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本の棚 #ビジネスコーナー

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ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
運営しているクリエイター

#店長

店長あるあるなあなあ日記〜師匠を見つけろ〜

店長あるあるなあなあ日記〜師匠を見つけろ〜

店長の孤独。

経営者の孤独があるように

店長には店長なりの孤独がある。

それに耐えきれずに部下の位置まで降りて

仲良しこよしのチームをつくってしまう。

悪気はないのだ。

孤独からの回避としての行動だ。

けれどもその行く先に

目指すゴールがあるだろうか?

到達したいゴールがあるならば

部下と横並びになっている場合ではない。

ではどうすればよいか?

それは…

師匠をみつけるこ

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店長あるあるなあなあ日記〜ないない君になってない?〜

店長あるあるなあなあ日記〜ないない君になってない?〜

あるある、なあなあ、の流れから…

ないない君
店長をしているとプレイヤーのときよりも

いろいろなことに気づくだろう。

お店のできていないこと

スタッフのできていないこと

自分にとって足りないこと

もうこれだけしか時間がないこと

「あれっ…ないないばっかり」

そうだ。

なぜか、ないことばかりに目がいって

指摘ばかりの毎日を繰り返してしまう。

指摘されるほうはつらい。

でも指摘

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店長あるあるなあなあ日記〜拝啓:目の上のたんこぶ様〜

店長あるあるなあなあ日記〜拝啓:目の上のたんこぶ様〜

年上部下

年功序列の時代が終焉を迎えようとしている

そんな世の中においてその存在は

増加していくことは間違いない。

というか、自分もそうなっていくだろう。

年下上司のもとで働くことも想定したい。

誰もが組織のピラミッドにおいて

順調に上にのぼっていけるわけではない。

出世を目指すことは否定しないし

成長速度を加速させてくれる、

良き目標設定となることもある。

ただし、過度な出

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店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜

店長あるあるなあなあ日記〜苦しいときにどんな顔をするか〜

リーマンショック、自然災害、新型コロナ…

様々な難局が立ちはだかる昨今。

世の中の店長さんたちは幾度となく

苦しさを感じていることだろう。

どうしようもない外的要因だけでなく

自分の力不足によってなかなか目標を

達成できないときもある…

ぼくも新店舗の立ち上げで6ヶ月未達が続き

文字通り「目の前が真っ暗になる」経験をしたことがある。

そのときの帰り道に聞いていた歌を聞くと

あの

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店長あるあるなあなあ日記〜自分で考えるチームになるには、「!」より「?」なのか〜

店長あるあるなあなあ日記〜自分で考えるチームになるには、「!」より「?」なのか〜

「!」びっくりマーク

「?」はてなマーク

自分の日々のコミュニケーションを

漫画にするとしたら

どちらのマークが多いだろうか?

「!」は指示、命令、怒鳴り声だ。

「?」は疑問、質問、問いかけだ。

どちらが多いから良い悪いというわけではない。

それは状況にもよるからだ。

しかし、基本的なスタンスとして

どちらを選択しているか、ということには

気を配ったほうがいい。

【!族の文

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店長あるあるなあなあ日記〜変えられる前提とは〜

店長あるあるなあなあ日記〜変えられる前提とは〜

noteを始めてから1年が経過した。

と、いうことをnoteからの通知で知った。

きのう6歳になった娘から

「パパは社長?」という謎の質問をされ

「いえ、サラリーマンです」と答えると

「ふーん、毎日仕事場で何してるの?」

「…」

シンプルな質問をされることで

自分のやっていることの本質を考えさせられる。

そういう意味では

子どもとのコミュニケーションは頭を使う。

普段横文字だ

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店長あるあるなあなあ日記〜きれいの循環をつくる〜

店長あるあるなあなあ日記〜きれいの循環をつくる〜

「Retail is Detail」

「神は細部に宿る」

長い間言い伝えられるフレーズには

その道の原理原則が感じられる。

小売店や飲食店におけるdetail、細部の一つとして

「清掃」いわゆる「お掃除」があげられる。

どんなに素敵な商品があっても

どんなに素敵な人が働いていても

不快を感じるような汚れ、埃があると

「もったいない」と思う。

しかも、お客様はその点について

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店長あるあるなあなあ日記〜わからないことがわからない、をわかる〜

