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建物探訪

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建物探訪記  ヘッダー:「Venice」2018年撮影
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映画『コロンバス』

映画『コロンバス』

数多くのモダニズム建築を見ることができる、アメリカの地方都市コロンバスを舞台にした映画『コロンバス』。

ざっくりと内容を述べると、

ということで、あえて細かく内容を紹介しないのには、今回の記事の内容にも関係しています。(映画の内容をストーリーに沿って、細かく伝えるのが苦手というのも実際ありますが。)なので、内容は下記のページが分かりやすいかと思います。

心に残ったシーンを一つ紹介したいと思い

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三門ばかり眺めていました「曹源寺」

三門ばかり眺めていました「曹源寺」

今回訪れたのは、岡山の臨済宗妙心寺派の禅寺「曹源寺」。岡山藩主池田家の菩提寺である。

境内は綺麗に保たれていて、植木の手入れも行き届いていました。建物もかなり短い頻度で手入れをしているのではないかと推測されるくらい綺麗に保っています。

境内を歩いていると、木々の向こうに人影があり、よく見ると僧侶がお二方、庭の手入れをしているようでした。開山堂を眺めながら、先ほど見えた僧侶の近くを通ってみると、

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有田焼と佐賀県立九州陶磁文化館

有田焼と佐賀県立九州陶磁文化館

先日、佐賀県有田町にある「佐賀県立九州陶磁文化館」に行ってまいりました。こちらでは、有田焼はもちろんのこと、九州各地の焼き物の展示や歴史資料、現代の作家の展示まで観ることができます。

「佐賀県立九州陶磁文化館」は1980年に設立されたのですが、設計した建築家は内田祥哉先生。東京大学の元総長でキャンパスを設計した内田祥三の息子であり、建築構法学の父とも言われている。内田祥哉先生は5年前にお会いした

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日本一危険な国宝?「三佛寺投入堂」

日本一危険な国宝?「三佛寺投入堂」

鳥取県の三徳山にある国宝「投入堂」に参拝登山しました。
山中はうわさ通りの険しい道でした。今となっては、靴もしっかりしているし、道は人が何度も行き来しているので、なんとなく足の踏み場や手をかける場所が分かるので登りやすいですが、昔の修験者たちはどのように登ったのだろうかと、また、投入堂がある崖を発見した時は何を感じたのだろうかと、思いを馳せながら登りました。

後から知ったのですが、投入堂が建って

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福岡市美術館 ミナペルホネン

福岡市美術館 ミナペルホネン

建築家、前川國男設計の「福岡市美術館」に行ってまいりました。

大濠公園にある美術館で、前川國男の建物は本当に公園にふさわしい建物だとつくづく思います。

大階段やプロムナード、庇も兼ねる大きく跳ね出したバルコニー、内部の吹抜けも死んだ空間にならずに人がよく行き交う。そこに大きな開口部と中庭を設けているから、人が溜まる場所が明るくなり、建物がまさに立体的な公園のように広がりをみせる。

福岡市美術

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CHINA ON THE PARK

CHINA ON THE PARK

以前、「柿沼守利」さんの記事を書きましたが、書いていると、どうしても実物を見たくなりました。

……早速行ってまいりました!

内部はとても濃密な空間で、一回外に出たのに、また見なくなり戻って入ってしまいました。撮影禁止だったので写真はありません。ディテールから全体の流れが調和していて、身体と心にその空気感が染み付いたので、今後の設計のインスピレーションに無意識的に影響を及ぼすと思います。

初め

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隠れた名建築「豊田市民文化会館」

隠れた名建築「豊田市民文化会館」

私の地元、愛知県豊田市。
豊田市、いや、日本の名建築といえば、谷口吉生設計の「豊田市美術館」を思い浮かべると思いますが、実は、豊田市美術館からすぐ近くにも素晴らしい建築があります。

それが「豊田市民文化会館」。

豊田市美術館のすぐ西にあり、徒歩5分ほどで行けるのですが、お互いの建物が緑道を挟んでおり、知らなければ存在に気づかないのではないだろうか。しかも、どちらも素晴らしい建築であるがために、

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建築家「ユハ・レイヴィスカ」

建築家「ユハ・レイヴィスカ」

フィンランドの建築家で教会などの設計で有名な建築家、ユハ・レイヴィスカ。彼の作品を本や写真で見た時は、そこまで感動はありませんでした。フォトジェニックでいわゆる映える建築なのだろうと思っていました。

ただ、その考えは、実際の建物に訪れてみたら変わりました。初めてミュールマキ教会を訪れた時、訪問者は私だけしかいませんでした。そして、礼拝堂に入ったらすぐにベンチに座らなければならない感覚になりました

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イオ・ミン・ペイ「路思義教堂」

イオ・ミン・ペイ「路思義教堂」

台湾の台中市にある「路思義教堂」
マガジン【設計の裏側】のヘッダー写真はこちらの教会の外壁に使われているタイルの写真です。

訪れた時は閉まっていたため、中に入れず。
↓こちらのサイトで写真を多く見れます。

今日はいろいろあり疲れて文章が思い浮かばないので、建物紹介のみで。私は今↓の銅像のような感じです。

冒険のような建物探訪「智頭町」周辺

冒険のような建物探訪「智頭町」周辺

山奥の谷間にぽつんとある集落を訪れました。
「板井原集落」といって鳥取県の宿場町である智頭町からさらに山奥に入ったところにあります。本当に何も無く観光的には見るものはありません。それがむしろ昔のままの集落にタイムスリップしたかのようで、良かったです。こちらの集落は「伝統的建造物群保存地区」であり、そのような場所も様々な箇所を訪れましたが、ある程度観光用に整備されていることも多いです。しかし、板井原

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David Chipperfield「猪名川霊園」

David Chipperfield「猪名川霊園」

光と音が織りなす静謐な時間
私の生まれた日に訪れた死者の居処
小雨の粒に生と死が渾然とあるのを垣間見て
流れる水の音に輪廻の世界を感じる

そんな時を過ごした場所でした。
建築家は「時」も創造しなければならない。
私が考える"建築士"と"建築家"の違いのひとつ。

「豊楽寺薬師堂」

「豊楽寺薬師堂」

私の中の四天王建築のひとつ。
 

豊楽寺薬師堂

訪れた時には、「美しい」とか「温かい」とかそういう感覚ではなく、「畏敬」や「この世のものでない」のような圧倒的なオーラに感嘆しました。

しとしと雨が降る中、ひとり立ちすくんでいた覚えがありますが、そのためか、写真もスケッチも残していませんでした。

何も言うことはありません。
ぜひ、訪れてみてください。