マガジンのカバー画像

たいせつなことはお店から学んだ

36
古着屋を経営しながら学んだいろんなこと。たいせつなマインド。その他いろいろ、時系列に沿わないで書いたノートのまとめです。
運営しているクリエイター

#独立開業

人の店の壁にお寿司を描く女

人の店の壁にお寿司を描く女



わたしの店の壁は

あさぬー🐟ちゃんに描いてもらいました

「ここにこんなかんじで、おまかせでー!」

と依頼したら、お寿司とか描いてくれました。

服屋の壁にお寿司とか、天才。

わたしはお願いしただけなのですが、

この経験は自分にとって貴重な出来事となり、

次のお店の構想へとつながりました。

わたしは他人と行動することがあまり得意ではなく

ひとりでできるもん!の精神でこれまでやっ

もっとみる
クラウドファンディングでパトロンになってみた

クラウドファンディングでパトロンになってみた

クラウドファンディングってどんな人がどんな募集をしているのかなーって見てみると

素晴らしい理念をもって地域や社会に貢献するプロジェクトを、素敵な写真を添えて魅力的な文章でアピールしている方もいれば、
老朽化したお店をリフォームするお金がないからお金ください、みたいな雑な方、明らかに欲が全面に出すぎの方もいる。

わたしがもし募集する側になるとしたら、主にリアルなお客様に支援を募る形になりますので

もっとみる
お店はまだ終わってない

お店はまだ終わってない

先日、実店舗のヴィンテージショップをはじめてもうすぐ一年になるという素敵な女性ショップオーナーさんとお話しする機会があった。

ネットショップからスタートして、谷中にちいさな実店舗をオープンした彼女からはヴィンテージショップの仕事を楽しみながら真剣に取り組んでる様子が伝わってきた。

谷中銀座商店街の古い空き店舗をリノベーションして、小分けにしてシェアするテナント施設の一角に出店されているそう。

もっとみる
安定という古い時代のファンタジー

安定という古い時代のファンタジー

先日、トヨタの社長さんがとうとう
これからは終身雇用ムヅイっす(泣)

みたいにおっしゃって話題になってますね。

わたし的には、は?いまさら??
といった感じなんですけど、古くからの慣習は簡単には反故にできませんよね。
慣習はとても大切なことのひとつだとは思います。

わたしみたいな者にはよくわかんない問題ですが

noteをはじめてからいろんな人と仕事や生き方の話しをする機会が増えて、ちょ

もっとみる
ちいさな一歩が未来をほんの少しだけど具体的に動かす

ちいさな一歩が未来をほんの少しだけど具体的に動かす

2019年4月8日にnoteをはじめて1か月が過ぎました

徐々にアクセス数も伸びてきて

500以上もの♡スキをいただけて嬉しいです

ありがとうございます!

1週間に7,000ビューは超えるようになってきたので
1日に1,000以上ということになりますね

ほんとうにありがとうございます!

わたしがnoteをはじめた理由


独立開業を目指す方の中には、大きな会社の社長になりたいとか世の

もっとみる
あそびはんぶんで生きていく 【マインドセット】

あそびはんぶんで生きていく 【マインドセット】

昨日はゴールデンウイーク10連休の最終日ということで、みんなため息ついてましたね。

そうですか。おしごと行きたくないんですか。

かわいそうに。

わたしはちいさな古着屋をひとりで運営して生きているので
世間が10連休なら、自分は10連勤

かわいそうですか?

わたしは↑この時にお店屋さんごっこにハマって

その時からずっとお店屋さんごっこをやり続けて
今でも続けてます。

ゴールデンウイーク

もっとみる
【朗報】経営を続けるのに努力は不要?【マインドセット】

【朗報】経営を続けるのに努力は不要?【マインドセット】

経営者・フリーランスとして長く続けるには人一倍…いや人の10倍、100倍の努力が必要で、そんなの無理と思っている方に朗報です。
わたしは26年古着屋を経営していますが、努力をして壁を乗り越えた、みたいな記憶が一切ございません。

えらい人の武勇伝みたいなのにありがちな高い壁にぶち当たったはなし。

あれって本当なのでしょうか?