店長あるあるなあなあ日記〜わからないことがわからない、をわかる〜

毎年毎年、新人が入社してくる。

ピッカピカの新社会人だ。

さぁ、どうやって育てていこうか。

もちろん社内の研修はある。

そこからの現場での指導によって

成長の速度、質、継続性は変わってくる。

「はやく成果を出してほしい」

その気持ちは、わからんでもない。

しかし焦ってはいけない。

時として「待つ」ことも重要だ。

偏見かもしれないが、

職人の世界では「背中を見て学べ、盗め」

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店長あるあるなあなあ日記〜正しさは、振りかざさずに、そっと置け〜

店長あるあるなあなあ日記〜正しさは、振りかざさずに、そっと置け〜

「誰が正しいか、ではなく何が正しいか」

これを基準にすることは間違っていない、

ぼくはそう思うし、そうありたい。

ただし、正しさ、正義は

立場や状況によって、受けとる人によって

異なることもある。

ある人にとっての正義が

またある人にとっては悪である場合も

人の生きる世の中には、ままある。

ここでいく正しさというのは

組織がある共通のゴールに向かっていくとき

方向性と軸が決ま

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店長あるあるなあなあ日記〜詰めれば詰めるほど、つまらないという話〜

店長あるあるなあなあ日記〜詰めれば詰めるほど、つまらないという話〜

野菜の詰め放題、クッキーの詰め放題など

やったことはあるだろうか。

ぼくはつい最近ステラおばさんのお店で

詰め放題に挑戦した。

伸縮性のないビニールの袋に

クッキーを入れていって、崩れたらアウト。

という、一般的な詰め放題だが

ある法則、いや、コツみたいなものがある。

それは…

「最初はあえて隙間をつくる」

というものだ。

最初からきれいに隙間なく並べていくと

あとから積み

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店長あるあるなあなあ日記〜どっちでもいい、がチームを困らせる〜

店長あるあるなあなあ日記〜どっちでもいい、がチームを困らせる〜

部下「〇〇店長、この件どちらがいいでしょうか?」

店長「うーん、どっちでもいいですよ」

店長は日々判断することがある。

判断に迫られると書くと大袈裟かもしれない。

一つのお店の経営者、店主であるから

判断することは、責任でもある。

そんな中で冒頭の会話のように

「どっちでもいい」という表現を

つい使ってしまうことはないだろうか?

店長としては

□どちらを選択しても成果や効果に大

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店長あるあるなあなあ日記〜押さえどころと抜きどころ〜

店長あるあるなあなあ日記〜押さえどころと抜きどころ〜

ある資格試験を受けたときのこと

そのペーパー試験には点数のウェイトが

5点の問題と2点の問題が存在する。

うる覚えだが、たしか200点満点のうち

5点問題が占める割合は6割ほど、つまり

24問120点分あって、残り40問80点。

全体の7割以上正解が合格ライン。
(回によって合格ラインは微妙に異なる)

試験までの残り時間は約2ヶ月だった。

真面目に、まっすぐに、熱心にいくなら

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店長あるあるなあなあ日記〜コツコツ貯金はできないのにコツコツ在庫は貯められる〜

店長あるあるなあなあ日記〜コツコツ貯金はできないのにコツコツ在庫は貯められる〜

「棚卸」

店長になると売上だけでなく、

お店の利益に対して考えなければならない。

100万円売れても

150万円分在庫が増えたら、

実際は手もとにお金は残らない。

毎日売上だけを追いかけると

棚卸のときに痛い目にあう。

「塵も積もれば山となる」

という言葉があるとおり(商品のことを塵に例えるのはよくないけど)

少しの売れ残りが何ヵ月分も積み重なると、

とんでもない金額になる。

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店長あるあるなあなあ日記〜「いい質問」が人を育てる〜

店長あるあるなあなあ日記〜「いい質問」が人を育てる〜

「人を育てる」というと

ちょっと言い過ぎかもしれない。

「人が成長するように働きかける」

のほうがしっくりくる。

育つか育たないかは…正直わからない。

いろんな会社で人材育成のための

プログラムがあって、研修があって、

現場でのOJTがあって…

そうして教えてもらったことを

アウトプットしていくわけだが

なかなかうまくできないこともある。

店長や先輩に確認してにいくと

「あ

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