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2019年6月の記事一覧
一人でいられない人は、誰と一緒にいても寂しい
ベストセラーにもなった下重暁子さんの「極上の孤独」や五木寛之さんの「孤独のすすめ - 人生後半の生き方」などを、不用意な孤独礼賛本だとして否定する人がいます。本当に大きなお世話だと思うんですが、「孤独」や「一人でいること」を、ことさら悪の権化みたいに扱う人がいるものです。
「孤独っていうのはね、怖いんだよ~」
とか目ん玉ひん剥いて迫ってくるんですが、「怖いのはあんたの顔だよ」っておばちゃんもい
孤独リスクを回避する、身近にある「接続するコミュニティ」
誰がなんと言おうと、今後少子高齢化は進むし、日本の人口は今の半分以下の6000万人まで減少します。これから何か始めたとしても、人口推移というのは10年や20年で変わるものではありません。確実にそうなるのです。
人口減少をヒステリックに悲観的に叫びたいという気持ちはわかりますが、どうしようもないことを騒ぎ立てたところでそれこそどうしようもありません。
大事なことは、そうなる未来に備えて、個々人が
中野信子さんとのトークショー、誰より楽しんだのは僕かもしれない!
6月17日月曜日、拙著「ソロエコノミーの襲来」刊行記念として、脳科学者中野信子さんをお招きして、「ソロ社会、どう生きる?」をテーマに、トークショーを実施しました!
満席、大盛況でした。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!
中野さんと対談するのは、これで二度目ですが、自分で言うのもなんですが、なんか息が合います。多分それはほぼ中野さんの受けの能力が凄まじく、どんな話題を振っても
300万人男余り現象という事実から何を学ぶべきなのか?
東洋経済オンライン連載「ソロモンの時代」更新しました(昨日ですが…)。
テーマは「男余り現象」です。
未婚男女の人口差、15歳以上総数では340万人の男余りですが、20-50代に限っても300万人の男余りです。要するに、300万人もの男は結婚したくても相手がいません(相手が再婚の場合は別)。
かつては20-30代の若い未婚の男余りだったものが、最近は40-50代未婚の男余り現象が激化していま
正しいとか正しくないとか…。感情と勘定のいい塩梅を目指そう
正義の名の下の暴力が蔓延しています。
「正しいか、正しくないか」
この二項対立は不毛です。にもかかわらず、毎日のようにネット上で「これ正しくないと思います! 」と糾弾する人が後を絶たず、それに追随する人が増えて集団化すると、「正しくないものは排除すべし」という同調圧力が生まれてきます。
何か問題を起こした人がいれば、その問題とは無関係で、当事者でもなく、何ら迷惑も被害を受けていない人間が「正
「出生数過去最少」のニュースに、いちいちうろたえている場合ではない
本日話題になっていたニュース。2018年の出生数が厚労省から発表されていました。
出生数は91万8397人で3年連続で過去最少を更新し、1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す「合計特殊出生率」は1.42で、3年連続で低下した。死亡数は戦後最多の136万2482人だった。死亡数から出生数を差し引いた自然減は44万4085人と初めて40万人を上回り、人口減少はさらに加速している。
とのこと。
男脳・女脳なんてものは根拠のない迷信
「話を聞かない男、地図が読めない女」というアラン・ピーズのベストセラー本があります。お読みになった方も多いと思います。
また、米国の心理学者アラン・グレイが25年前に発刊し、ベストセラーとなった『ベスト・パートナーになるために 男は火星から、女は金星からやってきた』も、最近『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』というタイトルに改変して発売されました。
古今東西、こうした男と女の考え方や行動の