“なかちゃん” [ SINCE2020 ONLINE ]

元学習塾で進路アドバイザーをしていました。教育全般、特に大学選びについて私の思うことを…

“なかちゃん” [ SINCE2020 ONLINE ]

元学習塾で進路アドバイザーをしていました。教育全般、特に大学選びについて私の思うことを綴っていきます。

記事一覧

今から参加してみようかなと。
「家からオープンキャンパス」
https://www.unifes.jp/howto/ 7/20〜7/21
アプリ「ユニフェス」

ChatGPTで「自分用に」英会話テキストを作ってみた。

駅の自動券売機で困っている外国人に声をかける インバウンド需要で、外国の方が多くなりました。 たまに駅で困ってそうな方を見かける事もあります。 そんな時、声をか…

奈良県立医科大学を応援したい理由

始めに 短めのタイトルにしたため、え?っていうような感じですが、結論から言うと、今年の前期試験で画期的な入試方式を取り入れた結果、思ったほど志願者が集まらなかっ…

日本で「IB(国際バカロレア)教育」が注目されている理由

日本で「IB(国際バカロレア)」教育が注目されている理由について、 最近の教育事情から考えてみました。 1)「日本語」で取得できる「IB認定校」が国内に増えた(200…

"時代に合わせた教育:生成AIの学校指導者に求められる新しいアプローチ"

「生成AI時代における活用方法、宿題提出にAIを使ってはいけない?」 先日のテレビ番組で「生成AI時代におけるAIツールの学習への活用の是非」について議論されていました…

”データサイエンスは、現代の「読み・書き・そろばん」。文科省、2025年・全大学での数理・データサイエンス・AI教育プログラム…

最近よく目にする「データサイエンス学部」 日本の大学で最初に「データサイエンス学部」を設立したのは国立の「滋賀大学」だと言われています。その後、毎年新しい「デー…

「大学無償化シリーズ③」(関西の出願状況2/2・総括)

「大阪・兵庫の公立大無償化」は、成功したのか? 2024年に始まった「大阪公立大学、兵庫県立大学の無償化」が、周辺大学に与えた影響は?  果たして、この動きは全国…

「大学無償化シリーズ②」(関西の出願状況1/31:無償化の影響)

2024年2月1日の途中経過によると、関西の国公立大学の出願状況に変化が見られます。 (1)関西の国立教育大に異変。 兵庫教育大の出願低迷 兵庫教育大の出願率が下がっ…

「大学無償化シリーズ①」(関西の出願状況1/29:無償化の影響)

2024年度、大阪公立大、兵庫県立大の無償化は、国立大、とりわけ、双方に関与する神戸大学の出願に「影響を与えた?」のでしょうか? また、そのほか関西の国公立大の出願…

受験に強い味方:My入試カレンダー

志望校の選定は容易ではありません。オンラインでの進路相談を重ねても、最適な受験校を絞り込むのは一筋縄ではいかない作業です。このような状況で、特に受験校の選択肢が…

2024年=「大学無償化元年」!!

2024年=「大学無償化元年」いよいよ2024年度から、東京、大阪、兵庫の公立大で一斉に無償化が始まる事になりました。 国の2020年からの「高等教育修学支援新制度」に、202…

話を聞いてみたくなる大学とは?

とある合同大学進学説明会で、目にした光景と、「保護者の生の声」から得た学生集客のヒント。大学広報担当の方の参考になれば、というお話です。 会場で聞いた受験生・保…

今から参加してみようかなと。
「家からオープンキャンパス」
https://www.unifes.jp/howto/ 7/20〜7/21
アプリ「ユニフェス」

ChatGPTで「自分用に」英会話テキストを作ってみた。

ChatGPTで「自分用に」英会話テキストを作ってみた。

駅の自動券売機で困っている外国人に声をかける

インバウンド需要で、外国の方が多くなりました。
たまに駅で困ってそうな方を見かける事もあります。

そんな時、声をかければ喜んでくれるのかな?
「でも、何と言えばいいのか?」

市販のテキストでは、どうも現実味がないのと、やっぱり「日本語でならこう言う」って表現をそのまま英語にしたいのとで、ChatGPTの力を借りて、実際にありそうなリアルなシーンを

もっとみる
奈良県立医科大学を応援したい理由

奈良県立医科大学を応援したい理由

始めに

短めのタイトルにしたため、え?っていうような感じですが、結論から言うと、今年の前期試験で画期的な入試方式を取り入れた結果、思ったほど志願者が集まらなかったが、それでも応援していきたい、奈良県立医科大学のお話です。

ちなみに、少しブログ更新間隔が開いたことで、その間書き溜めていた内容盛りだくさんになったので、少し長文になっています。また、あくまで個人的見解ですので、そのあたりご容赦頂き、

