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お店はまだ終わってない

先日、実店舗のヴィンテージショップをはじめてもうすぐ一年になるという素敵な女性ショップオーナーさんとお話しする機会があった。

ネットショップからスタートして、谷中にちいさな実店舗をオープンした彼女からはヴィンテージショップの仕事を楽しみながら真剣に取り組んでる様子が伝わってきた。

谷中銀座商店街の古い空き店舗をリノベーションして、小分けにしてシェアするテナント施設の一角に出店されているそう。

お店もその建物も気になるのでいつか行ってみたいな。


実店舗は客が減ったとか、終わってるとか、今後生き残るにはどうするべきかとかいろいろ言われはじめてもう10年くらいになる。

今の日本では「従来型のお店をやっても儲からなさそう」という風にだれでも思うはず。

それでも若手が新しく古着屋をはじめる。

それはヴィンテージ/古着を扱うのに「お店」というツールが最適で、もっとも魅力的であると若い世代も考えているからこそだと思う。
時代遅れのツールを若手は選ばないはず。

ヴィンテージショップ/古着屋の仕事は大筋では昔も今もそれほど変わらない。

その仕事に魅力を感じ、小売のありかたとして難しいといわれる実店舗を、少なくない資金を使ってリスクを背負ってまでオープンする若手が多くいるという業界の状況はたいへん好ましい。 

お店はまだまだ終わってない。  

お店は今もやはり魅力的で楽しい場所なんだと、
新しくチャレンジする方たちが再確認させてくれた。

わたしも小さなお店を楽しんで、やれるだけやってみよう。






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