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水切り豆腐で食卓革命

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トケイヤKitchenの定番素材、水切り豆腐はとっても便利。キッチンペーパーで包んで冷蔵庫でひと晩水切りすると旨味が詰まって型崩れしにくく料理の幅が広がります。そんな水切り豆腐レ…
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#豆腐

パーティがはじまる。

パーティがはじまる。

その日は土曜日。友人との約束の日。

🛫旅立つ友人に以前の職場でおなじチームで仕事をして以来、思い出した頃に連絡を取って、互いの近況を肴に飲みにいったりする仲の友人から、報告を受けたのは半年ほど前。

年内に拠点を海外に移すという話には、驚きと同時に、いよいよ動き出すんだなという思いもありました。そもそも子どもの頃に海外の生活を長く経験していて、もともと海外嗜好が強いのを知っていたからです。

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水切り豆腐で冷やしクリームうどん

水切り豆腐で冷やしクリームうどん

梅雨も明けて、さあ夏本番。冷たいメニューも活躍する季節です。

■冷やしうどんをクリーム的に今回つくってみるのは、以前に紹介したメニューのアレンジ。

こちらをベースに、こんな感じにしてみます。

ぱっと見、白くてなんだかよくわからないかもしれませんが、うどんです。もちろん冷製。上からかかっているスープがちょっと泡立ってるような感じ伝わるでしょうか。

味は和風。このメニュー、冷やしクリームうどん

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ほっとしたい夜もある。

ほっとしたい夜もある。

週の真ん中、水曜日。土日の楽しかった記憶から、現実の世界に引き戻され、週末の尻尾はまだ遠く、捕まえられないそんな1日。

夕飯の準備も億劫です。でも、お腹は空く。だけど、がっつり食べたいわけじゃない。

🥩ほっとする味そんなとき、こういうメニューがほしくなります。

ほっとする煮物系。そう、たとえば肉豆腐。

トケイヤkitchenの定番素材、水切り豆腐の活躍するメニューです。

使い方はいろい

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ユッケジャン風の癒やしプラスα

ユッケジャン風の癒やしプラスα

先週は季節外れの暖かさと、そのあとにやってきた真冬の空気に体調維持も大変な1週間でした。

そもそも日本には春夏秋冬、四季があって、春は暖か夏は暑く、秋は涼しい。そして冬は寒い。そんな気候の国だと思っていたのですが、去年は冬の入口のはずの時期に夏日になったし、何年か前には桜の季節に雪が積もったこともありました。

すこしずつ、そんな変化も頭の中では受け入れつつはありますが、先週の気温のアップダウン

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次の日、おでんはとうめしになる。

次の日、おでんはとうめしになる。

寒いと恋しくなるおでん。

おでんにいれる定番の具って、基本線は全国共通でも、その周辺に家庭ごとの好みや地方ごとの特色が出るように思います。

🍢定番の具は我が家では、おでんのエース大根に、ちくわ、ゆで卵、さつま揚げ系の練り物が外せないベース。そこにごぼ天とか玉ねぎ天とか練り物のバリエーションが増えたり、はんぺん、こんにゃくあたりが加わるとにぎやかになります。

ちょっと目先を変えたいときは、シ

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豆腐が生姜焼きになった日。

豆腐が生姜焼きになった日。

トケイヤkitchenの定番のなかで、たくさんの読者のみなさんから反応をいただいた、素材があります。

⬜定番の人気素材それがこちら。

絹ごし豆腐をキッチンペーパーに包んで冷蔵庫でひと晩。しっかり水気を切ったものです。

そのまま冷奴にすると、味がきゅっと詰まって、旨味がしっかり。それでいて、絹ごしならではのなめらかさがあって、みずみずしい状態のお豆腐とはまたひと味違うおいしさがあります。

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夏の日のゴーヤチャンプルー

夏の日のゴーヤチャンプルー

沖縄料理の中でも、おつまみに定食のおかずにと人気のゴーヤチャンプルー。苦みの強いゴーヤですが、炒めて卵を絡めることで、逆にその苦みがアクセントになって、お箸が止まらなくなるひと品です。

チャンプルーは沖縄で混ぜるを意味する言葉。いろんな素材を混ぜ合わせて炒めるので、品目豊富で栄養のバランスもよさそうですね。

食欲の落ちがちな暑い夏に、ひと皿でいろんな素材が食べられるのは間違いなく魅力。そしてビ

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冷やしカレーが生まれた日

冷やしカレーが生まれた日

暑い日が続くと食べたくなるメニューってなんですか。

冷やし中華に冷やしうどん、そうめんに冷やしたなすの揚げびたし。どれも冷たくて美味しいですよね。暑さに疲れた体に、するする入る冷たいメニューは、夏ならではの美味しさです。

🐧冷たいカレーを食べてみたいそんな中、暑い日に食べたくなるのに、冷たくない人気メニューもあります。そう、カレーです。

カレーは暑い国生まれの料理で、そして食べながら汗をか

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15分カレーをねぎだくで。

15分カレーをねぎだくで。

新しいメニューのヒントっていろんなところに転がっています。子どもの頃食べていた家庭の味の再現、メディアで見た美味しそうな料理、街角のお店の前に貼られたポスターで見た料理。

我が家の定番になっている、いつものメニューは味を覚えているので、ふと食べたくなれば、ごく自然にその日の食卓に登場しますが、初めて作るメニューは作ってみたいという気持ちが原動力。

今回はそんなメニューのお話です。

🌿東のね

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天津イースト&ウエスト

天津イースト&ウエスト

夕飯はおつまみいろいろとビールというスタイルが好きなので、あまりごはんものを食べることはないのですが、この間ふと入った街中華でメニューを見ていたら、天津飯が目に入りました。

といっても注文したわけではなく…いや、できなかったんです。

というのも、ここ数カ月の卵の値上がりが原因で、その中華屋さんのメニューの天津飯の文字の上には、販売休止の貼り紙がされていました。よく見ると、味付け玉子もおなじです

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水切豆腐で湯豆腐しよう。

水切豆腐で湯豆腐しよう。

ようやく春らしくなりつつありますが、暖かい日があると思えば、またひんやりした夜が来たり、三寒四温という言葉が頭に浮かびます。この日の夜は“寒”のほう。ふと思い立って、久しぶりに湯豆腐を作ってみることにしました。

🍲湯豆腐の発祥は今や全国どこでも冬の定番鍋のひとつになっている湯豆腐ですが、京都の南禅寺周辺が発祥とのこと。もともとはご当地グルメなんですね。

たしかに、今でも付近には湯豆腐で有名な

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豆腐の水を切ると世界が変わる

豆腐の水を切ると世界が変わる

冷奴に揚げ出し豆腐、味噌汁の具に白和え。豆腐は和の食卓には欠かせない定番です。そればかりか今や世界中で愛されるヘルシーフード。

そんな豆腐にちょっとひと手間を加えると、料理の幅が大きく広がったというお話です。

▢豆腐の表情が変化するではどんなひと手間を加えるのか。

それは水気を切ることです。

お豆腐のなめらかな口当たり、爽やかな食べ心地って、その水分によるものだと思うのですが、それをあえて

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