もっとみる
日本で「IB(国際バカロレア)教育」が注目されている理由

日本で「IB(国際バカロレア)教育」が注目されている理由


日本で「IB(国際バカロレア)」教育が注目されている理由について、
最近の教育事情から考えてみました。

1)「日本語」で取得できる「IB認定校」が国内に増えた(200校超)
2)「海外の大学」進学者の増加でIBスコアが重視されるようになった
3)「探究学習」の「IB教育との親和性」
4)「帰国入試」の増加
5)「留学生」の増加

「IBスコア」は「国際的な大学入学選定」で参考にされる重要な指

もっとみる
"時代に合わせた教育:生成AIの学校指導者に求められる新しいアプローチ"

"時代に合わせた教育:生成AIの学校指導者に求められる新しいアプローチ"

「生成AI時代における活用方法、宿題提出にAIを使ってはいけない?」

先日のテレビ番組で「生成AI時代におけるAIツールの学習への活用の是非」について議論されていました。中でも、カズレーザーさんの意見が特に印象的でした。

「学校の宿題や感想文にAIを使うことに対して懐疑的」な意見があることに対して、カズレーザーさんは「むしろ、積極的にAIを活用すべきだ。問題があると思うなら、宿題やレポートの提

もっとみる
”データサイエンスは、現代の「読み・書き・そろばん」。文科省、2025年・全大学での数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定を目指す"

”データサイエンスは、現代の「読み・書き・そろばん」。文科省、2025年・全大学での数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定を目指す"

最近よく目にする「データサイエンス学部」

日本の大学で最初に「データサイエンス学部」を設立したのは国立の「滋賀大学」だと言われています。その後、毎年新しい「データサイエンス学部」が開設されるなど、この分野における教育機関の数は増加傾向にあります。現在、学部、学科、専攻コースを問わず、「データサイエンス」を冠する教育機関は全国にどの程度存在するのでしょうか?また、これらの教育機関では、具体的にどの

もっとみる
「大学無償化シリーズ②」(関西の出願状況1/31:無償化の影響)

「大学無償化シリーズ②」(関西の出願状況1/31:無償化の影響)

2024年2月1日の途中経過によると、関西の国公立大学の出願状況に変化が見られます。

(1)関西の国立教育大に異変。

兵庫教育大の出願低迷

兵庫教育大の出願率が下がっています。公立大無償化のため、志願者が兵庫県立大学の環境人間学部に移動している可能性があります。しかし、大阪や京都からの出願者にとっては、兵庫教育大が合格のチャンスかもしれません。

大阪と京都の同様の動き

大阪教育大と京都教

もっとみる
「大学無償化シリーズ①」(関西の出願状況1/29:無償化の影響)

「大学無償化シリーズ①」(関西の出願状況1/29:無償化の影響)

2024年度、大阪公立大、兵庫県立大の無償化は、国立大、とりわけ、双方に関与する神戸大学の出願に「影響を与えた?」のでしょうか?
また、そのほか関西の国公立大の出願にどのような影響があったでしょうか?

今回は、1月29日時点での出願の中間状況から、どこよりも早い分析をお届けします。

「大阪、兵庫の公立大無償化は神戸大出願に影響するか?」

実際の出願状況を見てみましょう。

【分析】(1)大学

もっとみる
受験に強い味方:My入試カレンダー

受験に強い味方:My入試カレンダー

志望校の選定は容易ではありません。オンラインでの進路相談を重ねても、最適な受験校を絞り込むのは一筋縄ではいかない作業です。このような状況で、特に受験校の選択肢が5校以上ある場合に役立つのが、「My入試カレンダー」の作成です。このカレンダーは、最終的な出願先の決定を容易にし、受験校の決定から学習スケジュールの計画、さらには複数校からの合格後の最終進学校の選択や入学金の納付決定など、多岐にわたるシーン

もっとみる
2024年=「大学無償化元年」!!

2024年=「大学無償化元年」!!

2024年=「大学無償化元年」いよいよ2024年度から、東京、大阪、兵庫の公立大で一斉に無償化が始まる事になりました。
国の2020年からの「高等教育修学支援新制度」に、2024年、多子世帯優遇措置が追加されます。

まだ条件付きの無償化が多い中、大学全体への適用ケースは、まだ東京、大阪、兵庫の公立大学のみではありますが、この流れは進むことを想定し、     
 2024年=「大学無償化元

もっとみる
話を聞いてみたくなる大学とは?

話を聞いてみたくなる大学とは?

とある合同大学進学説明会で、目にした光景と、「保護者の生の声」から得た学生集客のヒント。大学広報担当の方の参考になれば、というお話です。

会場で聞いた受験生・保護者からの生の声「志望校もまだ決まっていなくて…」
「まだ高2生ですが、今何をすればいいでしょう」
「なかなか勉強しないのですが、どうすればいいでしょう」
「高3。総合型選抜出願し、一次結果待ち。受かれば二次で小論文、ドキドキです。」

もっとみる