高い壁ってけっこう遠くから見えると思うんです。

もしそれが遠く

もっとみる
フクとニクの共通点 〜あるいは鉛筆を知らない人に消しゴムの説明をする方法〜

フクとニクの共通点 〜あるいは鉛筆を知らない人に消しゴムの説明をする方法〜

東京で古着屋をやっていると、基本おしゃれなお客さんしか来ません。

東京と言っても渋谷・代官山でしか店頭に立ったことはないのですが、いらっしゃるお客様は皆それなりにファッションやブランドの知識があり、
ほかの古着屋さん・ヴィンテージショップにも行きなれていて、一般的にどういったものがどのくらいの価格で販売されているか知っている方がほとんど。

お店側としては非常にやりやすい環境なのですが、
東京を

もっとみる
「変化する怖さ」「変化しない怖さ」

「変化する怖さ」「変化しない怖さ」

16歳で古着屋を開業したときはアメリカ古着一択の商品構成だったのが、紆余曲折というか、気の向くままに商品を変えていったらブランド古着に行き着き、買取/販売をするブランド古着の専門店を18年運営しました。

ブランド古着は、幅広いブランドに関する知識、発売年の判別、真贋鑑定力、さらにトレンドや人気の考慮…
インターネット普及以前はこれら全てをバイヤーの「知識・目利き」で判断していました。

新しくで

もっとみる
22歳で激戦区・渋谷に古着屋をオープンした理由

22歳で激戦区・渋谷に古着屋をオープンした理由

どこか別の場所でお店はじめよう。
1998年に文化服装学院を卒業したわたしは、開業したエリア以外の場所でもお店をはじめてみたくなり、場所をさがしはじめます。

ここじゃないところだったらどこでもよかったので、
関東一円なんとなく名前くらいは聞いたことのある街にてきとうに訪れ、その街の洋服屋さん、古着屋さんなどをリサーチしながらウロウロ歩きまわり、
【テナント募集】の張り紙を見つければ問い合わせたり

もっとみる
挑戦するのに早すぎることはない

挑戦するのに早すぎることはない

はじめて古着を売って秒速で700円稼いだところから学生兼古着屋オーナーの時代を初めて文章で振り返ってみましたが、ビジネス的にはずっと順調で盛り上がりにかけるつまらない話でしたね。もっとカラフルな話になるかとおもっていました。お恥ずかしい。

この話を書くにあたってわたしが伝えたかったのは
「挑戦するのに早すぎることはない」
ということ

巷にあふれる
人生何度でもやりなおせる
とか

何歳になって

もっとみる
心をあたためてくれる消費

心をあたためてくれる消費

1993年にお店を始めて以来、同業他社をライバルとおもったことは一度もありません。
自信があるとかそういうことじゃなくて、
「同じシーンを盛り上げてくれる同志」とおもっていて、「戦って、勝つ」必要性を感じないのです。

しかし2010年代になると戦って勝たなければならない敵があらわれました。

それは
物を持たない・消費をしないことを美徳とする価値観「ミニマリスト」「断捨離」「持たない暮らし」など

もっとみる
【古着屋】仕事遍歴年表【引越貧乏】

【古着屋】仕事遍歴年表【引越貧乏】

“uguisu boutique”に至るまでの
バイトも就職もしたことない私の仕事遍歴を全てまとめてみました。まとまってないかな。

1992-15歳で古着の買い付け・イベント出店開始
1993-父の職場の一部を借りて古着屋開業
1995-商業地域に2店舗目オープン
1996-ボディピアシングスタジオ併設古着店オープン
1998-ブランド古着専門店オープン
1998-メンズブランド古着専門店オープ

もっとみる