面目に仕事している時よりトラブルが起こった時の方が頭がフル回転するのは、人間元来の生存本能とかそういうものに由来するのだろうか。 私は生物としての闘争本能みたいなものを持ち合わせていないと思っていたが、生存本能だけは突出しているのかもしれない。生き残りたい、まだ生きてたくなる。 - 最近は色々先延ばしにしすぎてヤバい。仕事も先延ばしにしていたことが突然爆発してトラブルになりかけたし、先月の家計簿もまだ処理できていない。どちらも、やろうと思えばすぐ終わる

          2024年9月6日の日記

          2024年9月2日の日記

          海や湖に沈んでいく太陽を見ながら退勤できる人は幸せだろうなぁと、コンクリートジャングルを掻い潜って退勤する私は思うのですが、毎日毎日見てるとその壮大な風景にも慣れてしまって、その太陽の眩しさにむしろ腹が立ったりもするのだろうか。 - 9月になりました。あと今年4ヶ月しかない。私の日記はいつも時の過ぎ行く速さを嘆いてるだけ。大まかな内容は同じで味付けが若干違うだけ。マイナーチェンジで糊口をしのいでいます。 ていうか、生活自体がマイナーチェンジの連続した流

          2024年9月2日の日記

          2024年8月28日の日記

           世界的な兄弟が仲直りしたというニュースで持ち切りだが、そんなこと、別に知らない人からしたらどうでもいいわけで。oasisというバンドなど1mmも知らない上司とお昼を一緒に食べていたら、気づかぬうちにお互いの親戚筋の兄弟仲の話になっていた。刷り込みって怖い、これがサブリミナル? 兄弟仲サブリミナル? - 世間は台風の話で持ち切りである。当初の予定よりだいぶズレ込んで、私たちの住む地域は結局休日に台風が直撃する予定だそうだ。いつだって私たちは台風ジェネレーション、明日

          2024年8月28日の日記

          奥備後の夏 2024

          今年のお盆休みは奥備後(広島の備北地域)のあたりに行きました。夏らしい風景がたくさんあったので、ここに残しておこうと思います 1日8本しか電車が発着しない駅。路線自体は閑散としていますが、駅前には大きなバスが入ってきたりと寂しい雰囲気は感じられなかった。 東城駅を北に数駅行くと道後山駅がある。全盛期にはスキー客で賑わったこの駅にその面影はもはやない。 言わずと知れた秘境ターミナル駅。ちょうど木次線と芸備線の電車が落ち合っていたところだった。緑と青

          奥備後の夏 2024

          「晨」って合体漢字で出てきたら「農」の確定演出すぎない?

          Q.これらの漢字を組み合わせて、二文字の熟語を完成させよ。 「晨」「二」「西」「一」「各」 『えっ、晨ってこれ「農」の確定演出じゃん!』 -  私は幼いころからなぜか漢字が好きで、家にあったポケットサイズの漢字辞典を常に持ち歩いていたくらい。なかでも「薔薇」という漢字に惹かれ、小学1年生のときには既に書けるようになっていた。  当時、IQサプリという番組があって、その中のコーナーで「合体漢字」というものがあった。説明するまでも

          「晨」って合体漢字で出てきたら「農」の確定演出すぎない?

          2024年8月22日の日記

          踊るさんま御殿の一言体験談のコーナーでは、採用されると賞金5万3000円がプレゼントされる。さんま御殿は月に4回放送されるため、週イチペースでコンスタントに採用されれば、なんと月の手取りが21万2000円になるのだ。2ヶ月45万、ためる、たまる。そこらへんのサラリーマンよりよっぽど貰える、TVに出れる、ぶりモテる。 一方で現実はひとことでは到底言い表せれないほどに複雑怪奇。踊ってる暇もない。 仕事で立ち寄った先で美味しいアイスを食べた。低温殺菌製法の牛乳など、

          2024年8月22日の日記

          ユビキタスの響きに見た未来

           小学生くらいのとき、社会の授業でぼんやり眺めていた資料集(便覧だったかな)に載っていた言葉で「ユビキタス」というのがあった。  ちょうどその頃、イーモバイルのCMで松下奈緒がユビキタスというワードを言っていて、なんのことかわからないなりにも、「あぁ、なんか近未来的な響きだな」と思っていた記憶がある。ちなみにこのCMが放送されたのは2007年冬のことらしい。今から17年前だ。  ユビキタスとはなんだろう。何もわからないけれど、幼かった私は「近い未来、このユビキタスとやらが日

          ユビキタスの響きに見た未来

          2024年8月17日の日記

           大人になると、常にうっすら体調が悪い。晴れの日も雨の日も、平日も休みの日も、いつも身体のどこかしらがかなりの確率で調子が悪い。  たとえば、朝起きると背中が痛い。背中が痛いなんて子どもの時には感じたことがなかったと思う。また別の日には、朝起きると手首が痛い。子どものときには一日中ラケットやバットを振り回しても、手首や腕が痛むことなどなかったのに。  コンタクトを着けても眼鏡をかけても、常にうっすら目が悪い。裸眼の時より視力はもちろんいいのだが、心なしか視界がボンヤリしてい

          2024年8月17日の日記

          2024年8月15日の日記

           人には人の乳酸菌があり、人には人の歴史がある。チチヤスのヨーグルトのパッケージに、乳酸菌は約1億種もあると書いてあった。その1億の乳酸菌の中でどれが個々人に合うかなんて、蒼井優でもわかりゃしねえ。   そう考えると、1億人から吹き出る1億通りの文句に適切に対処せねばならない日本の政治家も大変だなと思う。全員が全員、己の基準で満足できる世界なんてどこにもない。 -  8月の12日〜14日の3日間で、祖母の故郷帰りに同行してきた。車で片道5時間、行き帰りでいろいろ途中下車を

          2024年8月15日の日記

          ナンバリングディストピア

           音楽や映画、お笑い芸人のコンビ名や店名、ありとあらゆる「名前」がつくもの。名前がつくことでその存在に個性を付与し、他者との差別化を図り、マーケティング戦略の上でも有利に働く。  名前から入ることって結構多い。書籍「君は永遠にそいつらより若い」やロックバンド「Two Door Cinema Club」やお笑いコンビ「9番街レトロ」などは、まさに私が名前から入った好例である。    ではこの名前というものが存在しなかったらどうだろう。名前が存在せずに、すべて通しの管理番号で管理

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