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店長あるあるなあなあ日記〜わからないことがわからない、をわかる〜

毎年毎年、新人が入社してくる。

ピッカピカの新社会人だ。

さぁ、どうやって育てていこうか。

もちろん社内の研修はある。

そこからの現場での指導によって

成長の速度、質、継続性は変わってくる。

「はやく成果を出してほしい」

その気持ちは、わからんでもない。

しかし焦ってはいけない。

時として「待つ」ことも重要だ。

偏見かもしれないが、

職人の世界では「背中を見て学べ、盗め」

みたいな風習があるように思う。

一昔前はそれでよかったのかもしれない。

ある程度の組織になるとそれは難しい。

見る背中がたくさんあるし

それぞれやり方も異なるとなってくると

「背中に説明書を貼っている」ことを

前提条件にしてくれないと

背中を見て学ぶ、は成立しない。

だからこそ、まずやってみせて教えること。

教えたら、次は経験させること。

この「知識」と「経験」がセットになることで

はじめて「なるほど!」となる。

またぼくはこんなことをよく口にしていた。

「わからないことがあったら何でも聞いてね」

これだけ聞くと、いい店長風なんだけど

新人としては

わからないことがわからない

何がわからないのかがわからない

という状態であることが多かったりする。

わからないことがわからないのに

さらに、なんでもきいて。と言われると

もはや思考停止。

何がわからないか、それをわかるためには

あるべき姿を明確にしてあげて

それと現状とのGAPを示してあげることだ。

「それは過保護すぎるのでは?」

そんなことはない、と言える。

その段階はどんどん身につけて

次の「自分で考える」という段階に

いちはやく連れていってあげる。

そっちのほうがいい。

わからないことがわからないゾーンは

早く抜ける仕組みが要る。

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#教育 #育成 #指導 #マネジメント

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